旧正月、万歳!

欧州を大寒波が襲っている。先々週、日中は10度近くまで気温が上がったものだから、「冬来たりなば、春遠からじ」などといい心持ちでいられたのに、先週に入ってからパリにもフランス全土にも寒波が襲来、最高気温は一度、最低気温は零下一度などという日々が続いている。まったく寒い日がつづくと心もさむくなる。心が寒くなると何もしたくなくなる。そして、執筆活動にも支障をきたす。春よ、さっさと来んかい、と叫びたくなる。
それはさておき、この日曜日は春節、つまり旧正月にあたった。パリ市内の中華街に三時頃行ったら、ところどころでかぶりもの(虎を模したものだろうか)をした人々が中国の伝統芸を繰り広げており、あちらこちらに爆竹のとびちったあとが残っている。ときどき爆竹の音が聞こえてくる。
そのあとで、パリ市長舎近くに行くと、旧正月を祝う中国系人々による大パレードが行われており、爆竹がドドドドドと鳴り響く。さまざまな衣装に身を包んだ人が歩き、踊る。三国志に出てくるような武将を模した男、宮廷で踊っているような艶やかな衣装に身を包み派手やかに化粧をした女性が行進していく。
昨年の秋は、ラマダンをムスリムの人々と過ごすことができたし、パリという都市は他民族で成り立っているのだなー、人種のルツボだとあらためて思った。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

旧正月、万歳!」への2件のフィードバック

  1. tn

    女子テニスのモレスモ選手、全豪オープンでシングルス優勝です。彼女自身、初の4大トーナメント制覇だそうです(意外)。おめでとうございますヽ(`○´)/

  2. tn

    ↑「制覇」って言ってもグランドスラムじゃないですよ(笑)4大大会初優勝ですので念のため。

コメントは停止中です。