酒・タバコ・カフェイン禁止のモルモン教徒でしめられる保守的なユタ州で上映禁止となったアン・リー監督『ブロークバック・マウンテン』をパリ市内の映画館で21日(土)に見た。2時間15分のやや長めの映画に多少の退屈を覚えながらも、しかし、最後まで静謐な気分で見ることができた。妻子を共に持つ60年代カウボーイの「禁じられた愛」の物語である。
アメリカの大自然のもとで繰り広げられる愛は美しく甘美だ。しかし、何故か年を経ても、ふたりの愛には成熟というものが見えなかったのは何故だろうか。男子高校生同士の恋愛がそのまま年をとっても続く、そういう淡さ・純粋さがあった。しかしながら、映画としての成熟度はきわめて深い、熟成されたワインのように。
最近見たフランソワ・オゾン監督のゲイ映画「残された時間」は映画としての成熟度という点では深さがなかったが、しかし、ストーリーの清新さがあった。ボジョレレーヌーボー的といえるかもしれない。
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