ノエル=マメール氏は来日していたのか


市長として同性婚を認めて世界的に話題を呼んだフランス共和国ベグル市のノエル=マメール市長(国民議会議員)が今年4月に来日していた事実を最近知り、驚いている。「行動する環境派」として京都・東京で講演をなさったようだ。「緑の党」所属のマメール氏は環境派であると同時に超ゲイフレンドリー(同性愛者に好意的)な人物としてフランスでは知られている。
環境問題だけでなく同性愛についてもどこかで講演してもらう、ということに、なぜ日本の環境アクティビストはしなかったのだろうか。レズビアンであることをカミング・アウトした尾辻かな子・大阪府議が日本のエコロジストのLGBT(レズビアン、ゲイ、バイ、トランス)に対する意識の低さを嘆いていたように記憶するが仰せの通りだ。
宮原純平氏率いる同性愛者による政治結社「アクエリアス」が奮闘しているとはいえ、日本のLGBT団体の政治的取り組みの弱さに起因しているともいえるし、環境派ばかりはせめられないが……。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

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