【Mouvement Pour le Japon】速報!国際エイズデー。すべての人にAIDESを!

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大寒波が襲う厳寒のパリで国際エイズデー・12月1日にデモ行進が行われた。2000人ぐらい参加者がいたかな。交通止めされた道路をゆっくりと叫びながらあるいていく。もっとも気に入ったシュプレヒコールは「サルコジは社会のクズだ、エイズとの闘い」(Sarkozy, La Racaille! Le SIDA, la Bataille)というもの。「Racaille」と「Bataille」で韻をふむ。わたしも絶叫した。急進活動家グループ『Act-Up』の「アクトアップは怒っている」(Act-Up, en Colere)ってのもなかなか迫力があってよかったけど。
顔見知りにもたくさん会えたし、とても楽しかった。
娼婦がふだんは立ち並ぶサンドニ通りを通ったのだが、ひとりとして姿が見られなかった。デモ隊に恐れをなしたのか、寒くていないのか、サルコジ内相の街娼規制に締め付けられ完全に排除されたのか。
ところで、フランスのHIV対策は若年層を対象にしたものにしても、人はセックスをするものである、という前提に立って行われる。日本の純潔主義的施策のように「セックスは危険。だから、やるな」ではなく、「人はセックスをする。では、どうするか」が問われる。だから、ゲイの感染率が上昇している理由をその生態に求める……のではなく、コンドーム使用率の低下に焦点を当てている。ゲイがノンケ(異性愛者)に比べてパートナーを代える周期が早かろうが、セックスの回数が多かろうが、そんなのは問題なのではない。ゴムの使用が問題だ、というのが、フランス流解決法だ。
国際エイズ週間に合わせて、予約投票プロジェクトにあげたわしの企画『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』の予約を募っています。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。