フランス動乱へとつながるのか。


日本のメディアでも、パリ郊外を中心とした動乱について報道が多くなされているようで、わたしのところに問い合わせのメールが幾つか来ています。どこか雑誌でレポートを書きたいところです。御存知のように動乱は各地に飛び火しております。
パリ市内の街娼を(氏の言葉を借りると)「社会のクズ」のように一掃したニコラ=サルコジ内相は警察力により移民の一掃もはかってきました。それをフランス国民の多数は支持してきたわけです。しかし、今回の動乱により、敵をつくりそれに対して決然たる姿勢を示すことで人気をあげたサルコジ劇場は終焉を迎えようとしています。
シャルルドゴール空港からパリに直結する電車・RER-B線では、動乱地域を通過するため、乗客や乗務員が襲われるケースもあります。パリを旅行される方は、空港からタクシーを使う方が賢明でしょう。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

フランス動乱へとつながるのか。」への2件のフィードバック

  1. tn

    映画のタイトルじゃないですけど、Paris brûle-t-il?って感じですね。及川さん、どうか身の安全には気をつけてください。

  2. らいおん

    今回のことでサルコジ内相が次期大統領というのは難しくなったようですね。サルコジ内相は以前から白人至上主義的な発言をしてきた方ですよね。そういう人をフランス人は大統領にしたいのね。と寂しく感じてました。フランスは事態の収拾にまだ時間がかかりそうですね。パリに住む友人の安否がきになります。

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