性科学の先駆者、キンゼイ博士を描いた映画がついに日本に上陸する

この欄で何度か、映画「Dr. Kinsey」を好意的に取り上げられた。性科学の先駆者であるキンゼー博士について考察することは、性規制が強化されていく日本で意義がある……と論じた。
(御興味のある方は、『ヤマタク・宮台真司・松沢呉一ファンは必見!の映画『Dr. Kinsey』……マッカーシズムという名の”赤狩り旋風”に倒れたセックス研究の旗手……』『キンゼー博士とレズビアン』を参照してください)
ついにというか、やっとというか、同映画が日本でも八月から公開される。タイトルは『愛についてのキンゼイ・レポート』だとか。
http://www.kinsey.jp/
キンゼイ博士は愛ではなくセックスについて、全国調査した人物である。フランス公開時のサブタイトルは「セックスについて、語ろう」となっていた。当時の米国で、セックスについて真正面から語ったからこそ、反響を呼んだのである。日本公開のタイトルはどうも及び腰のように思える。
作品としてのできばえは名作といえるほどではないが、主演のリーアム・ニーソンの演技は秀逸だ。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

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