セックスワーカーとゲイ・パレード

 パリのゲイ・パレードには、セックスワーカーが公然と参加していた。
 現像した写真を改めて見て気づいたのだが、カミーユ・カブラル(Camille Cabral)さんのチームには、少なくとも10人以上は性労働に従事している人が参加していたようだ。彼/彼女らはお面をつけて、時にトップレスになって、踊りを披露したり、観衆の声援に答えたりしていた。
 ロンドンのゲイ・パレードでは、イスラム教徒のゲイ・レズビアンがチームをつくり、参加していた。彼/彼女らは黒や白の布で顔をかくし、「イスラム教徒にだって、同性愛者はいるのだ!」と主張していた。パレード主催者もイスラム教徒のゲイ・レズビアンの警護には気を遣っていた。
 欧州の四つの都市で、ゲイ・パレードを見た。八月にはアムステルダムのゲイ・パレードにも参加する予定だ。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。