90秒の遅れ

 フランスの新聞では一面で、日本の脱線事故について取り上げられているところもあった。
 関係者の話が出揃ったわけではないので、確実なことは述べられない。一部報道で、「90秒の遅延を取り戻すため、運転士は急いだのではないか?」という報道があった。
 フランス人にその話をしたら、
「たったの90秒?」
 と、驚かれた。フランス人にとって90秒遅れのなんぞ遅れたうちには入らない。時間通りに来たに等しい。
 ストがあれば電車は止まるし、電車がなかなか来ないことなど日常茶飯事だ。
 フランスに来てから、5分以内であれば電車の遅れなど気にならなくなった。5分を超えてから、「遅いなー」と思う。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。