ゲイのパリ市長・著書、ポット出版から刊行(2)

 パリのゲイタウンにある書店のウィンドウに9月初旬、ドラノエ市長の写真が表紙の『La vie, passionnxJ燕ent』(Robert Laffont)が飾られていたので、手にとった。発売と同時に売り切れたのか、発売日前に特別に入荷したためだったかは分からないが、ウィンドウに一冊、あるのみであった。その場ですぐ購入し、辞書を片手に読み進めていった。同著の全文朗読CD(6枚組)も買い、フランス語学習に活用している。
 購入してからしばらくして、『黒子の部屋』主宰・松沢呉一さんにドラノエ市長とその著書についての短評をメールしたところ、日本で出すことに意義があると御判断され、沢辺均・社長にポットから出版してはどうかと打診してくれ、沢辺社長はすぐにアマゾンをつかい同著を入手し、翻訳権をとるための交渉を始めた。参考までにと思い、ゲイと人権について綴られた同著・第4章の一部を、つたない訳ではあるが邦訳し、沢辺さんと松沢さんに送りもした。
 まだまだ先の話であるが、翻訳本が出版されたあと、ドラノエ市長が来日し東京のゲイ・タウンを訪れないだろうかと、妄想している。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。