大学生活報告(1) ……テスト目前なのにストが!……

  今週から大学にて試験が始まる。生活はテスト対策シフトに移行している。” Bring it on!”の精神で臨みたいものだ。一科目のテストにつき3時間、割かれる。日本の大学に比べて比較的長い。『戦略的経営論』の担当教官の話によれば、同科目では英文で書かれた20〜30頁ある企業のケーススタディ(過去にBMWが取り上げられたらしい)を読み、成功・失敗の原因について論ずるという形式だとか。総合力が試されるわけだ。
 ところで、18日(火)、19日(水)とRER(パリ郊外鉄道)の一部路線でストライキが起きた。フランスのお家芸である。私が使用している路線は変わりなく運行しているので、とくに支障はなかった。19日(水)、20日(木)には、公立学校教員がストしたという。昨年の秋に、エッフェル塔でストが起きた折には、フランス名物・ストライキを一目見ようと、足を運んだのだが、観光客も労働者もおらず寂しいだけだった。エッフェル塔に労働者が登り垂れ幕を掲げ、シュプレヒ・コールをあげる姿を想像していたのに。それじゃ、たてこもりか。
18日・夕刻、パリ第九大学キャンパス内の学生食堂に行ったら、18日、19日ともに国鉄ストの影響で休業するという張り紙が貼ってあった。学生も教授も休むことなく通学し、講義を受けているというのに……。大学構内にある雑誌売り場兼売店は開いていたので、しかたなく駄菓子(bon bon)を買い、空腹を癒した。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。