中の人を褒めてみる

2005-02-22 日高 崇

最近の悩みのうち二つ。
●WordPressでブログを始めたはいいがコメントスパム、トラックバックスパムがすごすぎる
●popfileをメールサーバ側に置いて、みんなで共有して使っているのだが、処理がとにかく遅い

困ったなあ、とネットをうろうろしていると、なんとこんなものが!

SOMY SpamBlock JP スパム対策プラグイン

コメントスパム対策、トラックバックスパム対策を一つにまとめたプラグインです。

そしてさらに、こんなものまで!

[POPFile]Kakasi の分かち書きのパフォーマンスを向上させるパッチ

Kakasi の分かち書きのパフォーマンスを向上させるパッチというものを作成して、パッチセクションに登録した。これまで気になっていた、分かち書きの処理にかかる時間を短縮するためのものだ。

早速査収。インストール。今の所様子見ですが、プラグインの方は特に絶大な効果を発揮する予感。パフォーマンス向上については、結局20%程度しか速度向上しないので(勝手なことを言えば、100%くらい向上してほしい)、根本的には(そもそも受信スピードが遅く、スパムフィルタもない)ARENAから他のメーラーへの乗り換えか、メールサーバの増速が望ましいんですが、……それにしても中の人はエラいなあ。(この場合、厳密には「外の中の人」かな。)

参考:はてなダイアリー「中の人」

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末廣恒夫さんの「紙の本の力」について

2005-02-20 沢辺 均

末廣恒夫さんが、「複写と著作権について考えていきます」という自分のサイトで、僕の2005年2月11日 (金)の日誌『「電車男」と紙の本』にコメントをしてくれています。
http://copyright.jugem.cc/?eid=417

で、実はトラックバックってのを一度もしたことがなかったんで、チャレンジしてみることにしました。

この方、「ず・ぼん」(ポット出版発行の図書館とメディアの本で10号まででてます)の、「複本問題」にもコメントしてくれていて、いちいち納得させられていました。

さて、この末廣恒夫さんの記事に行き着いたのは、ライブドアの未来検索で「ポット出版」を検索をしたから、。
日曜に、パソコンに向かって、自社の名前を検索してるなんて、ずいぶんネクラなやつだなと自分でも恥ずかしくなっちゃいますね。そこんとこには目をつぶって呉!

それから、沢田じゃなくて沢辺なんだよね。

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「ブスコバン」

2005-02-18 沢辺 均

今日は腹が痛いんですよ。少しね。
何年か一遍、胃痙攣になるんです。
「ブスコバン」という薬を飲んだり、点滴で入れてもらえば、だいたいすぐ直る。
で、これから、「ブスコバン」の在庫をあさります。
まあ、そこまで悪化しないかもしれないけど。

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「ひとり」を楽しむこと

2005-02-17 佐藤 智砂

校正読みの仕事が一区切りついたので、次のブツに取りかかる前に日誌をつけておくことにした。ブログにしてから、深夜12時を過ぎると、日付がかわってしまうのよね。手動で日付をかえることもできるのだけど、面倒なのだ。

さっき、ふと思い出したこと。

若いころ、ひとり旅を楽しめる女に憧れた。
おしゃれにひとり暮らしをしている女に憧れた。
要は「ひとり」でも寂しさを感じない女がカッコいいと思っていたわけです。

しかし、若いころを過ぎた今、ひとり旅なんかしてもつまんないし、ひとり暮らしをしたら今以上に豚小屋状態(豚ってイメージと違ってきれい好きだと聞いたけど、本当かな)になるのは確実。
ひとりがいいのは、本を読んでいるとき。映画をみているとき(でも、見終わったら感想を言い合う相手がほしい)。寝るとき。……そのくらいかな。
きっとこの先も変わらないでしょう。でも、それでいいやと思う今日このごろです。

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駆け巡る血潮

2005-02-16 齊藤 美紀

昨日、風呂でのぼせました。風呂に浸かりながらのぼせました。
湯船で体育座りしながらくらっくらしてしまいました。
血の巡りが冗談みたいに早くなっていて、うっかり釣り上げられた深海魚みたいに、眼球が飛び出るんじゃなかろーかと思うほどの血の巡りの良さでした。
風呂から上がったあと、動悸・息切れ・悪心でぐったりしていたのですが、何故か肌がぴっちぴちにうるおっていたので、良しとする。

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21時で会社にひとり

2005-02-15 木村 瞳

うかうかしている間に、(沢辺さんが頻繁に日誌を更新していたので、そのカゲに隠れて)かなり日誌を止めてしまいました。
さて、いま、会社は大変な状況です。21時30分現在、社内には、なんということでしょう、私しかいません!
こんなことは、めったにないので、どこかに隠しカメラがあって、私がこんな格好やあんな格好で適当に働いているのを近隣の社長宅でみんなで覗いているんじゃないかと、疑心暗鬼です。そういえば、怪しいポイントがあった気がします。
最後の一人になると鍵かけるのが面倒なので、帰ろうとする大庭さんに「もう少し働いたほうがいいですよ」と言ったのですが、やけにお茶を濁して、そさくさと帰った気がします。
佐藤さんは、さっき、友達との食事に出かけました。「そのまま帰ろうと思ったけど、やっぱり2時間後くらいに戻る」とのこと。これは、隠しカメラの回収のためだと思われます。
…とくだらない内容の日誌をアップし、私もそろそろ上がります。今日も1日、お疲れさまです!!

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パレード委員長に5万円寄付●2

2005-02-15 沢辺 均

パレードについてずいぶん批判してるみたいですね、下の日誌。
一番大きな気分は、「批判」にあるのではなく、パレード成功させたいというところにあるんです。

だからちょっと軌道修正です。
成功させようって気分のひとは、寄付しません? 一緒に。

で、その具体的な方法を今考えてるところでして、その案がまとまったら提案します。
具体的な方法というのは、

できるだけ手間をかけない方法か/少しは手間をかけるのか?
委員長に一つ口座を作ってもらってみんなに知らせてそこに振り込むのか/僕なりが口座を準備して集約して委員長にまとめて振り込むなりするのか
去年みたいに寄付宣言者の名前をこのサイトなりで集約して公表するのか/なんにもしないのか?

みたいなことです。
(そもそも、委員長たちにはなんの連絡もしてないで、勝手に考えてるだけ。ある程度まとまったら連絡とりますけどね)

委員長に口座をつくってもらう方式は、寄付する気のある人が能動的に動けばいいという、素晴らしい自主性尊重路線です。
でも、委員長みずから寄付をしてって言いつらいだろうから、金額は少なくなりそう。
そんなバランスを考えてるってことです。

多分今週松沢さんと相談するできる時間をつくれそう。

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月産1,500万円

2005-02-15 沢辺 均

先週、ある新書の編集者と話す機会がありました。
老舗の新書ではなく、たぶん「新興」と呼ばれる新書だと思います。

「刷り部数、減らされちゃってさ」というのです。
刷り部数の決定権は、その当人ではなく「上司」「上部」にあるようです。
僕は、月に1点発行するとかってノルマが、どうなってるのか聞いてみました。
すると生産高(定価・書店店頭で売る価格×刷り部数)で決められているそうです。
「1,000万円くらい?」ときいたところ、1,500万円(う、1,400万円だったかな? ともかくそのあたりです)だと言うのです。

僕が何社かの編集者に聞いた記憶では、新書の初版部数は8,000部〜15,000あたりです。これは、A社は8,000部くらいで、B社が10,000部くらいで、C社は15,000というように、出版社の違いによるものです。

たぶんその編集者の会社の新書は8,000〜10,000部くらいと聞いた記憶がおぼろげにありました。
この部数を前提にすると、800円の新書を8,000部で640万円、10,000部としても800万円です。
で、月1,500万円のノルマを達成するするためには月に2冊を編集するってことです。
大変です。

ほかに2社、この程度の話をすることができる新書編集者を知っているのですが、2社とも一人月に1点がノルマの目安だと言っていた記憶があります。2倍です。大変です。

ポット出版の単行本出版点数はだいたい月に1点です。たしかに新書よりは、原稿の総量は多くてやや大変ですけど、まったくかないませんね。
生産高だと、850万の本もあり、300万の本もあります。今度平均を出してみようと思ってますが400万くらいが平均だと想像してます。

その編集者に「いっぱい働かせるなら、生産高でしばるといいよ、社長としてはね」みたいなことを言われました。
ポットの給料はその会社ほどじゃないから、そこだけいただいても、ね、です。

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パレード委員長に5万円寄付

2005-02-12 沢辺 均

先日の日誌で報告した通り、東京レズビアン&ゲイパレードが復活です。
松沢さんが「黒子の部屋」で、今年のパレード委員長に5万円だすことにした、と言っています。
僕も、松沢さんにのって5万円だします。
タイトルを「パレード委員長に5万円寄付」と書いてますけど、使い方はどうでもいいです。
ていうか、去年あえて「委員長に」と言ったのは、どうもああいう取り組みで個人にギャラ的なものを払うのが、あるいはもらうことに、ある種の後ろめたさ、みたいなもんを、僕も含めた一定の人にあるんじゃないかと感じてたからです。
あえて、「委員長個人が懐にいれてもらっていいんですよ」といった気分をだしかたかったらです。

さて、ところが、松沢さんは「黒子の部屋」の「お部屋1014/パレード復活」で、情報の出され方に強い不信感を書いてます。

松沢さんが求めてることって、それほどすごいことを求めてるって訳じゃないないと思うんです。
だって、札幌パレード/の情報の公開をみならえってことですから。
(僕が札幌のサイトで探せなかったからかもしれないけど)実行委員会会議の議事録や、会計報告は載せたほうがいいと思うんです。

で、松沢さんの違和感に、僕もある程度納得してしまう部分があります。
なんか知らないところで「重要人物」たちが決めてるって感じがするって感じがしてるってことです。

当人たちには、まったくそんな気はないんだとも思います。
「まだ発表できる段階じゃないんだよね」とか「あんまりオープンにしてしまうと話がまとまらないから」という感じなんじゃないでしょうかね。

出版業界の書誌情報・在庫情報の公開や共有や情報提供に関する研究会のメンバーになってます。
メンバーは業界のソウソウたるメンバーです。
なんで、そんな場にしゃしゃり出ていったかというと、版元ドットコムという出版社の団体で、書誌情報・在庫情報の公開や、業界+読者へのネットを通じた提供に取り組んでいるんでが、ここでそうした情報公開に取り組んでいても、業界全体での取り決めになんの影響もあたえられないし、逆に全く知らないところで「決定」が伝わってくることばかりあって、それなら、積極的に出てって発言しようと考えたからなんです。

で、その研究会の発足会議みたいなところで、ネット上で会議の議事録を公開しよう、と提案したんですけど一蹴されました。
「公開されると、忌憚のない意見を言いづらくなる」「所属してる会社からある程度自由に発言してもらうため」。
たしかそんな理由でした。
みんなどうやら本気なんです。けっして隠そうとしてるわけでもなんでもなさそう。

でも決定的に違うのは、経過が公開されないで、決定だけ発表されたときに「知らないところで決められてる」っていう気分を持たれてしまうことにたいする切迫感とか、危機感とか、なんです。
その後、その研究会では「答申」を公表して、業界紙を通してメールなどでの意見の公募をすることができました。
意見公募の結果は、ほぼまったく0といっていい状態のようです(受付担当者に途中経過を聞いただけですが)。

それでいいんだと思うんですよね。いくら情報公開して意見公募してもそうそう意見を言ってくれる人なんかいません。
でもそれでいいんですよ。気分が違うハズだと僕は思うんです。

パレードの主催の中心にいる人たち(って、ホントはあんまり知らないんだけどね)って、「業界」の特殊性を過大視してるような気がします。
パレードのあとに委員長を罵倒した人がいたって話とか、だれそれはどうだとかって話が「ゲイ業界」にもあるようです。
で、そんなことはどこにもあって、特別に慎重な根回しが絶必な、特別な業界なんてあるのか、って思ってます。
たしかに、それぞれの「業界」に特有なムードがあることはあるんだと思うんですが、しょせんこの日本の社会のムードを基本にした、ちょっとしたアレンジ程度のものでしょう。

さっきの出版業界の話だって「メーカーが商品の情報を出さないなんて……」とその特殊性を言う人がいますけど、出版業界はそれでやってこれたとというだけの話で、それが進んでいるのは、そうしたほうがよかったという事情や、やりやすさがあっただけのことだと思うのです。
で、そんな「特殊性」ばかりを言い立て始めると、変わったことがやりずらくなる。情報をオープンにしようというときなどは、その「特殊性」から難しさばかりが話されるようになるんじゃないでしょうか。
「ゲイ業界」もどうもその特殊性を、必要よりちょっと多く受け止めてるような気がします。

それと情報の公開。
情報は閉じないほうがいいと思います。
情報って、それがあるってことは、誰かは知ってるんです。
公開しないってことは、その誰かだけが知ってるってことです。
情報そのものに対する扱いかたに習熟しないで、接する機会を持たないですごしても、いつまでたっても扱い方を覚えられません。
で、この公開は、よっぽど根性入れないとできないことだと思うんです。
公開に迷ったら、公開する。
公開しなかった間違いより、公開してしまった間違えのほうがいい間違いだ、くらいにしないとできない。

最後です。
竹中労というルポライターが「革命は事務だ」といったそうですが、そうした公開を支えるの最後の一線は「事務」だとつくづく思ってます(どこに書いてあるのか知っている人がいたら教えてください。知人にそう言われて、けっこう竹中労の著作をさがしてるんですけど、どこに書いてあるのかいまだにわかりません)。

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「電車男」と紙の本

2005-02-11 沢辺 均

「電車男」を読みました。もう一ヶ月くらい前なんですけどね。
なんか売れてるらしいって、知ってただけで、どんなもんなのか全然知らなかった。まして2チャンのログを本にしたものだ、なんてことも知らなかった。
読んだきっかけは、「同業者(編集プロダクション)」のいかにも本好きって人に、なんであんなのが売れてんのカネみたいなことを言われたからです。
なんか、[あんなの本じゃない]→[本は高級なもんだ、文化だ]って言われた気がしたんですよ、。
でそういうのって反発したくなっちゃうんで、読んでみたってことです。

読んだら、面白ーいんです。
正直言うと、涙流しかけた。
恋愛としては、よくある話だし、僕の妄想では、ヒロイン・エルメスちゃんは、ちょっとわがままっぽいンで、この先の二人の「お付き合い」は大変ソーだなってかんじ。
だけど、電車男の2チャン「仲間」の応援がいいんですよね。
で、あのアスキーアートってやつがその応援を抜群によく表してる。涙流しかけたのは、そのアスキーアートがドハデに展開するとこだった。

本も言葉もその時代でさまざまに変化していっていいとおもってるんで、これをただばかにする「文化好き」ってやっぱヤダ。
それと、本の「電車男」が売れたってことがまたいいんですよね。
だって、ネットで全部読めるそうじゃないですか。
なのに、本になってそれが売れるんだから。一時は、本がネットのおかげで売れなくなるって話ばっかりだったけど、これ、その正反対の例じゃないか、と。

未来永劫、紙の本が有効だなんて思ってるわけじゃないけど、2005年現在は、ネットで読めちゃうものも、紙の本にして売れる場合があるってことだけは間違いないわけだ。
そこんとこ、大切なんだと思うんだけどな。

こんな話をポットでしてたら、日高のヤツ、去年やめたヤツとネットで探したり、話題にしてたんだって言うんですよ。
なんで「本にしましょうよ」って一言いわないんだよ。

紀伊国屋パブラインで売れ部数みたら、15,084冊売れてる。
15,084冊×1,365円×20倍(紀伊国屋のシェアが5%として)=4億1179万3200円だって。
で、粗利が30%と見たって、1億2353万7960円じゃない。

今ごろ自社ビル立ってたかもしれないんぞ、。

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QJrの公開インタビュー満員御礼

2005-02-10 佐藤 智砂

本日、QJrの公開インタビューが二丁目のakutaで開かれました。インタビュアはもちろん、QJrの編集長、伏見憲明さん。そして、ゲストは斎藤靖紀さん。さらに、斎藤さんの知られざる(?)過去を暴く覆面ゲストMさんも登場し、笑いあり涙あり(涙はないか)の1時間半でした。
今日、会場に来られなかった人も、天才ゲイ人、斎藤靖紀がどのようにつくられたのか、QJrでたっぷりと読めますから、発行を楽しみにしていてくださいね。

お客さんもたくさん来てくれて、入り口までいっぱい状態。立ち見だったみなさん、立ちっぱなしで疲れましたよね。ごめんなさい。
人の熱気で暑かったし。汗をかいて半袖の人もいたくらい。

それにしても、伏見さんを含め、この3人のおしゃべりの上手いこと。伏見さんのインタビュアとしての力量は『性という[饗宴]』でも、あますところなく発揮されていますが、斎藤さんとMさんの話芸もすばらしい。頭がいいということは間違いないんだけど、何なんでしょうね、あの人たちは。

来週2月16日(水)は、QJr公開インタビューの第2回目。ゲストは生島嗣さんと、桜丸さんさんです。

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最近、銭湯にはまっています

2005-02-09 大庭 雄策

銭湯がやめられません。週末は自宅の近所にある温泉銭湯に通っている状態です。日曜は友だちまでさそって、朝7時に朝風呂に行ったり…。時間のあるときは、湯上がりに名物の温泉たまご(2個で150円)や大田区産ラムネ(100円。安っ)を楽しみ、さらに銭湯の隣にあるデニーズでビールを飲んだりしています。ああ、楽しい。
で、ついにこのあいだ、店番のおばさんと仲よくなり、ビン入りのコーヒー牛乳をごちそうになってしまいました。あ、いや、本当はラムネがいいんだけどな……。でも、おいしかった。ほんとう、地元があるっていうのはいいことです

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今年は優勝するので、たぶん秋には。

2005-02-07 山田 信也

Tigerが発売になったら、Tiger搭載のMacminiを自宅のメインマシンとして招聘しようと虎視眈々とねらっています。1万5千円くらいでTigerだけ買うより、6万円くらいでMacminiもついてきたほうがきっとお得です。心斎橋のアップルストアでは、Tigerが発売になったら、縦じまのMacminiが限定で売り出されるはずです。昨日から、ipodに、TransNotes for iPodで、青空文庫のテキストを取り込み、電車の中で読んでいます。読むものを別に持ち歩かなくてよいので、便利かもしれません(ipodは割りと常に持ち歩くので)。しかし、青空文庫のテキストはやたらとルビ《るび》がこんな風《ふう》に割《わ》り込《こ》んでいるので、そのまま読むにはとっても読みにくいです。ルビの《》を全部消しちゃえばいいのですが面倒くさいです。あと、ipodで読んでいる間は常に、タッチパッドで微妙にスクロールさせ続けていないと、ちょっと操作を止めるとすぐに、再生中の曲を表示してしまうので、ちょっといらいらします。

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弓塾にて

2005-02-06 柳瀬 浩史

先日、沢辺さんが青弓社さんの研修会「弓塾」で講師を勤める、というのでポットを代表して柳瀬が行って参りました。水道橋にある青弓社さん、ポットのようなマンション・タイプ事務所に慣れていると、オフィス街にある事務所らしい事務所でとても新鮮。

そこで先方の社長さんである矢野さんからも、大切な言葉をいただきました。
「本をつくっていて良かったなと思うこと、それは思いがけずウチから出した本が話題にのぼり、読みましたよって言われるときかな。」と。すかさず、沢辺さん
「“他人の承認”ってやつね。小浜(逸郎)さんのいうところの。」と。

やはり、ものづくりに携わる以上、ひとに影響を及ぼしているという実感が大切なんですね。
日々、業務に追われがちですが“こいつは何がしたい(言いたい)んだろう”と疑問を持たれないよう、考えて仕事をすすめたいです。

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2004年出版界販売額がでる

2005-02-03 沢辺 均

2004年の出版界販売額のデータが発表された。
気になる数字をメモしておきます。自分のタメなんですけどね。
発表は出版化学研究所で、「文化通信」(2005.01.31・3582号)がネタ元です。
以下は単行本で、()内は前年度対比

●販売金額 9429億円(+4.1%)
●販売部数 7億4915万冊(+4.7%)
●新刊点数 7万4587点(+2.7%)
  新刊配本点数 5万6613点(+2.1%)
  注文扱い点数 1万7974点(+4.8%)
●発行部数 3億9636万冊(-0.4%)
●新刊平均単価 1,217円(+0.4%)
●金額返品率 36.7%(-2.1%)

ちなみに雑誌は、
●販売金額 1兆2998億円(-1.7%)
●販売部数 29億7154万冊(-3.4%)
●金額返品率 31.7%(+0.7%)

で、ここからは僕の計算です。
●新刊の平均発行冊数 5,314冊(発行部数 3億9636万冊÷新刊点数 7万4587点)
●新刊一点あたりの生産高 646万7214円(新刊の平均発行冊数 5,314冊×新刊平均単価 1,217円)

ポット出版の、新刊平均発行冊数は、ざっと2000〜3500冊かな、。
生産高は400万円弱〜700万円くらいというところ。
2004年の1年間に発行した本は、13点だから、0.0001742931で、0.017%なんだな……。

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流行っている(のかなあ)

2005-02-02 日高 崇

近所の遊歩道に珍走団暴走族の兄ちゃんがスプレーでしゅーとやったようなラクガキが書いてあります。

「NEET」、とあります。

自虐ネタなのか、それとも80年代に不良やってたお父さんからの息子へのメッセージなのか。それにしてもこの単語、ある層にはかなり浸透している、ってことですね。意外。

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東京レズビアンゲイパレード2005

2005-02-01 沢辺 均

東京レズビアン&ゲイパレード2005の開催が決定されたようです。
パレード開催の母体となる団体「TOKYO Pride」が設立されて、継続的な体制をつくるそうです。
詳しくは公式サイトをご覧ください。
東京レズビアン&ゲイパレード2005
●http://www.tlgp.org/

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性という[饗宴]

2005-01-29 佐藤 智砂

ずーっと日誌を止めていました。いかんです。

……と、そんなことよりも、いよいよ1月31日に、伏見憲明著『性という[饗宴]』が発行です。この本、本当におもしろいです! 

文字直しをしていた斎藤が、「すみません、直しに時間がかかっちゃって。おもしろいから、ついつい読んじゃうですよね」と言ったほど。その時、時計の針はすでに午前3時。まだまだ作業は残っている。担当編集者・佐藤は、「今は早く直して、寝ようよ」と心の中でつぶやいていましたが、かなりうれしい気持ちになっていました。
だって、夜中の3時に文字修正の作業をしていたら、「あーあ、早く帰りたいな」とか、「もう終わりにして寝たい」って思って不思議じゃないのに、「ついつい読んじゃう」なんて! 布団の中で自分が買ってきた本を読んでいるのとは違うんですから。

さらに、見本ができてきた時に、「わー、できたんだ!」と本を手にとった斎藤。次の言葉は「この本、ほしいな〜」。
あげるよ。……じゃなくて、もらえますよ、斎藤さん!
おうちに持って帰って、今度は読むことに集中して、伏見さんとゲストの方々の軽妙で深い「語り合い」を堪能してね。

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イルサー

2005-01-24 齊藤 美紀

先日、休日に家にいると、インターホンが鳴りました。
なので、得意の居留守を決め込み、ことなきを得ました。
私は、知らない人が家に来た場合、99%居留守派です。顔出し声出しNGです。
テレビや電気も消し、電気のメーターの動きを鈍らせ、完璧な居留守をします。
iruser(イルサー:居留守をする人)です。(←欧文表記にすると小洒落たかんじに見えます)
居留守の際、この、メーターの動きを鈍らせる、は、わりと効くと思うので、
居留守派の皆々さまにはオススメです。
居留守の際、息をひそめながら、玄関方向をこっそり覗き、敵の動きの確認も欠かせません。
中には、もういなくなっただろうと気を抜いてテレビを点けた途端、
待ってましたとばかりにインターホンを鳴らすという
フェイント仕掛けのけしからん輩がおるためです。
息をひそめながら、玄関方向をこっそり覗き、敵の動きの確認していると、
彼らは総じて不審な動きを見せてくれます。玄関側の窓(曇りガラス)ごしに
中をうかがってくるのが大半です。やめて欲しい。
どうせ見えないんだから。無駄な抵抗なんだから。中にいる、ってバレてもどうせ出ないんだから。
友達が家に来ている時ですら、知らない人がチャイム押したら電気消します。
だから、ウチに訪問販売だとかナニかの団体の勧誘だとか、来てもムダです、
絶対居留守いたしますので。今日ここに書いたことで、さらに居留守の確率と精度を上げるべく
日々努力する所存です。決してドアーは開けません、決して声も上げません。ぜったいに。
声高に宣言させていただきます。まったくいちいち居留守するこっちの身にもなってほしい。
なにも悪いことしてないのに、いちいちドキドキするんです、居留守するのって。
帰り際、ポストに、かしゃん、とナニかを投入していくのもやめてほしい。
あれが一番ドキドキしますんで。これからはガムテで玄関の所のポストの口を塞いでおこう。
これでまた、一歩、上級イルサーの階段をのぼることとなる私。

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お詫びと訂正

2005-01-22 木村 瞳

昨日は外で打ち合わせをしたあと、(私は呑めませんが)呑みに行き、(呑んでいないのに)楽しくなってしまい、そのまま直帰してしまいました。そのため、思いがけず日誌を止めてしまいました。すみません。
さて、今日できっかり「入社1周年」です。昨日、呑みの席で「どう? 楽しい?」と聞かれ、「はい、楽しいです」と即答した私ですが、さすがに、これはただの「脊髄反射」です。正直に言いますと「たまにすごく楽しいときもある」です。お詫びして訂正します。

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