投稿者「柳瀬 浩史」のアーカイブ

2t車、3往復。

先週、予定通り、旧宅から徒歩10分のところに引っ越しました。フタを開けたら、2tトラック3往復の重労働。2t車なんて、デカ過ぎるかな、などという心配は全く無用でした。デカい割に荷台に平置きしか出来ないため、意外に積めません。立体的に積み込める、業者さんが使っているようなアルミバンが絶対オススメです。(今回は、空きが無かった。)

しかも、トラック返却後、開け忘れた扉があったことを思い出す。クローゼット上の天袋…。季節の衣類がぎっしりと…。幸い、明け渡しまで2日間あったので、連日、会社帰りに寄って、真夜中にごそごそと荷造り再開。大きな荷物を抱えて、とぼとぼ新居まで。すごく怪しい。夜逃げ気分。

こうして、とりあえず荷物は運び込んだものの、衣類と本・雑誌の半分近くを処分しないことには、身動きがとれません。今は同居人(家主)のテリトリーである、リビングやバルコニーに。あげる・捨てる・売る・残すといった選別のリミットは、GWあたりが目標です。同居人がしびれを切らさないことを祈るばかりです。

春の引越

この3月末に引越をすることになりました。とても春らしい話題。

大学で上京して以来、一人暮らし歴、既に20年。それがこの春から2人暮らしに。といっても、浮いた話ではなく、友人の持ち家に間借りをすることに。(傍目にはルームシェアですが、大家と店子の関係です…。)

あと2回の週末、気が遠くなるような荷づくり作業が待ち受けています。とにかく、本が多い。引越の難敵。3年前に現居に引っ越して以来、一度も開いていない本がほとんどだったりするので、ひたすら移動しているだけってことになります。

一つは、売ること、捨てることが出来ないから貯まる。CDの場合、収納ケースからあふれるくらい貯まってくると、聴かなくなったものをまとめて売ることにしているのですが、本はなかなか処分できません。CDを中古CD店に売るときに経験していますが、思い入れのある本が二束三文で買い取られることに抵抗を感じるんでしょう。またCDに比べ、売ってしまったものを再度探す場合に、見つからない可能性が高そうな気がします。もう一つは、読めていない本が圧倒的に多いのです。持っておくべきだろう、と手にとったものの、一度飛ばし読みをしただけの本がかなりあります。いったい、いつ読むんでしょうか。

リタイアするまで、増え続ける本をひたすら移動するハメになりそうです。

山田ズーニー

興味深いサイトを見つけました。 マンモTV〜考える高校生のためのサイト〜。各界で活躍する著名人が、主に高校生向けにインタビューに応えているんですが、その顔ぶれがバラエティかつ豪華です。対談集『性という[饗宴]』が出たばかりの伏見憲明さん、人間学アカデミーでもお世話になっている中島義道さんはじめ、祖父江慎(エディトリアル・デザイナー)、四方田犬彦(映画評論)、内田樹(現代思想)、池田清彦(生物学)、岡田斗司夫(オタキング)など、僕も前々から気になっている著名人がずらり。その誰もが真摯にインタビューに応えているのですが、特に山田ズーニー(小論文指導)の言葉に、心打たれました。

(引用はじめ)自分の居場所は、たったひとりでもいいから、自分以外の他者と理解しあうことでしかできないものだと思います。自分の内面から想うこと、考えていることを表現し、それによって他者とつながっていないと、そこは自分の居場所にならない。(中略)そして通じ合った時、絆がうまれます。その人との絆が取り替えのきかない居場所になるんだと思います。(引用おわり)

もっと早く、彼女の言葉に出会っていたなら、言葉を発すること、文章にすることが、今よりも意識的であったろうにと悔やまれます。自分の本当に言いたいことがうまく言えなくて四苦八苦してしまうのは、自分の居場所を見つけようと必死になっているせいだったんですね。

弓塾にて

先日、沢辺さんが青弓社さんの研修会「弓塾」で講師を勤める、というのでポットを代表して柳瀬が行って参りました。水道橋にある青弓社さん、ポットのようなマンション・タイプ事務所に慣れていると、オフィス街にある事務所らしい事務所でとても新鮮。

そこで先方の社長さんである矢野さんからも、大切な言葉をいただきました。
「本をつくっていて良かったなと思うこと、それは思いがけずウチから出した本が話題にのぼり、読みましたよって言われるときかな。」と。すかさず、沢辺さん
「“他人の承認”ってやつね。小浜(逸郎)さんのいうところの。」と。

やはり、ものづくりに携わる以上、ひとに影響を及ぼしているという実感が大切なんですね。
日々、業務に追われがちですが“こいつは何がしたい(言いたい)んだろう”と疑問を持たれないよう、考えて仕事をすすめたいです。