投稿者「武田 浩介」のアーカイブ

武田 浩介 について

1975年生まれ。 脚本家、とか思われていたりします。 最近は落語やコントの台本を書いたりしています。 あとまあ、いろいろ。

ぼくらはうまれつきからだのないこどもたち

昼前に出て、中野、高円寺と。そして環七通りをまっすぐ。新代田まで。
ここにある小さなカフェで知久寿焼のライブを観にいく。
ギッシリ詰め込んで、3,40人だったか。
このスペースで知久寿焼のマイクなしの生の唄を聴ける。
よかった。まじでよかった。
哀しい唄ばっかなのに、清清しい気分で2時間過ごす。

終わって外に出ると、薄暗くなっている。
会場のすぐそばにある100円ローソンに入ったら、ホッピーが売っていた。ウチの近所の100円ローソンも置け!

井の頭通りを吉祥寺まで行く。思ったより距離があった。
途中、永福町なんかも通過。むかし、この辺りでAVの撮影に参加したことがあった。
ロシア人の女優が主演だった。その女優さんが凄く酒飲みで、撮影中、それも絡みの途中だってのにカメラを止めたりしながらも焼酎をグイグイあおっていて、面食らった。

吉祥寺では、ディスクユニオンで山口冨士夫のバンドTEARDROPSの1ST DELUXE EDITIONを中古1700円で買う。

また井の頭通りを逆戻り。今度は下北沢に寄ってみる。これといった収穫はなし。
で、代々木上原、山手通り、初台、てルートで帰宅。

優しい悪魔

口の中、舌の先っちょが炎症みたくなってしまう。
子どもの頃から、栄養の偏った食生活をしていたわけでもないのに、やたらと口内炎ができまくっていた俺だ。
塩っけのある菓子を口に入れて、その塩っからいのをモロに舌先で受けて悲鳴を上げて悶絶するのも、いつになっても変わらない。
で、口に優しいものをと今日も昼メシ。結局マーボー丼。小さな破滅願望。

『優しい悪魔』垣谷美雨(実業之日本社)を読む。
禁煙小説、だそうだ。まだ前半しか読んでいないけど、「おいおい」なセリフ回しがあったりするけど、なかなか面白そう。
で、禁煙な。はい。俺、もう2ヶ月間1本も吸っていません。
かといって喫煙者をどうこう言う気分にもなれない。
基本的に「嗜好品」大好き人間なので、「嗜好」と名のつくものを拒絶したくないのである。

大麻とかも、どうなんだろうな。
俺、友達が少ないってのもあるんだろうけど、大麻を吸っている人というのをみたことがない。
「普通にみんなやってるでしょ」とか言うのはいるけど、そうゆうのは田舎モンか、本当は地味系なクセに「世の中の裏側知ってます」的なコトをあえて言いたがるようなヤツ。そんなんばっかりだ。
実際の大麻の普及率がどれ位なのか、俺は分からないけれども、「やってるヤツら」の醸し出すヘンな選民意識が、気に入らない。そして、その選民ノリに加われないヤツが、無理に同調して背伸びしている姿が痛々しい。
こうゆうことを書いていると「自分の知らないものを頭ごなしに否定はヨクナイ」とか騒ぐ手合いがいそうだ。
でもな、どこに行けば手に入るのか分からないんだもんな。まずはフラットな地点に立たないと。そうじゃなきゃ何もはじまらない。
「あるところにはある」とか言われても、そんな漠然とした物言いじゃ何も伝わんない。そうゆう漠然とした情報に通じている自分アピールはいらないから。
だから捕まったヤツに同情も出来ないし。追い込みかけられて自殺とか、何かしたのがいるらしいけど、だせーなーって感じだ。

ま、そんなことよりタバコだけど。
タバコの煙って口内炎にも沁みるんだよな、て感じで。
早く口内炎を治したいのである。

うなぎづくし

前に入りそびれた渋谷のうなぎ屋へ。
材料がなくなるとおしまいになってしまうので、18時前に入る。
ちなみに出たのは19時前後だったけど、既にご飯ものが終了だった。
うなぎのあちらこちらの部位を串焼きにしたので、ビールを呑む。
肝とか背びれとか頭とか。ここまで食えば鰻さんも許してくれるよね、て感じで食べ倒す。
そしてシメにうな重。
腹いっぱいの大満足である。

図書館で、『ショーケン』萩原健一(講談社)を借りる。

人気?

このページの右隅にある「人気記事」ってカテゴリー。
あれが、俺をザワザワさせる。
もともと人気なんてない底辺の俺なのに、その底辺でまたランクつけてどうすんだって感じである。

1位が「大塚のラブホテル」。これ、エロ系の検索でヒットしやすいってことなんだろうな。
ま、それはいい。よく分からないのが2位の「非通知ワン切り」だ。
やっぱあれか、DISネタに人は群がるのか。それとも「お、こいつ精神バランス崩している?」みたいなのが見世物として面白いのか。
ううむ、いったい何が楽しくて読んでいるんだろう。

極私的中華屋

昼から新宿へ。
アルタ裏にあるラーメン屋で昼飯。ダルかったんで、辛いのを入れようと。
客が麺の硬さやらスープの濃さを選んだりするのとか、出てきたラーメンの感じとか、一蘭ぽい。あそこまで「個」を重視してはいないけど、近いものを感じる。辛さ5倍。俺にはこの程度の辛さで充分。

その後、喫茶店「らんぶる」でお話いろいろ。

出てから新宿ブラブラして、京王線に乗って仙川へ。
せんがわ劇場で演劇ユニット昼ノ月公演『顔を見ないと忘れる』を観る。
役者2人。盗癖持ちで現在投獄中の男と、面会にやってくるその妻。
舞台は面会室。1時間強の上演時間。でも濃密に満たしてくれる。
自分の置かれた状況まるで考えずに飛び出す言葉たち。すれ違ったりぶつかったりの、痛さ。そしてそれぞれの抱えたどうしようもない寂しさ。
2人が演奏するリコーダーの音色が、感動っつうか衝撃っつうか、いやそのどっちでもない、なんともいえない疼きを身体中にくれた。

夜は新大久保駅前の中華屋。一人で豚キムチ定食と瓶ビール。
何かこう、カウンター席のみで、そこで客が1000円近いラーメンすすってるみたいな店って、どうもしっくりこない。なんか、ぽかんとしてしまう。ご飯食べたりお酒呑んだりしてぽかんとするのは、気持ち的にむずがゆい。
テーブル席もしっかりあって、そこで複数でワイワイやっているのと一人で呑んでいるのが程よく混在していて、メニューは麺類もご飯ものもある程度種類あって、あ、そうそうビールは瓶と生が両方ある。
しっくりくるのは、こうゆう店。
俺にとって中華屋っていうのは、瓶ビールが美味しく呑めるところ、なのです。

ALL BLUES’D UP!

数日前にここに書いた西新宿の「小諸そば」、じゃなくって「道中そば」で昼。カルビ丼とざるそば。
夜は高田馬場のエチオピアでビーフカレーと豆サラダとビール。

ストーンズ曲のカバーV.Aを買う。『ALL BLUES’D UP!』。
不勉強にも、俺には聞いたことのないアーティストばっかが名を連ねている。
「SWAY」とか「VENTILATOR BLUES」とか、シブい曲が入っている。

うちの近所に戸山公園っていう大きな公園がある。
子どもの頃から知っている場所なんだけど、むかしはゴーカートなんかもあった。
その戸山公園を、夜、ブラブラ流す。高校生とおぼしき集団がお芝居の稽古をやっている。
それを横目に園内のトイレに入ったら、手洗いの水道蛇口にウンコがついていて、びびった。

面白いこと・面白くないこと

『白鍵と黒鍵の間に -ピアニスト・エレジー銀座編-』南博(小学館)を読む。
面白い。
芝居のDVD『犯さん哉』作・演出ケラリーノ・サンドロヴィッチを観る。
面白い。

と、俺だって別に面白いことばかりで生きてはいない。面白くないこともなくはないんだけど、それは書いたってしょうがないことだ。
まあ面白くないことを面白く書いてみせるのも洒落っ気ってやつだが、それで俺の面白くなさが面白く伝わったとしても、そりゃあ伝わった側には面白いんだろうけど、俺の抱えた面白くなさは変わらない。その面白くなさはっていうと俺の中にあてどなく彷徨い続けるのであって。それはもう、とってもせつない。やりきれない。乾いた風にかき消されて最後の声も聞こえない。夜の吐息に飲み込まれて震えていたLONELY ANGEL。ポケットに詰め込んだ夢だけで過ごせたネ。意味なく『B・BLUE』を唄ってしまったが、まあ、とにかく面白くないのである。その面白くなさは語尾の「ね」をカタカナの「ネ」で表記するような座りの悪い面白くなさだ。そんなのを抱えて毎日の米を研ぐのはやっぱり避けたいネ。

『村八分』山口冨士男(K&Bパブリッシャーズ) をパラ読み。
と、10年くらい前に「クイック・ジャパン」に連載されていた村八分のヴォーカル・チャー坊の生と死を追ったルポを読み返したくなって、そちらもパラ読み。
その頃の「クイック・ジャパン」にみっちり詰まった90年代サブカルチャーにむせ返る。

何気に先輩

高田馬場の駅から明治通り方面に早稲田通りを走っていた。あ、自転車でね。ランニングなんてしないよ。
小諸そばの前を通ったら、開業35周年のノボリが立っている。
へえ、小諸そばって35年もやってたんだ。
俺より2コ上じゃないか。何気に先輩。
秋葉原・御茶ノ水・神田近辺に小諸そばの店舗がこれでもかと増えていくのが気になったのは、もう3,4年前か。
神保町の白山通り沿いに小諸そばが出来たとき、以前その場所にあった立ち食いそば屋(チェーン系ではなかった)が結構好きだった俺は、うぜーとか思った。で、次々増えていく店舗に、またかよとか舌打ちしたりして、いた、んだけど、でも、何故か、憎みきれなかったりもした。
そんな感じで、ちょこちょこ食べている小諸そば。先輩だったのだ。
稲荷寿司を注文すると、紅しょうががポツっと添えられているのがポイント高いです。

新宿西口の、もうなくなったレコード屋「VINYL」の前にある立ち食いそば屋。ここ、小諸系列だと思うんだけど、店舗名が違う。
メニューとかカリカリ梅取り放題サービスとか、完全小諸なんだけど。何であそこは店舗名が違うんだろう。

バル

夕暮れ時に雷雨。
勘弁してくれよと思いつつ、小雨になってから銀座に。

「バニュルス」という、スペイン・バルにいく。
バルってのは、バーのスペイン読みでいいのかな?
カウンターとちっちゃいテーブルのみの店内、流れるBGM。スペインの飲み屋風。気軽な感じの、どっちかっつったら下町系って感じの。
ワイン呑みながら、白いソースのかかったケーキのカタチで出てくるオムレツ食べたり、料理が殆ど500円てのがいい。ニンニクとかトマトとか、調理に使うブツも自分好みの世界。
ワインばっかだと酔うので、スペインのビールってのもいってみる。ワインで火照ったカラダにすいすい入る。ラベルがかわいかった。
で、メニューにカレーがあったんで食べる。欧風。玉葱とか野菜をガンガン炒めてガンガン煮ましたって具合。サラっとして食べやすかった。

酔い覚ましに、雨も上がった銀座をブラブラ。
有楽町駅前の激変っぷりには、まだ慣れていない。
何せ俺は、有楽町駅を銀座方面に降りて、すぐ前にある立ち食いそば屋でヤキソバを食べるのが大好きだったのだ。高校生のころのハナシ。そっから銀座の並木座や日比谷シャンテ、シネスイッチとその隣にある銀座文化(ここはクラッシク洋画をかけていた)などに映画を観にいっていた。
大学に入ると、映画だけでなく落語にハマりだして、銀座はソニー・ビルの上にあったソミド・ホールで、立川志らくの独演会に毎月通っていた。
あと、マリオンの朝日ホールの落語会。これもやっぱり立川談志一門の会をよく観にいっていた。
唐茄子屋政談を、立川談春、立川藤志楼(高田文夫)、立川志らくの3人リレー形式でやったのとか、やばかったな。しょっぱなの談春が、噺に入る前のマクラだけで終ってしまったのだ。リレー落語でマクラだけとは。でもそれがカッコよかったりもして。

そんな思い出に耽りつつ、電車で帰る。

トカゲを釣る

昼、先週に続いて欧風カレー。「ミ・ドゥ」てお店だった。今頃知ったのかよって感じだ。こないだはチキンだったけど、今日はポーク。で、チーズ。

夜は新宿のシアター・トップスでスロウライダー公演『トカゲを釣る-改-』を観る。
「怪物」を生み出した科学者のハナシ。ホラー風味の舞台で飽きさせない。
でも作品(台本)の「仕掛け」に、あれれ?つうか、ううむ…つうか。
科学者の苦悩に、ロスジェネ世代の芹沢博士(『ゴジラ』のだよ)を見た。

終わって出ると、ドシャ降り。また雨かよ。
近くの居酒屋「銀座カンカン」で、イカ焼きとかシメ鯖とか煮込み食べながら、呑む。
やっぱりホッピー。