投稿者「高橋 大輔」のアーカイブ

松沢呉一新刊『クズが世界を豊かにする』発売開始!!

本日より、ブックファースト新宿店にて、『クズが世界を豊かにする』の発売が始まりました。

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写真は地下2階Eゾーン「政治 社会新刊話題書」コーナーです。地下1階のAゾーンでも販売しています。
津田大介さんの「Twitter社会論」が隣に並んでいます。

また、1月21日(木)、19時〜、同店のイベントスペースで
松沢呉一×津田大介トークショーを開催します。

参加ご希望の方は、ブックファースト新宿店にて、『クズが世界を豊かにする』をご購入下さいませ。先着40名様までです。

詳細が決まったら、ポット出版ニュースで告知します。

松沢呉一新刊『クズが世界を豊かにする』プレビューその3

12月18日発売の、松沢呉一氏の新刊『クズが世界を豊かにする』で紹介している動画を少しずつ紹介していきます。
18章の「エロ表現から日本を眺める」では、日本とフランスのHIVキャンペーンの動画を紹介し、日本と海外の、性に関する温度差を論じます。
日本のがこれ。有名なCMですね。

ゾーッとします。

対して、フランスのがこれです。

セックスしまくりです。すごい気持ちよさそう。

続けて、海外のバイアグラのコマーシャルです。

笑えます。
「おもしろいな。けど、日本のテレビではムリだろうな」と感じます。
でも、バイアグラの効能とセックスの関係を、面白おかしく表わしているし、「バイアグラ買って試してみようかな」という気になります。
じゃあ、何で日本のコマーシャルでは、性をおおっぴらに描いてはいけない、と僕は感じてしまうのでしょうか。

19章の「判断の主体」で、松沢呉一氏は以下のように書きます。

「おそらく各文化において、『個人としてどうか』『社会としてどうか』『法としてどうか』という、それぞれのレベルで規範が違っているのだろうと思います。(中略)日本は中国より表現に対する法規制はずっとゆるく、個人レベルでは中国人なみにエロにおおらかでしょう。それはちょっと言い過ぎか。中国人のエロに関するおおらかさには驚きますからね。個人はともかく、日本は表現に対する社会的寛容度が非常に低い文化なんだと思います。対して、欧米、とくにヨーロッパでは、それぞれのレベルで性的にゆるい。むしろ個人レベルよりも、社会や国の規範のほうがリベラルだったりするかもしれない」

コマーシャルというフィールドから、世界各国の表現に対する寛容度を測る。
『クズが世界を豊かにする』では、YouTubeで見られる様々な事象について語られます。

続きます。

紹介動画一覧のページを作成しました。

松沢呉一新刊『クズが世界を豊かにする』プレビューその2

12月18日発売の、松沢呉一氏の新刊『クズが世界を豊かにする』で紹介している動画を少しずつ紹介していきます。

第八章の「選別のない世界」では、ニキビと耳クソの動画を例に挙げて、YouTubeというメディア、インターネットの特性を論じます。

「grano gigante」(ログインして見てください)

耳クソはこちらです。

ニキビは30万再生回数、耳クソはなんと、134万再生回数です。

気持ち悪いけど、観てて、なんかスッキリする……。ニキビを潰すのは、僕も好きです。僕の耳クソはドロタイプなので、カサカサタイプの人が、ちょっとうらやましいです。
と、「おー、こんな動画あるんだ。面白い」という話では終わりません。

ここで、松沢呉一氏は、「テレビ局の人や雑誌の人が『クオリティの高いもの』と言ってたものとはまったく違う。画像がきれいだとかいうのとはまた別の意味で人はこういうものを観たいのです」と論じます。

今まではメディアの、「メディアが取り上げるべきもの」という視点からは切り捨てられていたものが、インターネットという、場所では、等しく存在する、と。

『クズが世界を豊かにする』の読みどころは、前回も書きましたが、YouTubeにアップされている動画から、裏を深読みする視点です。

実際、目次を見ていただけるとわかるように、この本はYouTubeそのものについて語ったものではなく、YouTubeから見えてくる、事象について語られた本です。

続きます。

紹介動画一覧のページを作成しました。

松沢呉一新刊『クズが世界を豊かにする』プレビューその1

12月18日発売の、松沢呉一氏の新刊『クズが世界を豊かにする』では、「YouTubeから何が見えるのか」、「YouTubeは何を変えたのか」ということがメインで語られます。
YouTube上の75本の動画を紹介していますが、動画の裏を深読む本、とでも言いましょうか。

第一章の「YouTube依存を強めるテレビ」では以下の動画を紹介し、

・テレビが今、どのようにYouTubeを利用しているか
・CMがどのように変わってきているか
までを論じます。

ちなみに、僕は本の元となるインタビューで松沢さんにこの動画を見せてもらい「おお! すごい! へー、こんなことできるんですね!」とアホを代表する言葉を残しただけでした。
ボーッと胸チラ動画やエロサイトへの誘導動画ばかり観ていては、一生涯気づかないことばかり。『クズが世界を豊かにする』は、スリリングな一冊です。
発売までの間、少しずつ紹介している動画を紹介していきます。

※近日中に、『クズが世界を豊かにする』で紹介している、すべての動画にリンクを張ったページをアップします。ぜひ本と合わせてお楽しみください!!

※12.11 紹介動画一覧のページを作成しました。

松沢呉一新刊『クズが世界を豊かにする』入稿前

松沢呉一さんと、新刊『クズが世界を豊かにする』の、入稿前の最後の打ち合わせをしました。
カバー、表紙のデザインをチェックしてもらったのですが、
僕が本のねらいを完全に勘違いしていて……再度、作り直しです。
デザイナーの山田さん、すみませんです。

また、今日の打ち合わせでは、『クズが世界を豊かにする』の、本の序文にあたる文章に、以下の文章を掲載することになりました。

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●著者名、書名、出版社名を明記し、出版社ないしはネット書店での本書紹介ページへのリンクをしていただければ、本書の内容の1000字以内をインターネット上でご自由に利用いただけます。(※打ち消し線、「本書の内容の」は11月27日追記)

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是非、ブログ、ツイッターなどで、『クズが世界を豊かにする』をご自由に利用してください。

『クズが世界を豊かにする』なべやかん、元氣安と謎の美女登場!

昨日は松沢呉一さんの新刊『クズが世界を豊かにする』のカバー撮影をしました。

出演してもらったのは、なべやかんさん(オフィス北野)、元氣安さん(ワハハ本舗)、と、紅一点、ミコさんです。

著者である松沢呉一さんのディレクションのもと、YouTubeのある動画をみんなで観て、三者三様のリアクションをとっている、という画を撮影しました。

彼ら3人が何の動画を観ているかは、本の表4側を見てみてください。

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左から元氣安さん、なべやかんさん、ミコさん。

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さすが芸人さん。表情がめちゃくちゃ豊かです。写真はポットの隣に事務所がある福さんにお願いしました。

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なべやかんさん。似合いすぎる学ランはビートたけし師匠にプレゼントしてもらったものだそうです。

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「おいおい教」教祖元氣安さん。やかんさんには「『変態の』元氣安って呼んであげて」と言われました。

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ミコさん。可愛い。お付き合いしたい。。。

入稿は明後日26日というギリギリのスケジュールですが、なんとか間に合わせて、『クズが世界を豊かにする』年内発売します!!

進行中・松沢呉一新刊『クズが世界を豊かにする』日誌

年内の発行に向け、着々と進行しています。
今日は松沢さんに再校ゲラを渡し、サブタイトルを決めました。
タイトルが「クズが世界を豊かにする」で、サブタイトルは直球で「YouTubeから見るインターネット論」としました。

ここまで、たぶん15分くらい。
で、その後はお説教、です。
おっかしいな、松沢さん「黒子の部屋」では「11月は調子が悪い」って書いてあるんだけど、早口で「いかに高橋は考えていないか」を論理的に説かれました。
沢辺も同席していたのですが、もちろん松沢さんサイドにまわり、お説教(生き生きしてた)、です。

おかげで終電逃してしまった。ビール飲んじゃえ。

松沢呉一新刊『クズが世界を豊かにする』

『エロスの原風景』に続く、松沢呉一さんの今年二冊目の新刊は、YouTubeを中心に、インターネットは世界をどう変えたかを検証するメディア論です。

YouTubeにアップされている動画を75本紹介し、「深読みの松」こと松沢さんが既存メディアの現状、インターネットの現状を読み解きます。

発行は12月半ばを予定。ポット出版のサイトでは、紹介するYouTubeの動画へのリンク集をアップする予定です。

今週は小浜逸郎さんの新刊『子供問題』の入稿も控えているし、禁酒して頑張らなくてはだな、これは。。

「米沢嘉博記念図書館」の開館記念シンポジウム

『ず・ぼん』15号で取材をさせてもらった「米沢嘉博記念図書館」の開館記念シンポジウム、「マンガ・アニメ・ゲーム・フィギュアの博物館学」に行ってきた。

4時間の長丁場だったのですが、司会の森川嘉一郎さん、話が上手というか、人をいじるのがすごく上手い。いや、楽しかったです。

中でも、明治大学国際日本学部准教授 藤本由香里さんの「マンガの国際・学際的状況」という話が面白かった。
「へー」と思うことの多い話だったので、箇条書きで記しておきます。

・日本はマンガ大国
出版業界全体のうち、マンガの売上が占める割合
日本→25%(5000億円)
フランス(世界第二位のマンガ国)→7%

・フランスのマンガ
ハードカバー、大判、オールカラーで高価。大体2000円くらいする。

・アメリカのマンガ
ペラペラのフリーペーパーみたいな形が多い。オールカラー、広告ページが多い。書店ではあまり流通していなくて、日本でいうキオスクみたいなところで売られている。
マンガは完全分業制で作られている。脚本家、線を引くペンシラー、インクを入れるインカー、とか。映画と同様。著作権は発行会社に属する。

・海外でうける日本のマンガ
忍者、サムライものが受けている。『ONE PIECE』も人気はあるが、「NARUTO -ナルト-」の方が圧倒的な人気。ドイツでは少女マンガ、そしてなぜか「ふたりエッチ」が人気。
「ドラえもん」はアジアのみで人気。日本でいう「ガロ系」マンガは欧米で評価が高い。特に辰巳ヨシヒロ、丸尾末広など。

・右綴じ、左綴じ問題
以前は英語などに翻訳するさい、右綴じの日本のマンガを左綴じ用に作りなおしていたが、最近は右綴じのまま出版する傾向がある。その方が安上がり。

その他、マンガを研究する意義、世界から見た日本文化とは、などの話題。

「ず・ぼん」15号でインタビューさせてもらった森川嘉一郎さんにも挨拶できてよかった。

スクリーンショットのファイル名を一括変換

年内発行予定の新刊の作業で、YouTubeの動画を大量にキャプチャ(フルサイズ動画再生→メニュー+シフト+3キーで、スクリーンショット)しています。

キャプチャされた画像は自動的に「ピクチャ 1」「ピクチャ 2」「ピクチャ 3」……とデスクトップに保存され、
動画が一本終了するたびにフォルダにまとめて整理。

ただ、次の新刊には何本も動画の画像を入れるので、動画ごとに合い番をふり直さなくてはいけない(そうしないと、ファイル名がかぶるので同じフォルダに入れて一括変換とかができない)。

mac用の、ファイル名一括変換ソフトはないかと検索したら、すぐ出てきました。Name Manglerというソフトです。使い方は、このブログを参照しました。

これで「動画001」の「ピクチャ 1」「ピクチャ 2」を一発で「001-001」「001-002」……と変換できます。

次に、スクリーンショットの保存先をデスクトップではなく、指定したフォルダに保存できるようにしたいのだけれど、これは分からなかったです。要調査です。

10年くらい前までは、動画の静止画を誌面に使う際は、カメラに三脚をセットして、ビデオを再生するテレビ画面を複写していたそうです。便利になりました。