投稿者「大田 洋輔」のアーカイブ

自縛系編集者

昨夜、元SMスナイパーの編集者・高橋さんが鞄の中から縄を取り出し、自分の身体を縛り始めました。

本人は「友達が貸して欲しいと言うから縄を持ってきて」と何の理由にもならないことを言っていましたが、本当は、普段「お前らは本当に考え方が不自由だな」と社長に言われ続けていることに堪りかね「本当の不自由ってのはこういうもんだよ!」という気持ちになったのではないかと思いました。あるいはただの変態か。

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おもむろに自らの下半身を縛り出した高橋さん。

真顔
真剣な表情で「絶対解けない結び方」の解説をする高橋さん。

和田先輩の距離感
側で見ていた那須上司と和田先輩は呆れ顔。
最終的には、なんとなくお仕置きされている感じになりました。

豚野郎ッ!
そんな自縛系編集者の高橋さんがよだれを垂らしながら担当した『懺悔録』(著/沼正三)。
先週の『週刊文春』でもエッセイストの酒井順子さんに取りあげられ、じわじわと動いております。
どうぞよろしく。
悦楽

岩松了の『溜息に似た言葉』-01

9月刊行予定の岩松了さんのエッセイ集のための対談を、先週から今週にかけて行なっています。

岩松さんが古今東西の小説や戯曲の中から心に残るセリフを抜き出し、そのセリフの周辺にある人生の機微を書いたエッセイが40本。

今回の単行本では収録する40本それぞれに写真が付きます。
その写真は5人の若手写真家に8本ずつ担当してもらいました。
どのカメラマンもそれぞれ個性があり、セリフ/エッセイ/小説・戯曲に対するアプローチの仕方が違うので、「岩松了」という芯が一本通っていつつも、カラフルな単行本になりそうです。

現在行なっている対談も、テープ起こしをまとめたものを収録するのではなく「対談の中のセリフの一つから、その写真家を読み解く岩松さんの書下し」という形での収録となる予定なので、「岩松了vs若手写真家5番勝負」といった雰囲気も漂わせております。

岩松さんとカメラマンとの1対1での対談は、先週の金曜日に中村紋子さんと高橋宗正さん、本日インベカヲリ★さんとの収録が終わり、残すところ明後日の土屋文護さん、石井麻木さんの2人という状況です。

対談の内容は徐々に公開していく予定ですが、本日はひとまず、これまでの対談の様子を写真で簡単に振り返ろうと思います。

岩松了&中村紋子
金曜日、中村紋子さん。「岩松さんとのツーショットを…」と言ったら「じゃあギャル撮りしましょう!」と自ら撮影してくれました。まだまだ人生経験の浅い私ですが、一眼レフでギャル撮りする人は初めて見ました。パワフルでした(「ギャル撮り」という言葉も初めて知った)。

高橋宗正
同じく金曜日、高橋宗正さん。イケメンだ。『マリクレール』に顔写真入りで紹介されたこともあるそうです。年内に、写真集の出版予定も(別の版元さんですが)。この写真は岩松さんが撮影。

岩松了&インベカヲリ★
本日のインベカヲリ★さん。今回のインベさんの写真は、全作品で女性のモデルさんが登場します。全員かわいいので凄い。インベさんのサイトで、これまでの作品が沢山見れます。

続く…

高遠ブックフェスティバル

ポット出版サイトにて、先週から、北尾トロさんと下関マグロさんの新連載「ライターほど気楽な稼業はない」が始まりました。

同じ年(1958年)に生まれ、同じ期間(5年)を大学生として過ごし、同じ時期(26歳)にフリーライターになった2人が綴る「あの頃」の話。

毎週月曜日、トロさんとマグロさんで交互に更新予定ですので、どうぞお楽しみに。

自分はトロさんとマグロさんがライターになった年(1984年)に生まれて、やっぱり5年間大学に通った人間なので、何となく縁を感じてしまいます。
そして「トロさんは5年目の学費を自分で払って偉いな、自分は”貸してもらった”からな」と遠い目。

そんなトロさんから、「本の家」がある長野県高遠町で、今年の夏に「第1回 高遠ブックフェスティバル」が開催されるというお知らせをいただきました。
日程は8月29日と30日の2日間。
詳細はこれからのようですが、トロさんも自身の古本屋「杉並北尾堂」についてのトークイベントを行う予定だそうです。

長野と本といえば、長野県出身の文学系アイドル乙葉さんが思い出されますが、それはまた別の話。

長野の夏って気持ち良さそうだな、と思います。

厠上でもこの程度か

先週、ポットが入っているマンションの貯水槽清掃がありました。
事前に「作業中は断水するかもしれません」という通知があったので、前日の夜から浴槽に水を溜めて準備をし、詰まらねーかなー、とワクワクしながらその日を迎えたのですが。
結局、一度ナスさんが流し損ねただけで大きなトラブルもなく、すこしがっかりしてしまいました。
鉄くんとすずちゃんのもキレイに流れた。

最近私がトイレに入って思うのは、使い切ったロールを新しいものに取り替える回数のことです。
社員全員が共同で使うものですから、誰が担当ということもなく、使い切った人が次のロールをセットするのが基本でしょう。
ところが、どうも自分ばかり取り替えているような気がする。
人よりもお腹が弱いのに水分を多めに摂るので、トイレに行く回数が多い、よって紙が切れるところに遭遇する回数も多くなる、という面もあると思いますが、どうもそれだけではないのでは。
ひょっとして、紙を使い切ったのにロールを取り替えずにトイレを出ている人がいるのでは?
あるいは、使い切るかに見せて使い切らないための工夫をしている人がいるのでは。

しばらく調査してみます。

日報システム。

何でもなさそうなものを記録するのが好きで、自分がモスバーガーに行った記録のレシートが、もう10年分くらい貯まっています。

今まで記録してきたものの中で一番意味がなかったのは人が定食を食べるときの順番の記録で、
ご飯が1番、
ハンバーグが2番、
豆腐が3番、
サラダが4番、
みそ汁が5番、
水が6番、
というように品目ごとに番号を振り、
一口食べるごとに1,2,1,2,1,2,1,4,12,5,1, ……と付けていったものが数十件手元にありますが、何にもなりません。

でもいつか記録のある友達が死んだら、○年前に友達が座っていたのと同じ席に座って同じ定食を、
その時と同じ食べ方で食べたりしたら良いのではないかと思います。
別に死んだ人でなくても、かわいいお姉さんの食べ方を記録して勝手に真似てエロチックな気分になったりすればいいのかな。

さて、ポットで働く人たちはこれと似たようだけどしっかりとした意味のある「日報」というものを付けています。
例えば
「ポットの作業」は5048、
「メール」は5028、
「ず・ぼん15」は70241、
といったように各仕事に番号を振り、仕事毎に誰が何時間費やしたのかがデータとして蓄積され続けているのです。

この日報、ほとんどの人は特にメモも付けず、大体何時間くらい、ということをしているのだと思いますが、
自分はキーボードの横に専用のメモ帳を置き、別の作業に取りかかる度に、それまでの仕事内容と時間を書き付けるようにしています。
そして「休憩」はデータベース上では「休憩」でしかないのですが、
すずに抱きついた後は「休(すず)」、なっとくのカレーを食べた場合は「休(なっとく)」、
カップ焼きそばなら「休(U.F.O.)」と、食べたもの等を記録して忘れた頃に見返しては悦に入る、というのを密かな愉しみにしておりました。

ところが先日、いつものように出社して机上の日報メモを見ましたら「野菜食べなよ さとう」と書いてあったので「ああっ!」と声を出してしまいました。
裸を見られた気分です。

『山田広野の活弁半生劇場』絶賛発売中!

ポット出版のサイトのトップページでもお知らせしていますが、
山田広野の活弁半生劇場』が、この土日から書店に並び始めました。

日曜日、店舗の見学も兼ねて新宿西口コクーンタワー内に出来た新しい(といっても昨年ですが)ブックファーストを覗いてみると…

あった…。

ブックファースト新宿店

市川準、市川崑、黒澤明、黒沢清、マキノ雅弘、大島渚、“山田広野”、押井守。

世界に名立たる大監督と肩を並べた山田広野氏の処女単行本『山田広野の活弁半生劇場』、絶賛発売中でございます。

3月28日から渋谷ユーロスペースにて公開の映画「バサラ人間」(監督・山田広野)の原作『バサラ人間』(長尾みのる、よるひるプロ)と合わせて面出ししていただいているのも、ありがたい限り。
単行本『バサラ人間』は品薄のようなので、お買い求めの方はお急ぎください。

毎日見ている本ですが、書店の棚に並べられているのを見ると、
改めて「ああ、本を作ったんだなあ」という感慨を覚えます。
そしてヒィヒィ言いながら校正をした日々が走馬灯のように…。
「もう出ちゃったんだな」と少し寂しい。

そんなこんなで『山田広野の活弁半生劇場』。
山田広野監督のとんでもない失敗の数々も余すところなく掲載しておりますので、
どうぞよろしくお願いします。

絶交

昨年の8月にポットに入ってから、丸半年が経ちました。
今度、初めて担当をした単行本が出ます。
山田広野の活弁半生劇場』。
僕が入ったときには既に動き出していた本であり、
外部の編集者の方が入ってくださったり、
他にもあらゆる所で那須上司や周りの方々に助けていただきながらでもあったのですが、
ほんの少しだけでも一冊の本が世に出るために働くことが出来たのかな、と思うと嬉しくなります。
明日見本が届いたら頬ずり。

本が出来たら終わりでもないし、これまでを振り返ると怠惰な自分に絶望しそうにもなりますが、「革命は実務だ」の精神でやっていこうと思います。

個人的な決意表明ついでに、さらに個人的なことを書かせていただきますと、
このあいだ、嫌いな人には嫌いだと言える人間になり、人生がちょっと楽しくなりました。

やーい、やーい。

最後の単位も獲得し、大学の卒業も確定した今日この頃。
春は近いと感じています。

りっぽんさんによろしくです。

いまだ社内に自分の席がありませんが、今月いっぱいで実家からも追い出され、一人で暮らし始めます。

中学高校時代を過ごし、いつか住んでみたいなーと思っていた愛着のある街、江古田で物件を探し始めたのが、今月の頭。

気に入った部屋も見つかり、この前の土曜日に無事契約も済ませたのですが、翌朝不動産屋のお姉さんから届いたメールの最後に、なぜか「りっぽんさんによろしくです。」と書いてあったので頭を抱えてしまいました。
(※りっぽんというのは、私が好きなアイドルの名前です。1月12日、大学受験のため、所属するグループを卒業してしまいました)

別に恥ずかしいことではなく、むしろ不動産屋のお姉さんの心に「りっぽん」の名を刻み付けることができたのだと思うと誇らしいことでもありそうなのですが、何だか弱みを握られたような気もして…。

内見のときも契約のときもアイドルの「ア」の字も出していないのに、なんでバレたのかな、臭かったのかな、と思ったのですが、考えられる原因は自分が前回書いた日誌しかなく。

次回からはもう少し実のあることを書いて不動産屋さんに対抗しようと思います。

ナイスクリスマス。

今日はりっぽんと一緒に一日をすごしました。

りっぽんというのはキャナァーリ倶楽部というアイドルグループの杉浦里穂さんのことです。

私のことはバカだと言ってくださって構わないのですが、
りっぽんが可愛いということだけは、そういうことにしておいてください。

ここのところ立て続けにポットに新メンバーが加入したため、
バイトのブンザイである私は自分の席から蹴り出され、
荷物一式を詰め込んだワゴンを引きずりながら、
休みの人の席や会議スペースを行ったり来たりのジプシー生活。

メールソフトの設定やら何やらを引き継ぐことが出来ないため、
メール一本出すのにもWebメールを使ってシコシコとやっているため、
そりゃあストレスも溜まるというものです。

ギャー!

そういった荒んだ心をいやしてくれるのが、
我らがりっぽん、ということですね。

席を移る度にモニターの横に貼り直す
りっぽんの2L版生写真だけが私の心を抱きしめてくれるのです。

でもそんなりっぽんも、来年1月12日でキャナァーリ倶楽部卒業を予定しています。

果たしてりっぽん卒業までに私の席は確保されるのでしょうか。

激しく不安です。

りっぽん。

TPD

最近、東京パフォーマンスドールに興味津々です。

11月5日にアルバム『東京パフォーマンスドール GOLDEN☆BEST』が発売され、
それに合わせて8日にはロフトプラスワンでトークライブも行なわれた東京パフォーマンスドール(TPD)です。

TPDが活躍していた90年代前半は「アイドル冬の時代」と言われていますが、
だからといって歴史に残るアイドルがいなかったわけではありません。

だもんで、当時のミニコミを古本屋で捜して購入したり、
年上のアイドル好きの方に譲っていただいたりしております。

今日読んでいたミニコミでは、
90年頃のアイドルが好きな人の中には伝言ダイヤルで情報交換をしている人もいた、
ということを知りました

その他にも、インターネット世代(84年生まれ)の自分が小学生の当時大流行した
『恋しさと せつなさと 心強さと』や『DA.YO.NE』の背景には様々なものがあったんだなー
などと、感心することしきりであります。

アイドルは刹那的で儚いからこそ魅力的だ、
というのも一面では真実だと思いますが、
10年以上の時を経て色あせない魅力があることも、また真実。

様々な記録を残してくださった当時のファンの皆様に感謝しています。