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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

【演説】小池あきら「原発・築地移転で見えてきた石原慎太郎の末期的症状」

4月6日(水)、16時25分から高田馬場駅BigBox前(早稲田大学方面)で小池あきら候補(革新都政をつくる会)は演説を始めた。以下、演説内容要旨

◎被災者支援

「(いま)真っ先にやらなければならないのが被災地の救援と復興です。私は被災者が身を寄せる足立区の東京武道館に行き、話を伺いました」「首都東京は役割をもっと果たせます。被災者で東京に来られているのは約1300人。埼玉県は約2700人。群馬県には約3000人。都営住宅は都民の募集を除いて空き家が一万戸以上あるのでこれを活用する。或いは民間住宅を借り上げる。宮城県で仮設住宅をつくるのに約一年かかると県知事は仰った。東京の住宅を活用すれば直ちに被災に遭われた方を受け入れることができます。知事になったら最初の仕事として私は党派をこえて被災者を救援することに全力を尽くします。被災者救援のシンボルになる。そういった東京を目指します。」

◎築地移転問題

「豊洲では九十か所で液状化現象が起きました。発がん物質のベンゼンが環境基準の4万3000倍、猛毒のシアンは八百倍以上、検出されています。いくら土地を入れ替えても深いところで液状化が起きれば、都民としての台所は果たせないという結論が出てくると思うのです。TV討論で指摘したら、石原慎太郎知事は『埋立地だから液状化が起きるのは当然だと開き直りました。『そういう場所を市場にできますか』と尋ねたら、内容の反論はできずにたった一言『ナンセンス』といいました。小池あきらは豊洲への移転を白紙撤回し、今度の地震でびくともしなかった築地を再整備していきます。」

◎原発問題

「隠しだてをせずに時々刻々と都民に原発の状況を知らせていかなければなりません。情報公開の徹底です。これが風評被害の防止と全世界の叡智を結集して、この危機を乗り切るための前提条件です。
また、原子力発電のあり方はチェンジをしなければいけない。これまでの原子力行政は絶対事故が起こらないという安全神話にしがみついてきました。これと訣別して安全最優先へと見直していくべきです。今後の14の新規原発建設(の政府計画)を撤回させ、プルサーマル発電や高速増殖炉という世界に例のない危険なやり方はただちに中止させましょう。東海地震の震源域に想定されている浜岡原発は中部電力の発電量の一割以下です。泊めても市民生活には支障が出ません。これもただちに停止させましょう。そして、原子力頼みから脱却していく道を歩まなければなりません。

そんなことができるのか?そんなことを尋ねられます。

しかし、2003年に東京電力のデータ漏えい事件があったときには、福島原発のみならず柏崎・刈羽原発も含めて東電はいったん原発をとめた過去があります。火力発電などをフル稼働して、夏も冬も乗り切れた。原発事故で計画停電を実施していると東電は説明しますが、いまもっている力をフル稼働して都民の電力もしっかり保障して、一歩ずつ自然エネルギーと氏にチェンジすることが必要ではないでしょうか。東京でもビル風を利用した風力発電、ビルや屋上を利用した太陽光発電、水源地と東京の間には大きな水圧の格差があります。この水圧を利用したマイクロ発電など、やれることはたくさんあるし、これは地域分散型ですし、地域業者の仕事おこしにもなります。今回の地震で停電した茨城でも太陽光発電をやっているおウチはTV・電気・御風呂もつかえた。ところが、東京都はこの三月に太陽光エネルギーへの発電を打ち切ってしまったのです。こういうのこそ、『ナンセンス』というのです。
 ドイツでは自然エネルギーで16%の発電をしています。これは福島原発25基分です。2050年には80%を自然エネルギーでまかうといっています。日本は潮の満ち引きがある、風邪も強い。山が急峻です。自然エネルギーにもっとも適した国といわれているのです。私は自然エネルギー都市東京へチェンジしていきます」

(石原慎太郎都知事の原発にまつわる数々の暴言・珍言・迷言は次回に続く)

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【取材者の私見】
単独インタビューで「石原都政のCHANGEを仰っていますが、Yes,we can.といえますか?」という質問に「候補者の違いを見分け、反石原票をまとめれば必ず実現します」と仰った小池さん。
あるかたいわく、
「毒は嫌だしゲイのない芸人も要らない。居食屋の飯は不味い。絵にかいた餅でも餅が良い」。
上手いなあと思った。しかし、

Our country is opptimist. We are can-do people. We need just to believe in ourselves agian.

といいたい衝動に。少なくとも私は

Hope is on the way.

という気概で常にいたい。

各候補者に単独インタビュー(割と地が出ました)

保坂のぶと氏が社民党を離党して世田谷区長選挙に出馬する。当選を区民として期待したい。

さて、4月6日(木)は東国原候補と慎太郎以外、事前に申し込み、単独インタビューしました。
以下、インタビューできた時間数と場所。

◎“ワタ”なべ“ミ”き社長:53秒@ハチ公前
 演説後に選挙カーから降りてきてわしが名刺を渡し、フリーランスと分かると態度が一変。
 ワタミ様が取材を打ち切る。さすが迅速な対応。

◎小池あきらさん:2分54秒@高田馬場
 演説後に握手周りをして、場所を移動して食事前に時間をつくられる。
 手短に質問してこちらから終了。

◎マック赤坂さん:4分30秒@中野駅北口
 演説前にインタビュー。尋ねたいことをすべてきけたのでこちらから切り上げる。

◎ドクター中松さん:8分49秒@吉祥寺駅バスロータリー方面の商店街入り口
 20:15から開始。話し出したらとまらなくなり、こちらで打ち止め。

【筆者の私見】
ワタなべミき社長は15:00@ハチ公で「(今回の選挙の争点は)原発です。私は20年前から原発に反対してきました」と演説。私がインタビュー冒頭に「今回の争点は何ですか」と尋ねると開口一番「多選かそうじゃないかということです」。「さきほどは原発が争点だと仰っていましたが」「原発や震災など争点は様々です」とのこと。選挙プランナー・三浦博史さんがついているから、ハチ公の民度にあわせて話したのかと勘繰る。
大沢佑香(照沼ファリーザ)さんが先日、輪民社長と接して、「キャバ嬢みたい」といったのを思い出す。

小池さんは演説でもテレビでも握手周りでもインタビューのときも、人が変わらない実直な印象を受けた。

マック赤坂はとにかく明るい。

ドクター中松は82歳相応に見えた。平成生まれの女子高生や平成生まれと思しき若者が群れて写真を撮ったりツーショット写真を撮ったりしたのにはびっくり。どこでドクター中松を知ったのだろうか。いわゆる、キモ可愛いというやつなのだろうか。

取材記 with 大沢祐香さん

3月31日(木)は女優&写真家の大沢祐香さん(照沼ファリーザさん)と都知事選取材を敢行した。

練馬駅南口で11:25amにファリーザさんと合流。11:30amに来るはずの東国原英夫・前宮崎県知事を待つも到着したのは12:30pm過ぎ。

練馬で取材後、池袋駅東口に行き、大沢さんが通っていたヘアメイクの専門学校近くにあるベーグル専門店でlunch。西武百貨店地下に移動し御買物をしたのち、15:00より東口前で始まったワタミ社長の演説を取材。演説後、ファリーザさんとワタミ社長とのツーショット写真を撮影。彼女が脇に携えていた御自身の写真集『性欲と食欲』をワタなべミきさんが手にとって「すごいタイトルの本だねえー」とお褒めの言葉。

ワタミ社長の接し方・演説を1人1人接待するようだとファリーザさんは指摘(._.)_
ワタミ社長を「キャバクラ嬢みたいですね。でも自分の主張がない」とファリーザさんさんは一刀両断。

2人で帰ろうとするとワタミのボランティア2人(1人は早大生)が彼女に握手と写真を求めてきました。池袋駅東口を超満員にして通行人誘導のスタッフも的確に行動(^^)男ホスト・ワタなべミきは恐るべし(*^^)v

そこをいくと東国原さんは機械的に握手するだけ。東国原さんとファリーザさんがツーショット写真を撮るとき、テレビの取材クルーが「若い女性と写真に収まる東国原候補」という絵柄を撮りたいのか、いっせいに撮影した。

取材後、電車でともに帰路につく。

【取材レポ】東国原氏、オリンピック誘致・築地移転に反対へ

午前8時を少し過ぎたころ、都知事選に出馬している東国原英夫・前宮崎県知事が品川駅港南口で28日の遊説を開始した。真っ白のジャージにたすき姿の東国原さん。通りゆく人々と握手を始めると、徐々に人だかりができ始め、写メを撮っていく人が増える。聴衆が50人ほど、集まったところで、拡声器を低音量に絞って、かすれぎみの声で、演説を始めた。

東国原氏は「オリンピック(誘致)はひじょうに厳しい。オリンピックのために貯蓄してある4000億円の基金を景気雇用・災害復興・医療福祉・社会保障などの対策にあてなければならない。」と述べ、オリンピック誘致に慎重な姿勢を示した。

築地市場移転に関しては
「今回の地震で(移転予定地の)豊洲で90か所以上の液状化現象が起きた。ベンゼン、シアン化合物、六価クロム、ヒ素などによって土壌が汚染されている。東京の胃袋・日本の食の拠点である築地市場を豊洲に移転するのは危険だと思う。昨日の朝も築地に伺い、場内・場外のかたがたと弐時間、意見交換をさせていただいた。豊洲というのは一から見直すべきではないかという意見でまとまった。」
と述べた。

そして、

「石原知事御本人が『4期多選は長すぎる。硬直化を招く』と仰っている。」

と現職を批判し、松沢成文・神奈川県知事の突如の立候補辞退に触れ、

「石原知事と松沢成文・県知事との間で話し合いがあったのではないか」「釈然としない・見えないものがある。」

と、演説した。

◎政論◎
東国原英夫さんの主張が日本共産党が推薦の小池あきらさんに似てきた。
石原都政との差異化を狙っているのだろう。

レーガンと慎太郎

けふ24日は12都道県で知事選が告示されます(4月10日投開票)。
東京都もその一つです。ネット選挙も解禁なきままです。

いまはさること1999年都知事選。ともすれば、親の七光りならぬ弟の七光りと揶揄される慎太郎・現都知事は「後だしジャンケン」と批判される記者会見で、二つの大きな公約をぶち上げました。

・横田基地返還
・都が主導の債券市場の創設(優秀な中小企業やベンチャーを育成する活力剤として)

さて、あれから10余年経ち、けふは2011年4月24日。

初志貫徹できずにいます。

・ディーゼル車の排ガス規制
・銀行への外形標準課税
・ビックレスキュー2000

など、慎太郎・都知事が実行し、強烈な印象を与えた政策は第一期のもの。

それ以降は、新銀行東京や築地市場の移転、東京五輪誘致など、失政が目立ちます。

アメリカ合衆国で高齢批判にさらされされたロナルド=レーガン大統領が退任した時の齢が78歳。レーガンに強く憬れた慎太郎・知事(78)を、選挙によって、レーガン氏と同じ齢で退任させることが、民益になりますし、慎太郎知事にとって誉れにもなりましょう。