投稿者「大原 真理子」のアーカイブ

フィリピンかタイ

疲れていると普段とは違う行動に走りがちになります。
ある日の深夜1時前、私は街のカレー屋に入りました。

本場インド人と思われる男性が店のキッチンに立っており、
閉店直前だったが嫌な顔ひとつせず席を用意してくれました。
長いカウンターに、ひとり。マンツーマンです。
カレーの主食は、悩んだ末に大好きなナンではなくライスで注文。
疲れていると普段とは違う行動に走りがちになります。
料理を待っている時間、店内を見ますよね。
かたちが崩れた文字で書かれたメニューやら何やらが貼り紙してあります。
「ナンとライス、両方つけられます! 店員にお申し付け下さい」の文字。
…そっかぁ。

目の前に出された美味しそうなカレーと、超大盛りのサフランライス。
「これぐらい、いけるね」
「はい」
「何人? 日本人?」
「はい」
「見えないね」
「何人に見えますか」
「フィリピンかタイ」
「よく言われます」
「あー、だいじょうぶね。いろいろあるからね」
「……。」
「ぼくもほんとはネパール人だけどインド人だからね」

インドとネパールは隣国だから近いけど、日本とフィリピン、タイは遠い。
隣国と間違われるということは、たとえば日本人が韓国人と間違われる感じだろうか。

それにつけても、ネパール人の彼が言う「いろいろあるからね」には、
日本人の言うそれとは異質なものがありました。
「いろいろあるからね」という言葉には、下手すると相手になんとなく“いま半径一メートル以内で会話をしているけど、わたしたちの間には一億光年もの距離がある”ような気分にさせてしまう恐れがあります。 言い過ぎですが。
同じように、ネパール人の彼が言う「フィリピンかタイ」にも日本人の言うそれとは異なるはず。
ネパールから見た「フィリピンかタイ」という言葉は、どんな視点・先入観・背景を内包しているのかなぁ。

実家を出てからというもの外食ばかりで、街にあふれる色々な国の料理を食べています。
日本、韓国、中国、イタリア、インド・ネパール、タイ、アメリカ。
数年以内に、友人が永住するイギリスに行きたいと企んでいます。
来年は外食を減らして渡英費を貯める所存です。ガンバリマス。

祖母からもらったもの

私の名前の最後には「子」という字がついています。
これは、母の案「真理」に祖母から “待った!”がかかり、与えられたものです。
というのも祖母世代、つまり明治・大正生まれの女性名はだいたいが「◯◯」(ひらがな2文字またはカタカナ2文字の構成。例:せい、りつ、たき)なので、「子」がつく名前は超!ハイカラで憧れなのだそう。(実際、祖母を含む四姉妹はお互いを「◯◯子」と通称で呼び合ったり、大事な書類以外はすべて「◯◯子」で通したりしています)
なのに祖母は「子」をつけて私の名を呼んだ事は一度もありません。どういうこと…?

大学時代、たまに校舎の喫煙所にいる正体不明のおじさんにおしえてもらったことがあります。
(そのおじさんはいつも黒の上品なジャケットを着ていて胸にライカをぶら下げていてショートホープを吸っていた)
たとえば自分の子どもが不治の病気だとしても、自分はどうやったって代わってあげられない。ひとりきり。その孤独を知れ。じゃないといいものは作れないよ、と。

まだわかんないなぁー。
祖母が意識を失ってから、さらにそれを取り巻く家族の動きを見てからというもの、
みんなひとりきりだなぁと感じているのはたしかなんですが、わかんないなぁーと思います。
まだ呑気なことに、ひとりじゃないような気でいるんです。
ただ、今の祖母の前に立ったときだけ、わかるような気もするんです。
最近はSNSからもめっきり遠ざかっていて、友人はそれを「今は言いたいことは何もないし、聞きたいことも何もない状態なんダヨネ☆」と言っていました。
なるほどそうかも。大事な時間をもらっているのかも。

上京→帰郷

ryusendo.jpg

先日の三連休、大学時代の友人の結婚式で岩手県に行ってきました。
大学卒業後、岩手に帰った彼は紆余曲折ありながらも、すてきな伴侶を得ました。

お嫁さんの実家は、盛岡から東へ40kmほど行ったところにある岩泉という町にあり、
そこに友人夫婦が加わって4世帯の大家族で住んでいるそうです。
岩泉には、龍泉洞という鍾乳洞があると聞き、みんなで見に行くことに。
鍾乳洞は小さい頃に福島のあぶくま洞に連れて行ってもらったことがあって
鍾乳洞大好きなので今回もたいへん興奮しました。
ちなみに日本三大鍾乳洞は岩手の「龍泉洞」、高知の「龍河洞」、山口県の「秋芳洞」だそうです。

龍泉洞の洞窟奥にあるのが、水深98mの第三地底湖。[写真]
湖水の限りないブルー色を目の当たりにした人間はみな「死」を感じて息を呑みますが、
そのあとはまぁ呑気に写メを撮ります。友人たちの中で誰が一番明るく美しく撮れるか実験しました。
iphoneはやっぱりしょぼかったです。けど仄暗い雰囲気がよく出ています。地底人がいそうです。

上京→帰郷コースを果たす知人は、彼だけでなく何人かいますし、「そろそろ帰るかな」と考えている人もちらほら。
どこにいたって同じだけど、どこかに行ったら違うから、みな暮らす土地を変えるのでしょうか。
土地が違えば、水が違う。龍泉洞に嫁いだ彼は、古生代の地質が育んだ水が合ったのでしょうね!

DTP勉強会[第8回]レポート

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DTP
勉強会 [第8回]
2012.06.12
今回のテーマ文字組のあれこれ
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●Indesign
のいろいろな文字ツメ機能

トラッキング……適用した文字と次の文字との間を1/1000em単位で詰める。(1000em=全角の文字幅)字間をひらく目的でよく使われる。
カーニング
・メトリクス……フォントが持っているペアカーニング情報をもとに字間を調整する。フォントに「ツメ情報」があるときに有効。
・オプティカル……Indesignが独自に調整している。フォントに「ツメ情報」がないときに有効。
・和文等幅……和文部分は詰めずに、欧文部分のみをメトリクスで組む。
文字ツメ……カーニングが後ろの文字との字間を詰めるのに対して、文字ツメでは文字の前後のアキを詰める。そのため先頭文字の左側のアキも詰まる。
文字組みアキ量設定……文字と文字の間隔(アキ量)をどのように調整するかを、あらかじめ設定・カスタマイズできる。

見た目で読みやすくキレイに詰まるなら、詰め方はどの方法でもかまわない。ただし、バージョンが違うアプリケーションで開いたり、バージョンが異なるフォントで開くときはツメ量が変わってくることがあるので注意。

文字を詰めて組むやり方
本文(箱組)
たとえば文字ツメで0%30%くらい全体を詰めるやり方でもいいし、文字組みアキ量設定を使って文字種ごとのアキを設定するやり方でもいい。たとえば[漢字=ベタ、かな=10%ツメ、約物=75%]とか。
ちなみに文字ボックスの幅は、ヨコ組の場合なら適当な長さでかまわない。約物が入ってきたり文字ツメが入っていたりして、ベタ組になることはほとんどないので。
タイトル・見出しなど
文字ツメでだいたい全体を詰めてから、字間を1字ずつ目で見てカーニングで手詰めする。

本文全体のボリュームの確認
たとえばヨコ組本文の単行本の文字組で、ページの送られ具合を見たいとき、以下のようにすすめたりする。
1)仮組でテキストを流し込んでみてボリュームを見る。
2)当初の予定から余ったりあふれたりしたら編集者と相談をする
3)めざすページ数にむかって調整をしていく。

欧文のハイフネーションについて
日本語組版においては、日本語の文章中に出てくる欧文は日本語優先できれいに見えるように組むことを優先する。
名詞などの単語やURLなど、和文と欧文が混在する日本語組版では、ハイフネーションが純粋なハイフネーションに見えないまぎらわしいケースも多いのでムリにハイフネーションを使用しなくてもいい。単語の途中で改行になってもいいのではないか(?)

文字揃え
ラギッド・ラグ組み
左揃え、中揃え、右揃えと呼ばれる組み方。行末もしくは行頭を揃えない組み方。
箱組み
段落全体の字間を調整して、行頭、行末ともに揃えてくれる組み方。一行分に満たない最終行をどこに揃えるかは設定によって変えられる(左端揃え/中央揃え/右揃え/両端揃え)。ジャスティファイとも言う。日本語組版では、ほとんどの文章が箱組みで組まれる。

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その他
●word
の「アシスト機能」はオフにしておいた方がよい。「アシスト機能」をオンにしておくと何かと気配りをしてくれるが、実際はシンプルな方が使いやすいので。

●Windowsでは、Macと違って半角数字・全角数字が同じ形、同じ大きさになっていて見た目では判断ができない。
素材のテキストに半角/全角が混在していることがあるので、組版の前段階で、テキスト整形をしておく必要がある。

BONフェス

_______2.JPG_______1.JPG

先日、1日有給をいただいて母方の祖母の新盆祝い&お墓参りに行ってきました。
Japanese BON Festival です!

東京にいると、お盆=ちょっとした夏休み、といった雰囲気ですが
田舎に行くと風習のオンパレードで、みんな一様に「ご先祖様が帰ってくる」とソワソワしているように見えました。
こういう行事の折に、大所帯の親戚の家を訪ねると、「ああ、“家”だなぁ」と感じることがたくさんあります。
三世帯が住む家もそうですし、日々の暮らし、血縁・地縁関係、婚姻、ぜんぶひっくるめて “家”だなぁ。
ちょっとくすぐったい。

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せまいワンルームの家に引っ越して、完全一人暮らしを始めて半年が経ちましたが、
せまいワンルームって「家」というより「部屋」なんですよね。
シェアハウス、ルームシェアは「家」でした。少なくとも私はそう思いました。
この感覚って何なんでしょうか…。
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仏間の仏壇は、稲穂とほおずきで飾り付けられ(豊作祈願だそうです)
お花、果物、お米、お菓子がお供えさえていて、脇には提灯が。色彩が爆発していました。
BON、ちょー派手!

※写真=迎え盆グッズと田んぼ(千葉県大網白里町)

入力装置のはなし

●キーボード
いつだったか忘れましたが、家にパソコンが導入されたり、
その後インターネットがつながったりした時期がありました。
わたしがいた大学は超弩級のアナログ体制でしたので、レポートも400字詰めの原稿用紙に書いたりで、
ほとんどパソコンを活用していませんでした。
しかしながら「タイピングだけでも訓練した方がいいな(ピアノ的感覚で)」と思い、
インターネット上のタイピング練習サイト http://www.e-typing.ne.jp/ でほぼ無目的に練習していましたが、
なかなか上達しなかったことを覚えています。無目的だからか。

最近、メールなどを打っていてよく見るミスパターンがあることに気がつきました。

【以下、大原のタイピングミス頻出パターン】

・くだしあ(ください)
・嶋sh値あ(しました)
・小瀬wあに(お世話に)
・小瀬湾い(お世話に)

kudasia(kudasai)←aとiが入れ替わっている
shimashtia(shimashita)←tとiが入れ替わっている
osewani(osewani)←変換のタイミングが早すぎ
osewani (osewani)←変換のタイミングが早すぎ

左手の小指の動きが悪いのと、変換のタイミングがずれているのかもしれません…。

●マウス
よく働いた日はマウスを持つ方の右手が痛みます。
手のひらサイズの、もう少し小さいマウスの方がいいのかなぁ。
書道の硬筆時代に出来た「ペンだこ」はあっても、「マウスだこ」はまだありませんが。
体によって使う道具は変わり、使う道具によって体が変わることもありますよね。

●鉛筆
最近、昔はあまり好きじゃなかった「鉛筆」がお気に入りです。
なかでも、三菱のリサイクル鉛筆(HB)の絶妙な柔剛のバランスがなんとも言いがたい。
消しゴムの話は、病的なフェチになってくるのでやめておきます。

●ペン
ポットのスタッフのほとんどが使用している文房具「coletoボールペン」。
http://www.pilot.co.jp/products/pen/ballpen/gel_ink/coleto/
ちょっぴりねっとりとしたジェルボールペンで、書き心地が抜群です。
社内ではブルーブラック色のインクが人気で、わたしも大好きです。

●万年筆
ラミーのサファリシリーズの万年筆(ピンク)を、最近2本目として色違いで買ったのですが
「coletoボールペン」の書き心地には勝らず、あまり活躍させておらず。
http://www.lamy.jp/products/safari.html

DTP勉強会 [第7回]レポート

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DTP勉強会 [第7回]
2012.05.17
今回のテーマ●DTPにおける文字のあれこれ+便利なツールやソフト
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[DTPにおける文字のあれこれ]
●日本語OpenTypeFontの文字数と字形
日本語のOpenTypeFontは、フォント名で収録文字数や字形がだいたいどの規格に準拠しているかがわかるようになっている。

○文字数
フォントのうしろについているStd、Pro、Pr5、Pr6などは、フォントの文字数を表す。
Std<Pro<Pr5<Pr6 の順に文字数が多いが、名前のつけかたはフォントメーカーによって微妙に違いがある。

モリサワ
Std Adobe-Japan1-3 9,354字
Pro Adobe-Japan1-4 15,444字
Pr5 Adobe-Japan1-5 20,317字
Pr6 Adobe-Japan1-6 23,058字

ヒラギノ
Std Adobe-Japan1-3 9,354字
Pro Adobe-Japan1-5 20,317字

・Adobe-Japan1(A-J1)
Adobe社が定めた、日本語フォント向け文字セットの規格。
出版・印刷でよく使用される記号などが収録されている。
枝番が増えるほど文字数が多い。

Adobe-Japan1-3
Adobe-Japan1-4
Adobe-Japan1-5
Adobe-Japan1-6

○字形
フォント名の末尾にNのつくフォントは、JIS2004字形に対応しているフォントである。

従来のフォント(末尾にNがつかないフォント)は、JIS90字形が標準となっている。
末尾にNのつくフォントは、JIS2004字形が標準となっている。

JIS90字形と、JIS2004字形の違いはおおむね、
拡張新字体→康熙字典体(≒印刷標準字体)への変更。

[参考]
モリサワのサイトの「モリサワフォントディクショナリー」PDF
(↑フォントにまつわるあれこれが、丁寧に、わかりやすく書かれている)

★ふだん文字組するときは1万字以下でまかなえることが多いので、Stdで十分。
旧漢字や中国語などを使いたいときや、外字や記号がたくさん入ってくるときはProのフォントを使うなど、
そのときどきの仕事内容によって使い分けをすればOK.

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以下、補足事項
(深沢さんのお話のなかでちょこちょこ出てくる用語を、大原は理解していなかったので調べてみました)

●文字コードとは
文字や記号をコンピュータで扱うために、文字や記号一つ一つに割り当てられた固有の数字のこと。
→ウェブサイト「IT用語辞典」文字コード より参照

●JISコードとは
JIS規格によって決められた(お役所が決めた)、国として一般的に使用する日本語の文字コードのひとつ。

●外字とは
ある文字セットがあるとして、そのセットに収録されていない文字のこと。

Shift_JIS以外の文字を「外字」としていた一昔前では、外字フォントを使用したり作字をしたりしていた。
DTP環境が進化するにつれて、UNICODEを使えるようになったり
OpenTypeFontの登場で文字種が豊富に使えるようになってからは、
かつて「外字」とされていた文字もセットに含まれるようになったため、
外字フォントの使用や作字での対応は、ぐんと減った。

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[便利なツールやソフト]
世の中には便利なソフトやツールがあるけど、たくさんありすぎたり、知らなかったり。
深沢さんや他のデザイナーはどんな便利ソフトやツールをどんなふうに使ってる?
というわけでいろいろと教えていただきました。

shupapan/シュパパン(リネームソフト
ファイル名の変換など、多機能なリネームソフト。

●エクセルのテキスト入れ替え機能、連番をふる機能は意外と便利。

Indesign CS Version Check
一々、In Designでファイルを開かなくても、バージョンを知ることができる。
操作も簡単で、ファイルをドラッグ&ドロップするだけでOK.

Disk Catalog maker
ディスクの内容をカタログ化して、一覧で見ることが出来、検索などができる。
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/080329/n0803293.html

Make Link/メイクリンク(Fire Foxのアドオン)
サイト名とURLをセットで取り出せるので、サイトを紹介したいときに便利。

snapz/スナップズ(キャプチャソフト)★有料
スクリーンショット撮影用ソフト。
深沢さん曰く、このソフトは、マウスポインタも含めて画面キャプチャしてくれるので説明画像に使うときにすごく便利なのだそう。

深沢英次さんによるDTP勉強会 第7回

※事実とニュアンスが異なる箇所があったので、あたらしい記事としてまとめ直しました。
まとめ直したレポートは6月27日(水)にアップしたものです。

7回目となる今回は、「ふだん私たちが印刷・DTP・ウェブ・メールなどで使用する文字についての基本」と
「便利なツールやソフト」について 、深沢さんに教えていただきました!
このレポートは、大原が調べて勝手に記述した部分もあります。調べれば調べるほどむずかしい。
DTP・デザイン・編集の現場で、時代とともに環境や道具が変わっていくのを体感してきた深沢さんに
直接お話を聞いたり質問させていただけることはとても貴重な経験です。

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DTP勉強会 [第7回]
2012.05.17
今回のテーマ●DTPにおける文字のあれこれ+便利なツールやソフト
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[DTPにおける文字のあれこれ]

●外字とは
漢字の異字体や特殊記号など、JISコードの文字集合規格に含まれていない文字のこと。
システムにあらかじめ登録されていない文字(機種依存文字)のこと。
昔は、外字を作ったり外字フォントを使うなどの工夫をしていたが、環境が違うと文字化けするなどの問題があった。
最近では、DTPの現場でOpen Typeフォントが標準フォーマットになってきて、文字種が豊富で互換性が備わっているため、環境(ソフトやバージョン)さえ同じであれば文字化けなどのトラブルは少ない。

●文字コードとは
文字や記号をコンピュータで扱うために、文字や記号一つ一つに割り当てられた固有の数字のこと。
→ウェブサイト「IT用語辞典」文字コード より参照

●JISコードとは
JIS規格によって決められた(お役所が決めた)、国として一般的に使用する日本語の文字コードのひとつ。
→ウェブサイト「IT用語辞典」JISコード より参照
ちなみにインターネット(メール含む)上の文字はJISコードでできている。

●Adobe-Japan1(A-J1)
Adobe社が定めた、文字コレクションの規格名称。
印刷に困らない、文字のセット(出版・印刷業界のニーズに応える文字コード)のこと。
出版・印刷でよく使用される記号などが収録されている。

Adobe-Japan1-3
Adobe-Japan1-4
Adobe-Japan1-5
Adobe-Japan1-6

と、規格名の数字が大きくなる(水準があがる)につれて収録文字数が拡張されている。

●フォントの Std と Pro の違い
文字の収録数が違う。StdよりProの方が、外国文字や漢字の異字体、記号などを含めてキャラクターがより多く収録されている。
※フォントのメーカーによって、Adobe-Japan1のどの水準をStd、もしくはProにするかが微妙に異なる。

●フォントの ProNの「N」ってなに?
JIS2004字形に対応したフォントのこと。
※ JIS2004字形=康熙字典体(中国『康熙字典』)に収録された漢字の字体がデフォルトになっている規格。

★ふだん文字組するときは1万字以下でまかなえることが多いので、Stdで十分。
旧漢字や中国語などを使いたいときや、外字や記号がたくさん入ってくるときはProのフォントを使うなど、
そのときどきの仕事内容によって使い分けをすればOK.

★モリサワのサイトの「モリサワフォントディクショナリー」PDF
これはフォントにまつわるあれこれを丁寧に、わかりやすく書かれているので是非一読を。
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[便利なツールやソフト]
世の中には便利なソフトやツールがあるけど、たくさんありすぎたり、知らなかったり。
深沢さんや他のデザイナーはどんな便利ソフトやツールをどんなふうに使ってる?
というわけでいろいろと教えていただきました。

shupapan/シュパパン(リネームソフト
ファイル名の変換など、多機能なリネームソフト。

●エクセルのテキスト入れ替え機能、連番をふる機能は意外と便利。

Indesign CS Version Check
一々、In Designでファイルを開かなくても、バージョンを知ることができる。
操作も簡単で、ファイルをドラッグ&ドロップするだけでOK.

Disk Catalog maker
ディスクの内容をカタログ化して、一覧で見ることが出来、検索などができる。
http://www.vector.co.jp/magazine/softnews/080329/n0803293.html

Make Link/メイクリンク(Fire Foxのアドオン)
サイト名とURLをセットで取り出せるので、サイトを紹介したいときに便利。

snapz/スナップズ(キャプチャソフト)★有料
スクリーンショット撮影用ソフト。
深沢さん曰く、このソフトは、マウスポインタも含めて画面キャプチャしてくれるので説明画像に使うときにすごく便利なのだそう。

五感を研ぎ澄ませ

慢性疲労が取れません。
疲れてくると、いかんせん視野がせまくなって頭が混乱します。

先日、エディトリアルデザイナー職をやめてしばらく経つ友人と会いました。
いまの彼女は漫画を描き、声楽をして、針治療を受けて暮らしながら、農業を生業としています。
そんな彼女からもらったアドバイスで、
「疲れで思考力が低下した時は 己の五感を研ぎ澄ませ」というものがありました。

たとえば、木々の緑をじっと見つめて、「緑色」や「葉の形」など視覚に集中するもよし、
「さわ…さわ…」という木々の音など聴覚に集中するもよし、
風が肌をすべっていく触覚に集中するもよし。
そうすると、頭の中がその、いままさに集中している現象だけでいっぱいになり、スッキリするのだとか。

とある平日、くたくたに疲れて帰宅した際に、これはチャンスとさっそく試してみました。
ワンルームの部屋に鳴り響く、わたしの歯が『おやつのカール』を砕く音。口腔内・頭蓋骨に反響します。
「しゃり…しゃり…(もち…もち…)」←聴覚の集中
ふとパッケージを見ると「米粉のカール」と書いてある。
その横には「食料自給率アップ!」というキャッチコピー。
いま地球で何が起こっているのかわからないけど、この新商品が美味しいことはわかりました。
原料がトウモロコシではなく米粉となったいま、
わたしの知っている『カール』の要素はもはや形だけな気がして
くるんとカールしたその愛らしい形をじっと見つめてみました。←視覚の集中

「これをすると疲れがふっとぶ!」という方法は本当に十人十色で、おもしろいです。
ひたすら雑草を抜く人、普段とは違う道を通ってみる人、山に登る人、
踊る人、写経をする人、新潟の日本海まで車で行って写真を撮りに行く人。
疲労を和らげる、元気がでる、“自分の方法”を見つけたいものです。

※日誌をだいぶ止めていました、ごめんなさい!

すこし遅れてやってくる

生まれてこのかた何回か学校を卒業してきましたが
卒業式をさびしいとか、かなしいと感じることはなく、むしろ行事にドキドキしてるうちに終了してて、
その数ヶ月後にはじめて“環境が変わった”ことを実感することが多いです。

沢辺さんが今年に入ってから機構に夢中で(?)会社にいません。
最近やっと実感してきました。
わたしは入社2年目なので、沢辺さんが会社にいる環境でいろいろと教えていただいたのは
とても短い期間です。なんだかちょっと心惜しいです。

わけもわからず1年目は過ぎて行ったので
2年目は、思考停止しないで積極的に手と頭と心を使って仕事に取り組むことが目標…で、す…。
といってるそばからもう思考停止してきました。Macのマシン本体も熱々になっています。
マシンのまわりがモワァ〜っとしてて、私の頭もモワァ〜っとしてきたのでこのへんでおわりにします!