投稿者「宮崎 玲子」のアーカイブ

お部屋1475/あれやこれやの表現規制 2-4

昨日は更新を休んでしまいましたが、やっと話は「第2章/セクハラ」に戻ります。
「セクハラだ」と騒げば、企業でも学校でも、どうにでも解釈できるガイドラインを元に、「被害者」の証言のみを根拠として、「加害者」を処分する。時には特定の人物を処分するためにセクハラが捏造される。メディアはそれを検証することなく報道する。
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お部屋1473/あれやこれやの表現規制 3-5

オリコンが予約数をカウントしているという話は、「所詮オリコン」という暗黙の了解を土台にした「本当かどうかわからないもの。しかし、業界内ではそれなりには流通してしまっているもの」だったのではなかろうか。
それをそのまま雑誌でコメントしたことに烏賀陽氏のミスがあったのかもしれないですが、そもそも「出荷枚数がカウントされる」「予約もカウントされる」といった話が出てしまうのは、信頼度が低いと思われても仕方がないオリコンのやり方にも原因があります。
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お部屋1472/あれやこれやの表現規制 3-4

SLAPPからは話がはずれますが、「オリコン裁判」の判決文を読んでいて感じたことを2回続けます。
烏賀陽氏のコメントを読んだ音楽業界の人たちの多くは「まあまあ、だいたいオリコンはこんなカンジ」といった印象を抱くと思います。それに対して5千万円の損害賠償請求と聞けば、「なんだそりゃ、いやがらせか」と思うのもまた当然。
私もそうだったわけですけど、判決文を読んで、意外に思った点がありました。
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お部屋1471/あれやこれやの表現規制 3-3

インターネットって便利ですね。前回をアップした直後に、ライターの橋本玉泉さんが「オリコン裁判」の判決文を送ってくれました。「金が欲しい」と書いたら金を送ってくれる人がいるとなおのこと嬉しい。
ざっと読みましたが、コメントをした人間に責任があるというオリコンの主張およびそれを認めた判決については、実のところ、私はあまり異論はないです(それだけを訴えたSLAPPとしての問題は別です)。私も時にコメントの内容を批判しますが、名前入りで発言している以上、その人の発言として批判するしかない。
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お部屋1470/あれやこれやの表現規制 3-2

「オリコン裁判」について、小池恒・オリコン代表取締役社長は【我々の真意はお金ではありません】と書いてますが、なのに5千万円を求めたのは「いやがらせです」と言っているに等しい。
また、判決について、オリコンは【このような判断が示されたことを、きわめて妥当と考えております】とのリリースを出しておりまして、百万円がきわめて妥当なのに、「恫喝のために5千万円もふっかけてみました」と言っているに等しい。
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お部屋1469/あれやこれやの表現規制 3-1

次々といろんなことが起きます。第1章もまだ終わっていないというのに、第3章のスタートです。
第3章はSLAPPです。Strategic Lawsuit Against Public Participationの略で、日本語で言えば「戦略的対市民活動訴訟」です。企業や権力の座にある者が、市民の活動やジャーナリストに対して起こす恫喝的な訴訟のことです。
しばしばいやがらせ効果を高めるために高額な損害賠償請求をするわけですが、そうじゃなくても、市議が市民を訴える、市議がジャーナリストを訴えるといった訴訟はSLAPPと言っていいでしょう。
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