投稿者「沢辺 均」のアーカイブ

ポット出版社長・沢辺均の日記 -73[2010.05.18〜2010.05.21]

●2010.05.18火
午後、JAGAT(社団法人日本印刷技術協会)の郡司さんたち3人がみえる。
6/11にJAGATの勉強会で講演をさせてもらうことに。テーマは電子書籍と印刷、ってあたりかな?
郡司さんは、以前やっていた「日本語の文字と組版を考える会」でなんどか遭遇してる人だった、。
なつかしい。
夜は庄野真代さんたちと打ち合わせ。
庄野真代の単行本『庄野真夜、支えあう社会を奏でたい』、買ってくださいね。

●2010.05.19水
書籍検索実証実験等の実施に向けた検討会の第一回。
ほぼ一年前からすすめていた「ジャパニーズ・ブックダム」の公式な実務者の会議。
これまでも、いろいろ打ち合わせなんかはしてたんだけど、やっとここまで。
三省のデジ懇との調整、書籍全文検索データベースの具体的な作業段取り、
取り決め、とか課題は山積だけど、まずはめでたし。

●2010.05.20木
朝イチ、オフクロから電話で、入院中のオヤジの具合がよくないらしい。
週末に見舞いに行かねば。
週一の出版会議。
夕方、浜松町駅ビルのブックストア談で「書店落語」をのぞきに行く。
15分を3回やったのだけど、毎回40人以上の集客でいい出来だ。
談の人たちも、法被にポスター姿や、「書店落語やります」みたいなことを書いて、
店内を練り歩いてくれたり、何人も見に来てくれたり。
書店の店ん中(今回は店のはじっこだけどね)でやるのが、オレ的にはミソ。
1回だけ見て帰ってきてしまったけどね。
尹が、レポートを作るとおもうので、乞う!ご期待。
さらに5/29土には、松戸のリブロでも店の中でやるので、近所の方はぜひ見に来てください。

●2010.05.21金
午前中はJPO(日本出版インフラセンター)の近刊情報EDI交換検討のための
サブワーキング(技術)。ネット/リアルとも事前予約をとれるような情報を
業界全体の仕組みとして流そうって。
ついつい、熱くなっちゃったです。
会議終了間際に珍しく携帯に何本も電話。
庄野真代さんのトーク&サイン会の会場がダブルブッキングとか、
ジャパニーズ・ブックダムがらみのことで、三省デジ懇への働きかけのための緊急の連絡をしたり、
なんだりで急にバタバタ。
コンビニでサンドイッチを買って事務所にもどり、ぱくつきながら、
Macにへばりついて、メールで依頼文書いたりなんだりと。
日経新聞の記者が取材に来ていくつかの話。
夕方は朝鮮大学・全国の朝鮮高校にラグビーの種をまいた全さんのルポのことで打ち合わせ。
夜は、ひたすらメール、メール、メール。
いろんな相談や、連絡、報告、そして企画書みたいなもんを書く。
はー、夕飯は出前。仕事を終えてビールを飲んでる佐藤と那須と一緒。
あ、いけねー、「電子書籍と出版(仮)」の著者校正紙の発送をおえたけど、
著者たちにメールを書かねば。

ニュース探究ラジオDigに出演して思った

5月13日(木)のTBSラジオ「ニュース探究ラジオDig」に出演。
テーマは「「本はどこへ行くのか? 出版業界の今と未来」でお相手は荻上チキくんと外山惠理さん。
結果はこんな感じ→http://www.tbsradio.jp/dig/2010/05/post-67.html
もちろん、ラジオを聞いている人は業界人などではなく、一般の人が対象だったから、
出版の話はどうもカルーイところでとどまったし、
途中で電話出演した「ソトコト」編集長と藤木TDCさんという選択も、どうもテーマとはズレてる
とも思ったんだけど、メディアのありようとしていくつか考えさせられた体験だった。

まず、Digという番組の出演のオファーが前日だったこと。
まあ、オレに声がかかったてのは、だれかの穴埋めだったってことも考えられるけど、
前日とはね。
で、おいらが思ったのは「いいね」ってこと。
ニュース探求って名乗っている訳だし、そのぐらいのスピード感で企画(出演者)を決めて、
即放送、って必要だよね。

それから、正直、この番組を知らなかったんで、サイトをみたら、
ツイッターは張り付いてるし、ポッドキャストもある。rodiko.jpで、ネット経由で放送は聞ける。
一部の放送はUstで中継やったりも。
いやー、ラジオってずいぶん変わったんだな、ってビックリ。

プロデューサーとも喫煙所で喋ったんだけど、
ラジオがどん詰まりのところにきてて、いい意味で開き直って挑戦してる感じがしたなあ、。

いやそんでもって、早速プロデューサー鳥山さんにこのサイトの「談話室沢辺」に
出演依頼。(乞う、ご期待)

で、オイラはiPhoneでツイッターのつぶやきを見ながら話そうと思ってたんだけど、
残念ながら3Gは電波届かず。
チキくんは、ノートPCを持ち込んで(イーサーケーブル繫げてたみたい)、
読みながらやってたけど、もう一人の外山さんは、スタッフが選んだつぶやきのペーパーを渡される方式。
読むのが怖いって。
オイラ自身「口の悪いおじさん」とかさんざん書かれていたんだけど、
それは事務所に戻ってきてから、ハッシュタグでたどってみて初めてわかったんだ。

でも、ウチのスタッフの想像では、当然みんなツイッターをリアルに見ながら
喋ってるんだと思ったらしく、つぶやきを見ながら、
「なんかこのつぶやきに沢辺がよけいな反論しなきゃいいな」
「沢辺は反論してないから、今日はおとなしいな」とか思いながら聞いてたんだって。

それはともかく、
ツイッター、ハッシュタグでたどっていったら、
ちゃんと答えると、わかりやすくなるな、とか、
ああ、こういうのが、ステレオタイプな意見だからバシっと反撃したかったな、
みたいなのが結構あった。
むしろ、そうしたツイッターとかのやり取りを中心にすればいいのにな、
なんてのが感想でした。

たったこんだけのことでなんだけど、ラジオがネットワークの時代に対応して、
可能性を感じた日でした。

ちなみに、ギャラの事前提示は一切なくて、帰りに振込先をきかれた。
いまだ出演料の金額は不明。

出版界ではよく「事前にギャラの提示がない」って批判があふれることがあるけど、
ラジオ出演料の事前提示への批判は聞いたことがないんじゅないかな?。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -72[2010.05.11〜2010.05.17]

●2010.05.11火
大手出版社の役員と電子書籍をめぐる動きを議論。
ジャパニーズ・ブックダム計画には、賛同を得た。社長と相談しておいてくれるって。
京橋エージェンシー・広告代理店に、当面の出版広告の相談。
夜、重要な懇親会をすっぽかして、庄野真代参議院比例区立候補記者会見にいく。
だって、ギターで一曲弾き語りやることになってたんだもん。
もしかしたら、庄野真代さんと一緒にうたうなんてことになるかも、
なんて、めちゃ傲慢な妄想を膨らませて参加。
記者会見のあと、選挙の応援ってことでミニライブ。
庄野さんが「飛んでイスタンブール」などをうたって、
麻倉未稀さんが「ヒーロー~Holding out for a Hero~」をうたい、
鈴木雄大さん、田中章さんたちが3曲。
そしてなんとそのあとがオレ、ってことに。
庄野さんに譜面台を準備させ(?)ながらしゃべったら、前列の佐藤とバンド仲間でドラムの木谷さん
から「マケ!」のジェスチャー。
木谷さんに、ボンゴで手伝ってもらいながら「スタンドバイミー」を弾き出したら、
鈴木さん、田中さん、が出てきてくれてピアノとギターで一緒に入ってくれた。
そして、庄野さん。サビのコーラス。なんと傲慢な妄想を上回ることに(一緒に→バックコーラスだぜ)。
「庄野真代にコーラスをつけさせてスタンドバイミーをやっタ男」ってネタ。
死ぬまで飲み屋で使える、な(笑)。自慢したいから、佐藤がとった写真を貼っておこう。
R0014804.jpgR0014805.jpg

●2010.05.12水
昼から、近刊予定の著者と打ち合わせ。
金融業で働く息子が、団塊オヤジに学生運動の経験をインタビュー、って本。
夕方は、エコノミストの女性記者が取材にくる。ついつい、長くしゃべってしまう。

●2010.05.13木
午前中は、代々木図書館の館内整理のための休館日会議に。
午後は、ジュンク堂のネット書店担当が来て、意見交換。
夜は22時TBSラジオへ。「ニュース探究ラジオ Dig」という番組に出演。
途中30分、別なコーナーをはさんで、22時半ころから24時半ころまで。

●2010.05.14金
ポット会議と掃除。
午後はちょっと国会図書館に行く。

●2010.05.15土
ポットの落語イベントがブックファースト新宿店であったんだけど、
若いもんに任せることにして、欠席。
夜はベラミナイト。近所のスナック(?)のベラミで、
20〜30人くらいが来て、セッションやバンドで歌と演奏。
飲み放題2,000円。いつのまにか(って基本出しゃばりなんだな、オレ。自覚してます)
司会役。
あ、でもみんな好きだし、うまいな、。ポットのあるマンションのデザイン会社のキクちゃんも参加。
最後はみんなでスタンドバイミーで締めて23時すぎ終了。

●2010.05.16日
4/17にやったわがバンドのライブ「勝手にしやがれ 6」の打ち上げ。
みんなでビデオを見て反省。いや、今回は一段と楽しくできたんで、
まあ、やってる方は大満足でしょう。次回は2011年03月に決定。
記念に、我がバンドのスタジオ録音+ビデオを貼っておこう▼。

●2010.05.17月
夕方、ボイジャーの鎌田さん、齋藤くんガが来てくれて、
.bookのiPadなどの対応計画。
一度買ってくれたユーザーは、PC・iPhone・iPad・ほかのスマートフォンなどなど、
どの端末にもダウンロードできるようにします。ポット出版の.bookは。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -71[2010.04.22〜2010.05.10]

●2010.04.22木
夜、下北沢のビレッジバンガードで、「劇画家畜人ヤプー」のトークショー
「丸尾末広に聞くマゾヒズムの世界」 聞き手は吉田アミさん。

●2010.04.23金
午後にJPO近刊情報EDIの技術サブワーキングの会議。

●2010.04.24土
石川輝吉くんの若者インタビュー。
おわって近所のスナック「ベラミ」で素人演奏・バンド大会みたいな「ベラミナイト」。
おおいに盛り上がったぞ。

●2010.04.25日

●2010.04.26月
夜、げんきな図書館のスタッフと、Next-Lプロジェクトの田辺くんと、
書評情報データベースの打ち合わせ。

●2010.04.27火
庄野真代さん関係の打ち合わせ。

●2010.04.28水
中国の方正が主催した中国電子書籍+図書館システムの説明会と意見交換会。
夜は版元ドットコムの会議。

●2010.04.30金〜2010.05.06木
いろいろ雑用をすませて、夜、北軽井沢の友人の丸太小屋に出発。
北軽井沢では、鉄・すずと一緒に散歩/読書/DVD/庭の雑草借り・薪つくり、
などでダラダラと過ごす。

●2010.05.10月
午前中はS社と打ち合わせ。
終わって神保町へ。JPO近刊情報EDIの技術SWの会議。
民主党の参議院比例区に庄野真代さんの公認が決まったようなので、
ツイッターで応援表明をした、ぞ。
http://twitter.com/sawabekin/status/13728496065

ポット出版社長・沢辺均の日記 -70[2010.04.09〜2010.04.21]

なんかバタバタしてたら、また2週間ちかくもためてしまった。

●2010.04.09金
ポット会議をやって、ず・ぼんの取材でJPO佐藤隆信さん(新潮社)に取材。
事務所に戻って、夜は石川さんのインタビューに同席。
ボーイズラブ系の漫画出版社の新米社員。

●2010.04.0土
鉄とすずと代々木公園ドックランにいったはずなんだけど、
忘れた。あ、お袋が遊びにきたか。

●2010.04.11日
ライブ直前、最後の練習。

●2010.04.12月
ず・ぼんの取材で日本図書館協会/松岡さんにインタビュー。

●2010.04.13火
マンション管理組合の役員仕事で、CSハイビジョンの受信の相談。
参議院比例区立候補予定者のポスターなどのデザインなどなどの打ち合わせ。
もどって石川さんのインタビューに同席。
不思議な女の子。プータロー。漫画家「志望」

●2010.04.14水
スタジオ・ポットSDの会議。

●2010.04.15木
出版会議。
夜は、新宿ジュンク堂でトークセッション。
『千代田図書館とは何か』刊行記念トークセッション
柳与志夫×小林麻実「新しい公共空間としての図書館」

小林さんの『図書館はコミュニティ創出の場』(勉誠出版、2009年)
は面白いぞ。
twitterマトメはこちらです。
http://togetter.com/li/15243

●2010.04.16金
午前中は、参議院比例区立候補予定者のポスター写真撮影に立ち会い。
夕方、「35ブックス」の総括会議で筑摩書房へ。
近日、「文化通信」「新文化」という出版業界紙に、マトメ記事が出るはず。
夜はその打ち上げ。iPadを見せびらかした。

●2010.04.17土
10時から下北沢で参議院比例区立候補予定者のインタビューに同席。
午後、家に帰ってライブ準備。
4時半に新宿ミノトール2に到着。
リハーサル→ライブ→二次会(新宿三丁目ゲイバーのVIPルーム)。
写真はこちらでみれますよ。

●2010.04.18日
ともかくぐったり。鉄とすずと代々木公園ドックラン。
それ以外は、一日ぐたぐた。
仕事を少しするつもりでいたんだけど、計画は見事に破産。

●2010.04.19月
ず・ぼんの取材でJPO大江さんに話を聞きにいく。
一連の取材=公共的書誌情報(近刊情報)のこと。
夕方、デザイナーの鈴木一誌さん来る。会うのは久しぶり。
D/Signという太田出版から出してるデザイン雑誌の次号企画のことで。

●2010.04.20火
午前中、マンション管理組合の理事会。
午後、Ebook2.0 Forumの、勉強会で講師。下川さん(JEPA)と一緒に討論。

●2010.04.21水
朝7:45千駄ケ谷集合で図書館弾丸ツアー。
弘前・渋谷・横浜・大田の区議・市議と一緒。
渋谷区議運転のマイクロバスで。
山中湖情報創造館と六本木ライブラリー。
山中湖では委託料金もちゃんと教えてくれたし、
独自の資料収集や編集、分類なんかもやってて、とても参考になった。
マイクロバスでオイラが話してたことを、twitterで、弘前市議がtsudaる。
あとでマトメができそうだから、そんときにURLを書きますね。
でも
http://twitter.com/#search?q=%23Lib_Tour
のハッシュタグんところでも見れるか。
オイラの撮った写真はこっち

E-Book2.0 研究講座:第2回「フォーマット」での講演レジュメ

Ebook2.0 Forumというところから版元ドットコムに講演依頼があって、
オイラが講師を務めることになりました。

バタバタしていて、講演要旨とかプロフィールとか、やっと送った。

以下ご参考に。

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「ポット出版は電子書籍フォーマットをどう考えるか」 (14:30-15:00、+Q&A)
講師: 沢辺 均/版元ドットコム、ポット出版

●タグ付きテキスト
・デジタルの作法の基本=できるだけテキストに戻れるように
・XMDF .book BBeB ePub AZW はすべてタグ付きテキストとCSS(的)なものとDRMのパッケージ
・タグ付きテキストならエディターで読める、その仕様が公開されていればビュワーをつくれる
・InDesignは、見たままタグ付きテキストをつくれるアプリであり、ビュワー。

●日本語独自仕様の機能をどう考えているか
・日本語独自仕様 縦組み・ルビ・禁則・和欧文混植ルールなどなど
・欧文も自由に取り入れる日本語の「自由」さ
・出版業界全体のルールの共有?
・ワードスペーシング
・日本語独自仕様はいまだ過渡期

●DRMをどう考えているか
・DRMはPC弱者にだけ制限できて、PC強者を制限できていない
・twitter・ブログでの、無断利用は宣伝・口コミ・普及ではないか
・自由な検索の提供
・著作権→物体の所有に従属していたものから、アクセス権への変化

●電子書籍(雑誌)時代の出版業のポイント
・販売所
・DRM

沢辺 均:版元ドットコム、ポット出版代表

ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやっている株式会社スタジオ・ポット代表取締役。ポット出版で2010年1月の新刊を、紙の本と電子書籍=.bookで同時発売を開始。版元ドットコム有限責任事業組合 LLP(書籍データ発信の出版社団体、現在162社)の組合員。NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。おやじバンドでギター(年取ってから始めた)。日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが2010年の目標。
twitter=@sawabekin

────────────────────
2010年 3月 19日
E-Book2.0 研究講座:第2回「E-Bookフォーマットをめぐる現状と課題」

【開催日】 2010年4月20日(火) 13:30~17:00
【会 場】 学術総合センター(東京・千代田区一ツ橋)
【主 催】 E-Book2.0研究プロジェクト(オブジェクトテクノロジー研究所)
【参加費】 10,500円 (税込)/*学生2,100円 → お申込みはこちら
企画趣旨

E-Bookは最近登場したもののように見えますが、ファイルをスクリーンで表示する目的を中心に、これまで多種多様な規格がつくられてきました。これからも様々な機能・目的のために、様々な規格が登場してきます。では読者、著者、編集者、出版社、デバイスメーカー、サービスベンダーなどは、どう対処したらよいでしょうか。EBook2.0研究講座では、様々な立場のゲストをお呼びして問題を掘り下げ、広げて課題を整理していきたいと思います。※過去の講座レポートはこちらをご覧下さい。

1. フォーマットの歴史と現状
2. フォーマットの目的・機能・制約
3. フォーマットの進化と将来
4. EBook2.0標準化の課題

内容紹介

イントロダクション「E-Bookのフォーマットの現状と課題」 (13:30-14:10、+Q&A)
鎌田博樹: EBook2Forum編集長

* フォーマットは何のため(誰のため)にあるか?
* オープン/クローズドフォーマット、グローバル/ローカルフォーマット
* ディスプレイ/機能フォーマット
* テキストとマルチメディア
* 配信プラットフォームとフォーマット
* E-Bookフォーマットの政治力学
* 日本独自規格の意味と現実性

「版元からみたフォーマット(仮)」 (14:30-15:00、+Q&A)
講師: 沢辺 均/版元ドットコム

「電子書籍におけるフォーマットとEPUB日本語拡張」 (15:10-15:40、+Q&A)
講師: 下川和男/日本電子出版協会副会長、イースト(株)代表取締役社長

* 読書端末の歴史とフォーマット
* 最新読書端末の紹介
* 電子書籍のオーサリング、フォーマット、DRM (版権管理)
* EPUBとは?
* EPUB日本語拡張案
* EPUBの将来

「ディスカッション」(16:00-16:40)
講師紹介

下川和男:日本電子出版協会副会長、イースト(株)代表取締役社長
1991年、GO社のPenPointで初めてタブレット型PCを知り、AT&TのEOパーソナル・コミュニケーターのアプリケーション開発を行う。1998年に米国で読書端末が登場したことに注目し、2004年日本でのシグマブック、リブリエの登場に関係し、現在は新聞、雑誌、書籍、辞書のデジタル化や端末への配信を推進している。各種コンソーシアムでマイクロソフトWindowsの日本での普及啓蒙や、CD-ROM出版、出版のデジタル化、 Web辞書、外字システムの標準化などを推進。現在、日本電子出版協会(JEPA)副会長、プラットフォーム研究委員会委員長として、以下を主宰している。「iPhone出版研究会」:スマートフォン、読書端末などをフリー討論。「EPUB研究会」:日本での普及啓蒙と米国への日本語拡張の提言。「TTS研究会」:日本語読上げの検討。

沢辺 均:版元ドットコム

ポット出版社長・沢辺均の日記 -69[2010.04.03〜2010.04.8]

●2010.04.03土
休み。鉄とすずとドックラン。

●2010.04.04日
バンド練習でスタジオへ。
いよいよ4/17に迫ったライブ「勝手にしやがれ6」

●2010.04.05月
たんたんと仕事。

●2010.04.06火
沖縄から、ミニFM局「FMタイフーン」から3人来て、いろいろ相談。
ここの活動は多岐に渡っていて、おもしろいんだ。

●2010.04.07水
ず・ぼん」16号の取材で午前中に国立国会図書館の田屋さん。
午後はTRCの石井さん。それからJEPAのePub説明会。
ePubに関する感想は週末に書こうと思う。
夜は「ず・ぼん」編集委員会で、図書館員の人たちと。

●2010.04.08木
週に一回の出版会議を、早めに切り上げて、JPO(日本出版インフラセンター)の
「近刊情報EDI標準化検討ワーキンググループ」のキックオフ会議。
面白いことになりそうだ。
夕方、日経新聞の取材。夕刊の「ひと欄」みたいなコーナー。
出版を始めた理由みたいなことも聞かれたけど、
そんなものはないんで、困った、こたえに。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -68[2010.03.30〜2010.04.02]

●2010.03.30火
午前中マンションの理事会
史上最大(いやホント)の管理人・大西さんが31日で退職。

●2010.03.31水
午前中はデザインの打ち合わせでs社へ。こちらも人事異動多数らしい。
午後は「談話室沢辺」という恥ずかしいコーナータイトルのインタビューで津田大介さん
なぜ、著作権問題に取組んだのか? 関心をもったのか? がテーマ。
イチバン、どすんと撃たれたのは、「音楽業界の経緯に学べ」って話。
そーだよな。
前から考えているiPadで読んでもらう雑誌の大きなコンセプトは、
カット&ペーストでブログやツイッターに、共感・嫌悪したところを貼付けられるようにする、
つまりDRMをかけないってのだった。
音楽業界も、オイラの目には、DRM→音楽愛好者(?)からの不評→DRMを外す、って経過に見える。
実際、DRMのおかげで、会社と自宅PCとiPhoneとの共有やらなんやらのメンドウがなくなった。
正直、人にCDに焼いてあげたこともあるんだけど、、、、(これ著作権法違反です)。
サイトにアップして、誰でもダウンロードできるようにする、とか、コピーものを作って売るとかは、
著作権法で取り締まるのがいいと(断固!として)と思うけど。
ツイッターに貼付けることも「違法」状態にしたままだったりするのは、
むしろその著作物が多くの人に知られるチャンスを奪うことになると思う。
このへんすっきりさせたいな、と思う。

●2010.04.01木
出版会議。書店落語が一部書店に好評。
書店の店頭が活性化してくれるのは、出版社としても嬉しいし、大切なことだと思う。
書店店頭活性化、は「生(ナマ)」がいいんじゃないかと思ってる。
落語があったり、ミニライブがあったり、無料ワイファイスポットとして使えたり。
今は、落語家さんへの謝礼をポット出版で負担してるけど、
これからは、お客の投げ銭で落語家さんに「我慢」してほしいと思ってる。
むしろ、A書店と落語家=Bさんが、毎月書店落語をやったり、
独演会のチケットを売ったり、商店街全体の催しものによんでもらったり、
というのを(ポット出版の金銭的な負担なしで)、恒常的にできるような仕組みにしたいんだけど、
これって、図々しい? 
午後はボイジャーへ行って萩野さんと打ち合わせ。
東京国際ブックフェアに版元ドットコムとして出展するんだけ、その一部に出展してもらい、
セミナーを一緒にやろう、ってことで、協賛金ちょうだい、って営業。
萩野さん、ありがとう、ちゃんと出してくれることになった。
さらに、T-Timeの今後の計画とか、さまざまいろいろ話す。
DRMのことも話したんだけど「意気投合」したぜ。
DRMは常に突破される、。で、突破するのは「悪意」のあるやつ。
で、悪意もないし、ほとんど著作権者に被害をもたらせない普通の人に、厄介をかける。
これ、逆転してるんじゃないの?って話。
うん、そのとおり、。悪意のあるやつは、今の著作権法で取り締まる。
技術的にも、それが可能になっていくと思うし。
それから、「家畜人ヤプー」がついに品切れ。
2000部増刷したんだけど、納品が来週の4月7日(水)。
少々お待ちを。書店からの注文も、7日まで保留。
その連絡をしたり(ってみんなスタッフがやってますけど、オレは働かないで)。
300近い注文がたまった。

●2010.04.02金
朝から大忙し。
代々木図書館に行って、異動した館長と、新しい館長とご挨拶。
もどって、ポット会議。
編集制作請負仕事の営業作戦案、担当から提案。
オイラの意見を加味して、前にすすもうということになる。
乞うご期待、ですね。
そんでもって、マンション管理組合と弁護士とのご苦労さん昼食会。
表参道のクレープ料理屋(といっていいのかな?)。
地下駐車場を支配してる(つまり貸し出して金をとってる)このマンション開発会社に、
管理組合に返せ、という裁判の和解のサインを今日終了したのだ。
駐車場の建物登記はされていないで、土地の共有持ち分をもってる開発会社から、
1千万で、持ち分を移転してもらった。他にも条件あるけど。
オレ的には、勝利だと思ってる。そのサインのあとで、弁護士さんありがとう、
という会。
でも、中座して、神保町へ。
文字・活字文化推進機構の肥田美代子理事長に、「ず・ぼん16号」の取材、。
JAPAN/MARCの充実、関係業界みんなで協力して、国会図書館の早期公開の話。
肥田さんやる気だ。いいですねー。こんどこそ実現したいもんだ。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -67[2010.03.13〜201003.29]

これまで、イチバンためてしまったのではないだろうか。
16日分だぜ。いつもそうだけど、スケジュール帳やを見て、書く。
ちなみに、オイラのスケジュール管理は、
手書きの手帳が基本で、eGroupというフリーのグループウエアにも入力するってやり方。
他のスタッフが、オレのスケジュールを確認できるようにするため。
そして、iPhoneのスケジュール帳とeGroupを同期させてる。
もう、10年くらい前からスタッフ全員でグループウエアを使ってるんだけど、
今なら、もう必要ないな。いろんな無料サービスもあるし、マックで作ってるサーバーにも
日程をグループ管理できる機能がすでにあるんだしね。
でも、一度作ったやり方やアプリを切り替えるのってめんどうなんだな。

●2010.03.14日
バンドの練習日。

●2010.03.15月
社内研修で、WOWOWのドキュメンタリーを2本見る。
ベストセラーと、マガジンハウスのポパイ伝説、みたいなやつ。
ベストセラーの方は
・書店員発 白い犬のワルツ/整理術/本屋大賞
・タイトルの工夫 バカの壁/さおだけや
・ネットから 電車男/白石さん/ケータイ小説
・古典のリニューアル 太宰/星の王子さま/ドフトエフスキー
・1Q84 ハングリーマーケット→パブリシティ→書店員の販売力→タイトル効果→知名度→ブランドステータス
ポパイは
・イエローページ
・UCLA 徹底的に(授業内容/入学の方法など、、)
・ナイキもすべて
・ポパイ文体
・外の人材
・プレゼン=すでにやったことしかできない。
・編集会議ない 好奇心
それから、確定申告の確認。19万を追加で払うことになった。
夕方ボイジャーの担当者来て、TIBFのした打ち合わせ
大学図書館問題研究会に頼まれた原稿を書いて送る。
千数百字のところ二千字を越えて書いてしまったけど、
「必要に応じて削るから」として、ともかく送ってしまった。

●2010.03.16火
国立国会図書館の納本制度審議会で、東京に来た湯浅さんと飲み会。
常世田さんもいたんだけど、結構気が合うんだな、不思議か?

●2010.03.17水
ジャパニーズ・ブックダムからみの相談をした、
夜は、東工大・朝日カルチャーセンター・ジョイントコースの、
「核のない世界平和は可能か」講師:竹田青嗣(早稲田大学教授)× 橋爪大三郎(東京工業大学教授)へ。
これ、できれば本にしようとしている。そんなこともあって、司会。
この日、三省合同のデジタル書籍の懇談会があった。
傍聴には行かなかったけどね。
このサイトの「マガジンポット」で新連載「セックスをこじらせて」が始まる。いいタイトルだな。
書き手は雨宮まみさん。

●2010.03.18木
出版会議。
夜は、石川輝吉さんと一緒にやってる若者インタビュー3回目。
男21歳。焼き鳥屋のあととり。少々ワル系。
石川輝ちゃんには「談話室沢辺」でインタビューずみ。読んでみてくだはれ。

●2010.03.19金
ポット会議と掃除など。
午後、北尾トロさん(このサイトで「北尾トロ×下関マグロのライターほど気楽な稼業はない」)と
山田ないとさんが、この事務所のあるマンションの見学に。
ないとさんはそばにすんでて、前から中を見たかったらしい。
よその事務所にもたのんで見学させてもらう。

●2010.03.20土
夕方から石川輝吉さんの若者インタビューの4回目。
4回やると、それぞれの違いなどが面白い。
特にこの日の女性は、かなり自分を自覚してる感じで、
本来ならしゃべらないかもしれないような話もキチットしてくれて、
大変おもしろかった。
20代前半、準公務員のような仕事。

そして連休は、鉄とすずをつれて代々木公園ドックランへ行って、
取りためていたWOWOW放送の映画などで、意味なく過ごす。
本も読んだけど、なんかだらだらって感じ?
あ、バンドでスタジオ録音した「タイムマシンにお願い」の音に、
ビデオ+写真をつけて編集。YouTubeで公開。埋め込んじゃうぞ。

●2010.03.23火
夜はNPOげんきな図書館の理事会。
あ、twitterでげんきな図書館_代々木図書館をフォローしてくれないすか?
http://twitter.com/genkina_yoyolib
入札のあった代々木図書館も無事?落札。やすいんだけどね。
早めに抜けさせてもらって、新宿のロフト+ワン。
ホリエモンと津田大介さん、松沢呉一さんのトーク。
「エロスの原風景」2冊と、「クズが世界を豊かにする」9冊売れる。
歌舞伎町のドンキーで、4.17ライブの衣装を物色して帰宅。

●2010.03.24水
ジャパニーズ・ブックダムをめぐる非公式な打ち合わせ。
午後、は飯田泰之さんに「談話室沢辺」のインタビュー。
ベーシックインカムについて。とってもいい。
飯田さんは駒沢大学の先生で、30代で、シノドスってチームのメンバーもやってる。
経済学の話。実現させるためのコストがどれほどかかるか?
ってことをちゃんと意識してる話をしてくれた。
リフレシンパみたいになっちゃってるここ数年のオレ。
そんなこともあって共感してるのだろうか?
夜は版元ドットコムの組合員会議。毎回お約束の飲み会つき。
誰でも参加できるし、発言したっていい。
ただし、議決権は組合員のみで、あまりに会議と関係ない発言なら
制されることもあるだろうけど、。
どうですかみなさん、覗いてみたら。飲み会にも参加して。

●2010.03.25木
給料日。怖いなーいつも。
週一回の出版会議と、デザイン仕事の打ち合わせと、
日販コンピュータから関連会社に異動する、担当者が挨拶に。
出版システムなら、面白いのイッパイあるのに、な。
といっても、それでシステム販売に直結するワケじゃないから、
そうそうやれないか?

●2010.03.026金
ポット会議掃除。
中公新書のオビデザインをやってるんだけど、その新企画の打ち合わせ。
上野にダメだし、ついでに直接の上役=佐藤に「教育がなっとらん」としかるが、
一部から抗議の声、あり。

●2010.03.027土
「談話室沢辺」インタビューで、植村八潮さん。
4時間もおしゃべり。っていうか、、、、。
23時過ぎまで飲み屋に。

●2010.03.28日
鉄とすずと代々木公園ドックランに行く。
安いミキサーとマイクを買って、「劇画家畜人ヤプー」トークセッションのPAまわりの準備。
 『劇画家畜人ヤプー【復刻版】』刊行記念トークショー
 丸尾末広に聞くマゾヒズムの世界 丸尾末広×吉田アミ
 2010年4月22日(木)
 開場:20:15
 開演:20:30
 ■場所
 ヴィレッジヴァンガード下北沢店
 住所●東京都世田谷区北沢2-10-15マルシェ下北沢
 電話●03-3460-6145
髙橋のやろーが、オレにやれってんでね。

●2010.03.29月
「ず・ぼん 16号」の取材で、全国学校図書館協議会へ。
リッパなビルだ。
他にもインタビューメンバーがほぼ決定。
かなり豪華メンバーだな。
○新聞から取材の連絡などなど。
夜高円寺純情出版界の勉強会に行こうと思ったんだけど、アウト。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -66[2010.03.09〜201003.12]

●2010.03.09火
午前中、ジャパニーズ・ブックダムをめぐって打ち合わせ。
雨のなか、自転車で事務所に戻る。

●2010.03.10水
午後から大田と面接。
年に一度、自己評価表を書かせて、面接することにしている。
給料の変更も、この面接のテーマ。
那須同席、3人で近所のYoo(やお)というカフェで。
まだまだ仕事とか会社とかについての考えが浅い、と思う。
そんなことを話していて、自分の大昔のことを思い出した。
まだ十代の最後の最後あたり。8歳くらい年上の男(あんまり感じのいいヤツではなかった)に、
「資本家って、誰のこと言ってんの?」みたいなことを聞かれて、なんにも答えられずに、
大ショックだった。そんなこと考えてみたことなかったし、いざ個人名をあげようとしても、
すっきりと「資本家」ってイメージに合致する人を知らないし思いつかなかった。
左翼にかぶれていたころで、「資本主義はダメなんだ」なんてことを
エラソー、知ったかぶりで人に「説得」なんかしていた訳だから、恥ずかしいったらありゃしない。
その後10年弱で、左翼ヤーメタ、って決めたんだけど、
そのオオモトがこれにあったような気がしてる。そんな話を思い出す。
面接が終わって銀座へ、「書店落語」企画のことを「落語を観るならこのDVD」の
著者瀧口雅仁さん
と相談に行く。
夜は、「肺がんで死にかけている団塊元東大全共闘頑固親父を
団塊ジュニア・ハゲタカファンド勤務の息子がとことん聞き倒す!」
をプリントして読んでみる。

●2010.03.11木
代々木図書館の館内整理(休館)の日の会議に向かう。
うーん、一箱古本市の実現はむずかしいか?
午後、社内研修延期。
夜は、大塚の「なべ家」でフグのフルコース。
もと芸者さんのようなおばあちゃんが、横にすわってフグ鍋を作ってくれて、
よそってまでくれる。フグの白子のみそ汁、白子の焼いたものがうまかったな。
この時期、白子は産卵(にひっかける)前で、イチバン大きくなってるんだって。

●2010.03.12金
午前中ポット全体会議。その後掃除大会(今月の隊長は中濱)。
連絡、雑用ともども、植村さんと作りたいね、って話してる電子書籍をめぐる本の
構成などをまとめようと、資料を読んだり、書いたり。
我が社の中年女トリオが映画鑑賞会、と称して出かけていった。