投稿者「沢辺 均」のアーカイブ

ポット出版社長・沢辺均の日記 -123[2011.06.28〜2011.07.04]

●2011.06.28火
午前中、マンション管理組合。
ヨル帰ろうとしたら「正しい貧乏青年の食卓」の作業がバタバタしていて、久しぶりに写真補正40ページ分。

●2011.06.29水
昼前から出版会議。
午後から千代田図書館に電子図書館について取材。広報の坂巻さんに話を聞いた。
帰り際に新谷館長とおしゃべり。

●2011.06.30木
慶應大学メディアセンターの入江さんたち3人。
電子学術書利用実験プロジェクト」への単行本提供から、電子図書館やら電子書籍の話やら。
ははは、オレがおしゃべりしすぎて相手がタイムアップ(笑)。
午後は紀伊國屋に新田さんをたずねてnetlibraryについて取材。
電子図書館について取材三連発。PDF配信版の「ず・ぼん17号」の取材だ。
同時に07/09土の「本の学校」の第4分科会の準備でもあるんだ。
ケインズ「一般理論」要約版の作業など着々。

●2011.07.01金
ポット会議。その後掃除大会。
会議室部屋の302号の整理着々。
この日は20時過ぎに上がって、21時過ぎに代々木のサウンドタワーへ。
ギターレッスンの体験練習。
月3回。金曜日、一時間のレッスンに申し込む。
深夜、鉄とすずの散歩とか。

●2011.07.02土
東急ハンズに買物に行ったり、BLUSE BAR(20人くらいの小さなバー)Terra planeでライブを見たり。
とっても小さいとこだったから、ライブ、堪能したぜ。
深夜、鉄とすずと散歩。

↓これはyoutubeから埋め込んだWADA Naoki Blues Band の別の日のライブの動画ね

●2011.07.03日
土曜に買った大沢在昌新宿鮫最新作で一日楽しめた。

●2011.07.04月
石ノ森章太郎の「JUN」のイッキ復刊とか、ケインズの要約「一般理論」のこととか。
要約をした山形さんの「最近の噂」に、太郎次郎エディタスの須田くんのつぶやきへの一言があって笑った。

これからはできるだけ多く写真を載せていく、ぜ。

デジクリ連載09 ■テキストデータを準備するというカベ

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[09]テキストデータを準備するというカベ/沢辺 均

電子書籍をどうつくるのか、自分のアタマのためにも、あらためて整理してみます。

まず、電子書籍のデータをどういう内容するのかってことから。
・画像で見せる
・画像でみせるけどテキストデータを持っている
・タグテキストをつかってビュアーで見せる
という三つの見せ方から整理してみることにしました。

これ以外には、ボーンデジタルの電子書籍があります。
今後、デジタルならではの「書籍」のありようがさまざま構想されていく(かも)のだろうけど、それならつくり方は自由なので、紙の本から電子書籍へと移行しつつある現在のつくり方から、一端ハズしておきます。
もちろん、みなさんご存知のように、はじめからデジタルでつくるワケだから、テキスト以外にも画像も動画も音も、3Gとかいろんなデジタル技術が使えるでしょう。そうしたことに関心がある方ならすでにどんどん取組んでるでしょうから、そのうち定番がうまれるかもしれません。
村上龍さんの電子書籍には、音楽や、動画、それから過去の手書き原稿という画像などが使われているそうですから、それも「将来」のボーンデジタルの電子書籍に入るのだと思います。

さて、画像と、画像+テキストと、タグテキストと整理するのは、テキストデータをどうやって得るのか?ということが、現在の電子書籍が直面しているもっとも大きな課題だと思っているからです。

もちろん、携帯小説のようにもとからデジタルデータで「完成」されているなら、いかようにもできるのです。
問題は、完成されたテキストデータがきちん保存できていないという状況にあって、電子書籍を進めるうえでの困難があるのです。

では、テキストをどのように準備するのか?
選択肢は三つでしょう。
・紙の印刷のためにつくった校了データから書き出す
・スキャンした画像からOCRで読み取る
・テキストなし

現在の出版現場を眺めればこのうちの、始めの「・紙の印刷のためにつくった校了データから書き出す」が当然イチバンいい。
だけれども、これは現在以降つくる本には適用できても、既刊本にはなかなか適用できないと思っています。
MACOS 9時代につくったものは、例えデータがあったとしても、今の環境で開くのはむずかしい。
難しいというのは手間がかかり、それはコストの増大になっちゃんでスモンね。

だから基本的な整理としては、
・既刊本→・スキャンした画像からOCRで読み取る→誌面をみるのは画像、検索用にテキストもついてる
・これからだす新刊→・紙の印刷のためにつくった校了データから書き出す→誌面も、検索もテキスト、だからタグテキスト
という流れだと思うのです。

もちろん例外はあります。
既刊本のデータが存在していれば、そこからテキストを準備できる可能性がある。
逆に、新刊からタグテキストにするには、それはそれで手間とコストがかかるわけだから、組版ソフトから書き出した画像(PDF)にすることも選択肢ではある。この場合はPDFに貼付けたテキストはほぼ間違えないものを利用できる。

ということで、ボクはこのデジクリで書かせてもらった「[04]イッキに数10万の既刊本をPDFにして販売したらいいのに」に書いたように、既刊本はスキャン+OCR(校正はしない)、新刊はタグテキスト、と思っているのです。

で、この先に、
・著作権処理と著作権使用料の著者への配分のルールと仕組み
・出版社がこうしたことに乗るためにはどんな条件が必要か
・図書館にこうした電子書籍を利用してもらうためのルール
・紙の本のデータをめぐって準備しておかなければならないこと
などということが構想されなけりゃ進まない、と思ってます。

このあたりは、そのうちまた書きたいなと思っています。

◇TIBF(東京国際ブックフェア)でお会いしましょう。
リードという主催会社は、社長がビジネスフェアはこうしろああしろって偉そうにいうのがキライなんだけど、とりあえずパネラーになってるので、よければお会いしましょう。
○ボイジャーブースイベント「電子出版・成功の法則」
 2011.07.07木 12:00〜12:50。
 ボイジャーの鎌田純子さんと公開おしゃべり。
 電子書籍を広げるために今、何が必要か?みたいな話です。
 http://www.voyager.co.jp/news/info_tibf/tibf2011.html
○本の学校 第4分科会「電子図書館の現状と出版産業のこれから」
 2011.07.09土 14:30〜16:00 東京ビッグサイト会議棟
 コーディネーター●湯浅俊彦(立命館大学)パネリスト●沢辺均(ポット出版)、金子哲弥(図書館流通センター)
 http://www.hon-no-gakkou.com/content/gyoukai/tokyo2011/index.html
◇オイラの06/18ライブの写真をご笑覧あれ
FaceBookファンページ「LIVE勝手にしやがれ」
http://www.facebook.com/kattenishiyagare

【沢辺 均/ポット出版代表】twittreは @sawabekin
< http://www.pot.co.jp/ >(問合せフォームあります)
ポット出版(出版業)とスタジオ・ポット(デザイン/編集制作請負)をやってます。版元ドットコム(書籍データ発信の出版社団体)の一員。
NPOげんきな図書館(公共図書館運営受託)に参加。
おやじバンドでギター(年とってから始めた)。
日本語書籍の全文検索一部表示のジャパニーズ・ブックダムが当面の目標。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -122[2011.06.24〜2011.06.27]

●2011.06.24金
週に一度のポット会議。
その後の掃除大会の時に、302号室の会議室周りの整備。
小久保が、1月に出産したんだけど、現在育児休業中。
そんでもって、復帰の時期や、復帰後の仕事時間帯の相談など。
・10月01日から復帰
・勤務時間は9時〜17時 およそ、1歳半の2012年夏ころまで
 保育園は、8時〜18時
 ならし保育は9月から開始予定
・担当をもってもらう。
・担当以外は、非レギュラーものや、フォローなど
・持ち帰って仕事をしてもらうかどうかは、復帰後の小久保・ポット双方の状況によりあらためて検討することがある
てなあたりで。
ヨルはオルガニーク(BIOワイン研究所)でメシを食う。佐藤・那須・五賀と。
来週取材に行く千代田区立図書館、とNetLibraryの電子図書館のネタをいろいろ仕込むために資料読んだりメモしたりとかいろいろ。

●2011.06.25土
人間学アカデミー、武田邦彦さんの第三回目。最終回なので、美鳳で懇親会。
TBS情熱大陸の取材チーム2名も講義から懇親会までついている。
懇親会のあと、小浜さんと、PHP林さん、尹と4人で二次会。
ってことでベラミナイトはお休みした。
ドラムの受け渡しを佐藤に頼む。

●2011.06.26日
キルフェボンで苺のタルトを買って、富ヶ谷図書館でのミーティングへ。
大和田図書館と富ヶ谷図書館の責任者兼務してる渡辺さんの誕生日だから、と富ヶ谷スタッフに言いくるめられて(笑)。

●2011.06.27月
いつものように、11時出勤。
電子図書館関係の資料読み、メモ。
五賀と山田の年に一度の面接。五賀には沢辺と佐藤、山田には佐藤と那須と沢辺。
それからデジクリの原稿を書いたり。

この日記に写真を多量に入れたいんだけど、なんか楽なワークフローをつくれないもんかな?

ポット出版社長・沢辺均の日記 -121[2011.06.21〜2011.06.23]

●2011.06.21火
うーん、何をやってやってたんだっけ?

●2011.06.22水
版元ドットコムの会員集会
花伝社油井さん、笠間書院西内さん、社会評論社濱崎さん、羽鳥書店糸日谷さん、若手としてスピーチ。
「我が社の一冊」と争奪じゃんけん大会とか。

●2011.06.23木
月例出版会議。
出版部会議は、売上げが悪いとか、新刊発行がうまく転がってないとか、。
でも、エコ技術、石ノ森章太郎のJUNとか、ケインズの一般理論要約とか期待の新刊がこれから目白押しだ〜。

東京国際ブックフェアはボイジャーと本の学校で

07/07木から始まる東京国際ブックフェア。版元ドットコムの出展は見送ったけど、ボイジャーと本の学校のイベントにでます。

●2011.07.07木 12:00〜確か40分くらい。
場所はボイジャーブース。Ust中継もします(機材提供ポット出版(笑)。
ボイジャーの鎌田純子さんと公開おしゃべり。
電子書籍を広げるために今、何が必要か?みたいな話です。
こっちは無料。
ボイジャーのサイトにはみつからないや。
★追記 あった http://www.voyager.co.jp/news/info_tibf/tibf2011.html

●2011.07.09土 会場 東京ビッグサイト会議棟
第4分科会 14:30~16:00  共催●日本出版学会
電子図書館の現状と出版産業のこれから
コーディネーター●湯浅俊彦(立命館大学)
パネリスト●沢辺均(ポット出版)、金子哲弥(図書館流通センター)
こっちは入場料あり。
詳しくは、http://www.hon-no-gakkou.com/content/gyoukai/tokyo2011/index.html

ポット出版社長・沢辺均の日記 -120[2011.06.04〜2011.06.20]

●2011.06.04土
バンド練習

●2011.06.05日
朝4:00で千葉大多喜へ。ポットの大多喜ベースへ。
勝浦で朝市、アジ定食、大多喜のしいたけとブルーベリー畑などを見て、寿司屋で昼飯を食って東京へ。
お土産にブルーベリーの木を2本もらい、ポットのベランダ用に。
夕方、富ヶ谷図書館とスタッフミーティング。

●2011.06.06月
空白だ。

●2011.06.07火
夜、神保町の新世界飯店(一人4000円ですんだ)で、
LoYの選考会。図書館の動きをまた別な視点から見ることができた。
大阪に見学にいくことになる。

●2011.06.08水
出版会議。SD会議。歯医者。
ヨルはげんきな図書館の理事会。各館の責任者も合流するようになって、
いい会議になってきたと思うんだけどね。

●2011.06.09木
深沢さんに講師をたのんで、富ヶ谷図書館でコンピュータ・ネットワークの研修。
沢辺が出しゃばりすぎってブーイング。

●2011.06.10金
ポット会議、掃除大会の間、302会議室の内装工事
夕方、小学館の●編集部へ。下請け仕事の打ち合わせ。

●2011.06.11土
人間学アカデミーの武田邦彦さん2回目。
出席200人。ゼロメガの菅原君もきてくれた。
その後、小浜さんと中華屋でイッパイ。

●2011.06.12日
18日のライブ前、最後お練習。なんとかなるのかな?

●2011.06.13月
版元ドットコム組合員会議に提案する新事業のレジュメ、翌日の書誌情報・書評整備利用研究会の準備など。
あ、デジクリの原稿をかいたことに間違えない。

●2011.06.14火
午後、小学館の岩本敏さん、電大出版局の植村八潮さんにインタビュー。
談話室沢辺で電子書籍をどう普及させるか?というテーマ。
ヨルは、書誌情報・書評整備利用研究会。活発な話になったと思う。おしゃべりが何人もいたんでね。
で、カーリル吉本くん、新文化加勢さん、日高と、朝までおしゃべり。
その後の話だけど、NDLが近刊情報センターの配信を、実際に利用するべく動き出した、
SDも書評情報データベース構築に動き出すなどといった
目に見える成果。

●2011.06.15水
出版会議。JPO総会はサボる。
ヨルは版元ドットコム組合員会議。

●2011.06.16木
整体を受ける。午後装丁仕事の打ち合わせ。
ヨル、ボイジャーの鎌田さんがやってきてTIBFでのブースでのおしゃべりの打ち合わせ。

●2011.06.17金
ポット会議。その後掃除大会のときに302号室の内装。ついにドアをはいったところの壁が完成。

●2011.06.18土
ライブ(再開)勝手にしやがれVOL.7
一応仮会計報告だけ出しておこう。まだ、おもなものだけ。
■売上げ 233,500円
●ミノトール入場料 62×3,000円=186,000円
●二次会割勘 19×2,500円=47,500円
■支出合計 262,800円
●ミノトール2 支払 217,800円
契約50名 50×3,150=157,500円
追加12名 15×3,150=37,800円
リハーサル 4(30分)×500=2,000円
延長 1(30分×9,000円
ギターアンプ+キーボードスタンドリース 2×1,000=2,000円
ドラムセットリース 1×3,000円=3,000円
DVD録画 3(時間)×2,000=6,000円
DVDディスク 1×500=500円
●アイランド二次会 45,000円
お店 19×2,000円
馬場さん準備軽食 7,000円
■収支 ▲29,300円

●2011.06.19日
昼過ぎまでぐっすり。
夕方、富ヶ谷図書館でスタッフミーティング。

●2011.06.20月
近刊予定の「ケインズ一般理論・要約」の本文デザイン、整理などなど。
inDesignで、見出しあとの行ズレをなおすのよけいな時間を取られてしまう。
まだ本当に解決をしてないけどね。

デジクリ連載08 ■本の未来はどうなるのか?

■電子書籍に前向きになろうと考える出版社[08]
本の未来はどうなるのか?

沢辺 均
< http://blog.dgcr.com/mt/dgcr/archives/20110614140100.html >
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電子書籍に前向きになろうと考える出版社[08]本の未来はどうなるのか?/沢辺 均

先々週、はじめて休載してしまいました。柴田編集長から怒られました。ゴメンナサイ。

この連載は「電子書籍に前向きになろうと考える出版社」なわけだけど、そもそも、紙の本はなくなるのだろうか?
紙の本が電子書籍に置き換わる方がいいと考えているのか? なぜ、前向きになんだ?
ってことで、今回は本の未来はどうなるのか? について考えをまとめてみます。

●未来なんてわからない

本の未来はどうなるのか? という問いを2011年に問われたら、その質問の意味は、本は電子書籍になるのか? 紙の本は電子書籍に取って代わられるのか? という問いだと考えていいと思う。

もちろん、出版不況で人はどんどん本離れてる、とか、ウエブで情報や知識は足りるんだから本なんんか必要ないんじゃないか、とか、本は残るかもしれないけど出版社は要らないでしょ、インターネットでだれでも発信できるんだから、とかいう質問も考えられるけど、ね。

で、紙の本は残るのか、電子書籍に置き換わるのか?といった未来予想についてボクは「わからない」としか答えられないんだ。
ホントにわからないし、積極的に「わからない」という態度を維持するのがいいとも思っている。

だけど、未来は「わからない」んだけど、でも今起こっていることは全部「正しい」(勝間和代さんの本のタイトルのパクリですけど)とも思っていて、このふたつは両方とも自分にとって大切なポイントなんだ。
たとえば携帯電話。携帯電話は、電話をどこでも持ち歩けて、一人一台なものにしたんだよね。
これは、やっぱり必然なんじゃないだろうか? 言い換えれば正しい。
いくら技術的に、持ち歩ける無線の電話が可能になっても、人がそれを求めなければこれだけ普及したりしない。
一人一台が不必要なら、相変わらず電話は家族(みたいな複数の人間のあつまり)に一台みたいだったんだと思う。
人がそれを求めて、一人一人が持つようになったんだから「正しい」(というややっぱり必然かな?)としか言いようがない。

これに立ち向かって、携帯は家族を解体してしまうので間違っているって「携帯禁止法」をつくろうとしてみても、現実はかえられないでしょ。
立ち向かいたいんだったら、携帯がなくて、多くの人がマネしたくなるような、携帯に替わるモデルを生み出さなきゃ無理だ。

では、本のありようのさまざまなモデルを考える上で、見ておくべき今起こっていることはなんだろう。

●デジタルからはもう戻れない

まずはじめに、情報がモノからはなれてデジタル(0と1でいいんだよね)に置き換わったということ。
次に、その0と1を使ったりコントロールしたりして人間に、デジタルへの置き換えとアナログへの置き戻しをしてくれるコンピュータが発達して、ついにだれもが持てるものにまで費用を下げたこと(パーソナル化、ですね)
そして、0と1という特性を利用して、それを線を使って届けあうインターネットというシステムを生み出したこと

これが僕らの周りに起こっていることだ。
で、これは多くの人に利用されているというカタチで支持されているし、支持されたから多くの人が利用できるほどにその費用を下げることができた。
このデジタルはとっても便利。0と1は、音でも映像でも、もちろん文字でも表現できて、また音そのものに戻すことができるようになった。

おかげで、ボクはiPhoneやiPadやPCで動画を他の人に送り届けることができるし、映画を何本も持ち運べる。
(もちろん、届けられるってことと、届けて欲しがっている人がいるのか?ってのは別の問題です)
馬車の時代に自動車が生み出されたように、絵筆しかない時代に写真が生み出されたように、もうこの便利さからは後戻りできないと思っている。
馬車の最高スピードの何倍ものスピードが出せる自動車は事故を大きなものにし、多くもしたんだろう。
でも、ボクらはそこから後戻りできなかった。どうやって交通事故を減らすか、という方向に進んだし、多分それは間違えていない道だったんだと思う。

文字情報が0と1に置き換えられる便利さからはもう後戻りできないんだと思う。
画面の読み辛さとか、装置の重たさを解消して行く方向で、今ある0と1の良くない点を減らして行くってことが、多分正解なんだと思う。

それから、馬や馬車が完全になくならずに残っているように、紙の本がゼロになってすべてが電子書籍になることもないと思う。

●だから電子書籍に前向き

ならば、できるだけ電子書籍を運転してみて、そのいいところも弱点も早く気がつきたい。
だから、電子書籍に前向きになる出版社でありたいとおもっているのです。

ボク自身は、かなりの紙フェチなんだけどね、今だって電子書籍で読み終えた文字物は1冊だけだし、毎晩読むのは紙の本。

でも、こんな想定すら間違っているかもしれないよね。そんときは、極力素直に、ゴメンナサイと言ってすまそうと思っている。

実は未来問題を語るときにイチバン大切なのは、間違ってたらゴメンナサイというってことなんだって思う
間違ってたらゴメンナサイを封印してしまうと、東電みたいに、どう見ても想定を間違えたにも関わらず、「想定外だった」って言いワケばかりをでっち上げて、ゴマカさなきゃならなくなる。それってつらいでしょ。

ポット出版社長・沢辺均の日記 -119[2011.05.23〜2011.06.03]

●2011.05.24火
午前中は、マンションの管理組合理事会。
午後、鈴木一誌さんのぺージネーションマニュアル本のインタビューの最終回。
ヨルは、げんきな図書館関係でちょっと人と会って打ち合わせ。

●2011.05.25水
実は給料日なのだ。
会社の銀行口座が一気に減る日でもある。
夕方歯医者にいく。
ヨルは版元ドットコムの組合員会議。
その前に、ビットウエイから企画提案をしてもらう。

2011.05.26木
出版会議(月一回版)。
整体をうける。

●2011.05.27金
ポット会議。
その後掃除。
SDの決算報告会議。
よるはげんきな図書館の総会。また理事をつづけることになった。
終わって戻って「紫雲の人、渡辺海旭」の突貫作業に入ろうとしたんだけど、原稿がまだ上がっていないので、
やることがなかった。
決戦は日曜、と那須ブチョウ命令。

●2011.05.28土
人間学アカデミー、武田邦彦さんの「原発を語る」
ふーむフームなるほど。
ヨルはベラミナイト。
SD新入社員の古井も参加。ドキドキしてた、らしい(笑)。
新ネタ、横浜honky tonk bluse/海と男と女のブルース(南正人)/Knockin’ On Heaven’s Door
を、一応仕込んで行ったんだけど、、、、。

●2011.05.29日
紫雲の人、渡辺海旭」突貫作業隊なのだが、
社長席を移動したり、、、、こまったもんだ。

●2011.05.30月
節電にともなう休館日増/開館時間繰り上げの、委託料削減協議で渋谷の中央図書館長と相談。
そして、「紫雲の人、渡辺海旭」突貫作業隊。
付き物(カバー/オビ/表紙など)を入稿。引き続き明け方まで。

●2011.05.31火
はじめてデジクリの原稿を「休載」。午後富ヶ谷図書館→大和田図書館へ。人事の話。
紫雲の人、渡辺海旭」突貫作業隊。だけど午前1時半にはアガる。

2011.06.01水
定例の出版会議は中止。
歯医者に行く。
ビットウエイがやってきた。
ず・ぼんの月例編集会議。那須は「紫雲の人、渡辺海旭」突貫作業隊で欠席。
最後の追い込みで、明け方まで。

●2011.06.02木
紫雲の人、渡辺海旭」突貫作業隊はほぼ解散。本文も明け方には入稿できたので。
12時まて寝てしまって、午後は整体。
ヨルは石川くんとインタビュー。終わってから近所の飲み屋で。

●2011.06.03金
ポット会議。
午後、JPOの近刊情報センター会議。
ヨル、SDの雑談会。
その間に、請求書を書いたり、細々した雑用。
山形浩生さんの本の準備で、依頼したり、いろいろ。
あしたは、バンドの練習。いよいよ6/18(土)がライブなもんでね。

書誌情報・書評情報整備・利用研究会というのをやることにした

最初は3月15日(火曜)に予定したのだけど、震災直後で、いろいろあって延期。
ようやっと再開の日程を決めた。

■以下、前回参加表明してくれた人に今回おくったメールです──────────

3月の震災で流したのですが、ようやっと「自粛」から脱出(笑)して再開します。

2011年6月14日(火) 18時30分〜
ポット出版会議室
です。

●参加表明は、Googleフォーム、もしくは沢辺宛メールでお願いします

まで、よろしく。

沢辺

■以下、呼びかけ──────────

書誌情報もずいぶんパーツができています。整備が進んで来ています。
・NDL ジャパンマーク
    NDL新着図書情報
・JPO(日本出版インフラセンター)
    商品基本情報
    近刊情報 http://www.kinkan.info/
・NII などなど

書評自体は、あちらこちらに散在していますが、それをトータルに利用するためには、所在情報お整備が必要だと思います。
版元ドットコムでは主要新聞日曜書評掲載情報のメールマガジン
http://www.hanmoto.com/mihon_shohyou.html
を発行していますが、僕は、この書評情報を、地方紙/雑誌にも拡大し、入力を全国の図書館員の相互協力でつくれないかと考えています。

これらのパーツの状況を共有して、その利用のアイデアを出し合い、それぞれの持ち場で実現の努力をするための研究会をやってみませんか?

●第一回目を下記のとおり開催します。
──────────
2011年6月14日(火) 18時30分〜
ポット出版会議室
主な議題
・書誌情報と、書評情報のネットワーク上のありようの共有
・それらを活用した利用のアイデア
一応、半年くらいをメドに、月一回の研究会を開こうとおもっていますが、今後のことは、第一回目で議論したいと思います。呼びかけ、連絡などの事務局は沢辺、もしくはポットのメンバーでやります。

●参加表明は、Googleフォーム、もしくは沢辺宛メールでお願いします

●3月に参加表明してくれた方です、この方々にこのメールを送っています。
(略)

ポット出版社長・沢辺均の日記 -118[2011.05.11〜2011.05.12]

●2011.05.11水
週一の出版会議。
最近だした単行本のタイトル別の「投下労働時間」をみんなで見て、ちょっと愕然。
こんなに労働時間をかけてしまっている。売上げ問題なども議論。
夜はNPOげんきな図書館の理事会。各館の責任者もほぼ集合。
責任者もふくめた議論は有効だな。

●2011.05.12木
整体(均整という)を午後受ける。連休中は中止なので、久々。
よるは、電子書籍からみの情報交換などなどの会議。例のことがちゃくちゃくと進んでいるようだ。

●2011.05.13金
午前中、ポット会議。
午後はJPO近刊情報センター会議。
16時にボイジャーさん来訪。ボイジャーの取組みを教えてもらう。

●2011.05.14土
久しぶりにバンドの練習でスタジオへ。
LIVE勝手にしやがれの、feacebookのファンページみてちょ)
06/18土に「再開」することにした年に一度のライブのために練習。
ギターリーダーの青ちゃんが欠席なので、ギターパートの音がうすい。オレが下手だからだけどね。
そのあと、ゴスペル教室の発表会。バンド仲間のおばさん2名が通ってるんで、見に行く。
富田の「アガリっぷり」がおもしろい。

●2011.05.15日
休日。

●2011.05.16月
公式行事なし。一日事務所であれやこれや。
この日誌は、スケジュール手帖を見て書いているもんで、
なんだかオレの日常は会議とか打ち合わせばっかに見えるかもしれないけど、
そうした会議なんかは日常の30%くらい。
ほかは、スタッフへの説教(教育と言いたいけどね)、会議で決めたことのための連絡や作業なんか、なんだな。
遅い夕飯を食って、23時ころ事務所に戻って、「ず・ぼん17-3」の日本図書館協会の東北ボランティア報告の
デザインやら原稿チェック。そして、デジクリ原稿「デジクリ連載07 ■アップルのアプリ内課金必須は良かったかな?」を書いたり。

●2011.05.17火
公式行事なし。

●2011.05.18水
午前中は出版会議。
夜は「ず・ぼん」の編集会議。

●2011.05.19木
整体(均整)。

●2011.05.20金
午前中ポット会議。その後、みんなで掃除大会。
那須が大田にトイレ掃除のやり方を教えていたので、オレも学ばせてもらおうと聞いてみた。
他に、ガスストーブをハズして、拭いて、ビニール袋をかけて収納、など。
夜は塩井の個展の初日なので、オープニングパーティに行く。
と、スタッフの小久保が赤ん坊=ハルを、はじめてポットにつれてきた。
1月に生んで、今育児休業中。なかなか愛嬌のある子どもだったぞ。小久保と赤ん坊と佐藤と那須と歩いて、
HBギャラリーへ。
塩井の料理のうまい彼女とはじめて挨拶。小久保のダンナにも。
三好史絵、松岡めぶきさんと十年単位の久々。

●2011.05.21土
事務所で雑用をかたしたりしてから、渋谷の「喫茶スマイル」にマロンパーティ
山田広野(活弁)監督の新作 13分も上映。
制作はポットの会長=飯島洋一。高橋・大田が出演し、ロケはポットの会議室。
物語は「トッポ出版」の雑誌オーディションの話。
高橋がよかったぞ、表情。

●2011.05.22日
午後から小浜逸郎さん主宰の「黄昏シネ倶楽部」がポットの会議室。
本の整理やら、事務所で雑用やら原稿書きやら。