カフェインに酔ってしまう体質で、コーヒーは滅多に飲まない。そんな伏見が最近ハマっているのが、このカフェラッテのノンシュガー(森永乳業)。すごく飲みやすくて、後味がいいのだ。そして何よりノンシュガー。QJr vol.1の大詰めの作業は、これで乗り切った。コンビニとかでも売っているので、夜のお供に、目覚めの一杯にいかが? 森永の回し者ではないんだけど(笑)。
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怪しい中年男
朝、お勤めに出かけない、昼間からパチンコをしている、おかしな出で立ちで付近を徘徊している……どう考えても地域社会でキモがられている伏見である。たぶん、通報されないのは、子供の頃より長年ここで暮らしているからで、最近引っ越してきた男なら相当マズい(実際、僕と目を合わせない近所の主婦とかもいるのよ。見てはいけないもの、って感じで目をそむける!)。
先日、ウォーキングをしていると記したのがけっこうな反響で、「いったいどんなサウナスーツを着ているのか」「デブがそんな格好で歩き回って恥ずかしい」といった声が直接、間接にあったので、そのスタイルを一般公開。見たくないだろうが、ほれ、これだよ!
しかし、どう見ても犯罪者に見まごうヤバいオーラ。改めて、どうして本日、河原でくつろぐ子供連れのお父さんから不審な目で見られたのか合点がいった。そりゃ、そうだ。子供を誘拐しそうな怪しさだもん。いや、誘拐したかったのはお父さん(←若くてハンサム)のほうだけど……。
青春風呂、そしてマンコたち
今年の前半はからだに故障が多発したりして、気力も体力も最悪の状態だった。更年期障害もあってか、もう生きるのが嫌なくらいだった。そういうときにはダニにかまれた程度のことでもひどく傷ついたりもしたが、いまや、調子は絶好調。何か全身に力が漲っていて、どいつもこいつも死にたかったらかかってこーい、みたいな勢い(←ヤバいクスリは使用していません)。
で、元気ついでに、足首のねん挫(実は骨折だったかも)で中断していたウォーキングを再開。黒いサウナスーツに身を包み、荒川の周囲の小道を一時間程度ブリブリ歩いて、汗をたっぷりと流す。数年前、同じ格好で歩いていたときに、すれ違った小学生のガキどもに、「ダイエットだ! ダイエットだ!」と囃し立てられたトラウマも、完全に克服だーっ!
そして本日はいつものコースの途中で、高校生男子の集団に遭遇。どうやらマラソン大会のようで、体育着姿も初々しい若者たちが息を切らせて反対方向に走り去っていく。その数ざっと数百人。彼らの汗のにおいにまみれて、こりゃ青春風呂だね、と極楽気分。若いと汗のにおいも饐えていなくていい。コラーゲンを注入されたようにこちらの細胞も活性化する。
ところが、彼らの背中を見送ってしばらくすると、今度は男子を追うように女子たちが土煙を上げながら走ってくる。それもジャガイモやカボチャのようなブスばかり。そして、マンコ集団の残り香は本当にすごかった。だって8×4の噴射の中にいるみたいなんだもん! パフューム……
NANA
遅ればせながら、現在「NANA」を熟読中。以前一度、まんが喫茶で挑戦したことがあったのだが、そのときは1巻で挫折。どうもピンとこなかった。今回、仕事の参考資料として読んでいるので、がんばって2巻の壁を乗り越えることができた。そうしたら、だんだんページを繰るのが楽しくなった。けれど、若者たちの希望の物語は、四十路のオカマにはまぶしすぎる。青春はそれだけでまばゆい。
伏見憲明の履歴書
作家。
1963年東京生まれ。
武蔵野音楽大学付属高校・声楽科卒。
慶応義塾大学法学部卒。
1991年、『プライベート・ゲイ・ライフ』(学陽書房)でデビュー。独自のジェンダー/セクシュアリティ論を提出し、状況にインパクトを与える。以後、ゲイムーブメントの先駆けとしてメディアにしばしば登場し、全国を講演などで駆け回る。
2003年には、初の本格小説『魔女の息子』(河出書房新社)で第40回文藝賞を受賞。
著書に『さびしさの授業』『男子のための恋愛検定』(理論社)、『ゲイという[経験]増補版』『性という[饗宴]』『欲望問題』(ポット出版)ほか多数。
編集長として『クィア・ジャパン vol.1〜5』(勁草書房)、『クィア・ジャパン・リターンズ vol.0〜2』(ポット出版)を刊行。
2010年に小説集『団地の女学生』(集英社)を上梓し、朝日新聞、共同通信、AERA、サンデー毎日、週刊朝日、クロワッサン、mixiニュース……など各紙誌で話題に。
2012年7月、『百年の憂鬱』をポット出版から単行本化。
2012年
単行本『百年の憂鬱』をポット出版から上梓
2011年
小説「百年の憂鬱」を「すばる」9月号に発表
2010年
7年ぶりの小説集を集英社から刊行。『団地の女学生』。朝日新聞、共同通信、週刊朝日、サンデー毎日、AERA、クロワッサン、mixiニュース……など多くの紙誌で話題に。
→サイト記事
2009年
アメリカで最初のゲイ政治家・ハーヴィー・ミルクの生涯を写真とインタビューでつづった『MILK 写真で見るハーヴィー・ミルクの生涯』(AC Books)の監修。
2008年
「すばる」に小説「団地の女学生」を発表
水曜日だけのゲイバー、エフメゾを新宿二丁目のメゾフォルテさんの休店日を借りてはじめる。
→エフメゾPV
2007年

『欲望問題』(ポット出版)を出版
橋爪大三郎、中村うさぎ、竹田青嗣、藤本由香里、加藤秀一、北原みのり、小浜逸郎、遥瑤子、山元大輔、池田清彦、藤井誠二……など錚々たる面々がポット出版のサイトに書評を寄せた。→『欲望問題』書評集
2006年



『男子のための恋愛検定』(理論社/よりみちパン!セ)
『クィア・ジャパン・リターンズ vol.2ーー生き残る』(ポット出版)
2005年
思春期以上の人々に向けたエッセイ集『さびしさの授業』(理論社/よりみちパン!セ)を発表。
『性という[饗宴]』(ポット出版)で、21世紀に入ってからの対談、鼎談、インタビューを集大成。
4年ぶりに『クィア・ジャパン』シリーズを復活させる。版元をポット出版に移して『クィア・ジャパン・リターンズ』として刊行開始。vol.0を5月に、vol.1を11月に出版。
2004年
『ゲイという[経験]』にバディで連載したエッセイ「曲がり角を過ぎても」と、野口勝三氏(現・京都精華大学助教授)との取り下ろし対談を加えて、『ゲイという[経験]増補版』(ポット出版)を刊行。
2003年

初の本格小説『魔女の息子』(河出書房新社)で第40回文藝賞を受賞。
『同性愛入門[ゲイ編]』(ポット出版)を編著。
対談集『クィア・パラダイス』(1996)が『変態〈クィア〉入門』としてちくま文庫(筑摩書房)に入る。
明治学院大学・社会学部の非常勤講師を務める(〜2004年度)。
2002年

ゲイライターとしての仕事を総括した『ゲイという[経験]』(ポット出版)を発表。単行本未収録原稿とともに代表作『プライベート・ゲイ・ライフ』、エッセイ集『キャンピィ感覚』も再録。
差別語と言葉狩りの問題をテーマに主催したシンポジウムを『オカマは差別か』(ポット出版)として上梓。

セクシュアリティの生物学的研究を紹介したサイモン・ルベイの名著『クィア・サイエンス』(勁草書房)を翻訳監修。
2001年

『クィア・ジャパン vol.4-友達いますか?』『クィア・ジャパン vol.5
-夢見る老後!』(勁草書房)を刊行。
編著『Hの革命』が『H大作戦!』と改題して徳間文庫に入る。
2000年
『クィア・ジャパン vol.3-魅惑のブス』『クィア・ジャパン vol.2-変態するサラリーマン』(勁草書房)を刊行。「魅惑のブス」はメディアで話題となり、版を重ねる。
日本性教育協会の機関誌で援助交際などについて識者に問うたインタビュー連載を、対話集『性の倫理学』(朝日新聞社)として発表。
1999年

クィアな視点からジェンダ−/セクシュアリティ文化をとらえ直す『クィア・ジャパン』シリーズを創刊。vol.1は『メイル・ボディ』(勁草書房)。
AERAの新年合併号の「21世紀の30代50人」総合部門に、野田聖子、枝野幸男、三谷幸喜、庵野秀明、木村剛氏らとともに選出される。
1998年

『Hの革命』(太田出版)を編著。
フォトエッセイ集『ゲイ・スタイル』(河出文庫)を発表。
『プライベート・ゲイ・ライフ』(学陽文庫)、『スーパーラヴ!』(祥伝社文庫)が文庫化。
1997年


講談社現代新書から『〈性〉のミステリー』(講談社)が刊行。
編著『クィア・スタディーズ 97』(七つ森書館)、共著『SFバカ本・たいやき編』(ジャストシステム)、河出文庫から『快楽の技術』を出版。
AERAの「現代の肖像」で取り上げられる。
世界(岩波書店)にルポ「性はどこまでわかっているのか」を寄稿。
1996年
トランスジェンダー、インターセックスなど多様なジェンダー/セクシュアリティとの対話集『クィア・パラダイス』(翔泳社)を発表。
共著『クィア・スタディーズ 96』(七つ森書館)を刊行。
1995年

エッセイ集『キャンピィ感覚』(マガジンハウス)を発表。
東京で行われたレズビアン&ゲイパレードに史上初の母子参加。
ゲイ雑誌アドンが誌面の脱ポルノ化を図り、表紙をイラストから人物写真に切り替える。なぜか伏見のインタビュー時の顔アップ写真が無断使用される(ゲイ雑誌初のカミングアウトモデル!)。そのことによって売り上げが落ちてアドンは休刊に追い込まれた、というのが業界の伝説に(笑)。
1994年
エッセイ集『スーパーラヴ!』(マガジンハウス)を上梓。
朝日新聞「論壇」に「同性愛者に社会的認知を」を寄稿。

レズビアンライターの掛札悠子氏とともに各地の市民団体と協力して、札幌から福岡まで全国9カ所を講演で回る「LOGキャラバン」を実施。レズビアン&ゲイの地方イベントの先駆けとしてメディアでも多く取り上げられ、延べ1500人を動員した。
1993年
当時まだ公で語られることのなかったセックスライフを、斎藤綾子氏と語り尽くした『快楽の技術』(学陽書房)を発表。

ゲイライフの名著として英語圏で広く読まれていた『ニュー・ジョイ・オブ・ゲイ・セックス』(白夜書房)を翻訳監修。版元主催のエイズの啓蒙イベントが六本木イエローで開催され、来日した著者のフェリス・ピカーノらとシンポジウムを行う。
岡山大学から非常勤講師として招聘(〜04年度)。初のオープンリーゲイの大学講師ということで朝日新聞などが話題にする。
1992年

編著『別冊宝島 ゲイの贈り物』を刊行。
NHK総合「プライム10 質問矢の如し」に出演し、NHKで初めて同性愛について論陣を張る。
1991年
単行本デビュー作『プライベート・ゲイ・ライフ』(学陽書房)を発表し、各方面で話題となる。
折からのメディアの「ゲイブーム」と相まって、各紙誌に度々登場することになる。
テレビ朝日系深夜番組「プレステージ」で「ゲイライフ」を企画、出演する。
1990年
『ニュー・フェミニズム・レビュー vol.1』(学陽書房)に、のちに『プライベート・ゲイ・ライフ』の核となる小論「愛されぬ理由」を寄稿。物書きとしての第一歩を踏み出す。
1985年
朝日ジャーナルの「読者から」に「エイズと同性愛」を匿名で投稿。当時、21歳の大学生だった。
発売まであと9日
旧シリーズは最初にテーマやタイトルがありきで、そこから記事を企画していくというやり方で作っていった。それに対して、今回のQJrはそもそもテーマとして何がありうるのか、を考えるところから作業がはじまった。Realitiesという言葉は最初からあったのだが、要するに、ゲイにとって何が必要なのか、ゲイたちが今どんな方向へ行こうとしているのかを探ること自体が、このvol.0の制作目的だった。
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どっちが売れる?
本日はポット出版の「心がない編集者」、サトウ幹部との初打ち合わせ。といってもQJrに関するものではなくて、伏見の近刊『性という[饗宴]』の装丁の相談。
写真に映っている2つのカバー—白地に青い文字のものと、グレーの帯に赤地のもののどちらにしようかと侃々諤々。正月早々、徹夜続きで寝不足のサトウ幹部は機嫌が悪い(肌もテカってるし)。最後には髪の毛の引っ張り合いにまで発展! 続きを読む