投稿者「伏見 憲明」のアーカイブ

伏見 憲明 について

作家。 1963年生まれ。 著書に『魔女の息子』(第40回文藝賞受賞/河出書房新社)、『さびしさの授業』(理論社)、『ゲイという[経験]増補版』(ポット出版)ほか多数。 編集長として『クィア・ジャパン vol.1〜5』(勁草書房)、『クィア・ジャパン・リターンズ』(ポット出版)を刊行。 詳細なプロフィールへ→

いただいたご本『恋の蛍』

● 松本侑子『恋の蛍 山崎富栄と太宰治』(光文社)1800円+税

え? 松本侑子さんって太宰治なんて好きだったんだ?
と送っていただいたご著書のタイトルを見てビックリ。松本さんの作風からは太宰はかなり遠い感じがしたからだ。

でも読みはじめると、太宰という作家のかげで誤解にさらされてきた女性を取り上げた評伝小説で、フェミニストの松本さんらしい問題意識に貫徹された一冊であった。

「 「死ぬ気で恋愛してみないか」「先生を、愛してしまいました」昭和23年、太宰と入水した山崎富栄の知られざる生涯。幸福な少女期、戦争の悲劇、太宰との恋、情死の謎とスキャンダルを徹底した取材から描く「愛」の評伝小説。」

「酒場の女」という具合に(世間や文壇の)女性蔑視のもとに語られてきた山崎富栄は、実は令嬢で、英語が堪能な女性経営者だった。そんな彼女がなぜ貶められてきたのか。彼女を通して見たときに太宰はどのような作家として像を結ぶのか。緻密な取材、調査に定評のある作家・松本侑子ならではの迫り方で、ひとつの生き方、ふたりの関係に光を与えている。

クィア、リブ飲み、美男時計、同窓、ロック

クィア学会についての記事を昨日アップしたら、けっこうな反響でビックリ! こんなに一度に励ましをもらったのは、91年に『プライベート・ゲイ・ライフ』を上梓したとき以来かもしれない。友人知人、面識のない人、運動や学術に関係のない人や、海外在住の人までほんとにたくさんの人からメールが届いた。みなさん、今回の件には大いに疑問を持たれたようだ。当事者の伏見よりもよほど怒っている文面も少なくなく、「まっとう」な感覚を持った性的少数者もたくさんいることにちょっとホッとした。

だけど、伏見はクィア学会のことを攻撃したいのではなくて、むしろ応援をしたいのだ。正直、最初は「ムカつく!」と激していただけだが(笑)、ある尊敬するご仁に、「学会というのは1トピック、1学会という不文律があるので、今回のようなことでクィア学会が駄目になってしまうと、クィアという分野自体が学術として育たなくなってしまう」と指摘されて、ちょっと反省もした。96年に『クィア・スタディーズ』という本などもいち早く出し、一貫してそうした動きを応援してきた立ち場としては、やはり良識ある学会になってほしい。だからこそ、ああした官僚的な言辞を弄してやり過ごそうとする態度は看過できないと思う。そんなのちっともクィアじゃないしね!

やっぱ形式が出来上がっていくと、実質がなくなっていく面もあるのかもしれない。それに比べて、先週のエフメゾの夜中の討論は超面白かったー! 酔いの戯れ言という建前で、集まった活動家や政治家や学者や学生や社会人の連中十数人が、マイノリティの運動について侃々諤々の「リブ飲み」(笑)。オカマ版「朝まで生テレビ」という様相で、平日ただ中だというのに結局明け方まで白熱していた。みなさん言葉が尽きないので、伏見ママですらほとんど口を挟めないくらいくらい。昨今、学会とかシンポジウムというと、みんな言質を取られないように、自分が傷つかないようにディフェンシブになってしまい、内容がなかったり、議論にもならなかったりする傾向がある。もしかして、これからは飲み屋話のほうが実質があるかもしれない!←自画自賛

なんていうと、エフメゾが「リブバー」のように誤解されてしまうかもしれない。いや、ふだんはエロあり笑いありのふつうのバーです(笑)。ただとにかくいろんな人が集まるので、ママとしても厭きない。

mfmap.gif最近ブレイクしている「美人時計」というアプリを出しているノンケ社長もよく来てくれるのだが(←この人、元吉本で面白い!)、その彼が今度は「美男時計」というのを作ったという。見てみたら、1分ごと異なるインが画面に現われるという優れもの。そこに登場するイケメンがゲイ的に受けるかどうかは……みなさん、見てのお楽しみ(笑)。やはりノンケが作ったものだなあと思った点は、脇に掲示されている男子のプロフィールに、身長はあっても体重の項目がないところ。ノンケにとってのイケメンってきっと痩せているのが前提だから、体重を記す必要がないんだよね。それに比べて、ゲイにとってのイケメンはスジ筋からガチムチまで幅がある!
http://www.bijint.com/binan/

エフメゾはそんな仕事をしている人も来れば、伏見の大学のノンケ同窓生も来たりする。先日来店した彼はパリダカールなどにも出場したことがある元バイクレーサー。十数年前、二丁目のディライト(現在のアーチ)で伏見が開いたパーティで、当時伏見の担当編集者だった女子と結ばれて結婚し、現在は一児を得て、市長さんをやっている。ゲイとレズビアンばかりのパーティで唯一のノンケだった二人が結ばれて、今どんな家庭を築いているのか知りたい人は、発売中のAERAをご覧ください。「はたらく夫婦カンケイ」のページで、なれそめを語っています。タイトルは「ゲイバーで出会ったダイアモンド」(笑)

ゲイバーって一夜の劇場みたいでほんとに楽しい。大変なこともあるにはあるが、それ以上にいろんな出会いと刺激があってやめられない。学生さんからご年配の人までがいっしょに飲める空間が嬉しい。伏見は今ちょっとアグレッシグな気分なので、11/11(水)のBGMはロック。伏見がロックの名曲だと思うものを集めてiPODに入れました。ツェッペリンもストーンズもイエスもELPもブルース・スプリングスティーンもELOもドゥービーもかかります。お暇な方はカフェタイムから営業していますので、ぜひ遊びに来てください。カフェタイムは17:00−19:00、バータイムは19:00−04:00です。

いただいたご本『二人で生きる技術』

978_4_7808_0135_4.jpgポット出版から献本が送られてきて、はて、今度はどなたの本かなあと封を開けると、大塚隆史著『二人で生きる技術』! そういえばずいぶん前に出るとおっしゃっていたご著作がまだ出版されていなかったが、最終的にポット出版で上梓されることになったのかと驚いた。

ポットサイトの紹介によると、「「長い付き合いを応援する」新宿のゲイバー「タックスノット」。同店の店主である大塚隆史が自らの経験を元に、同性愛者に限らず、パートナーとの関係に悩むすべての人に説く、二人が一緒にいるために必要な「技術」。」

目次からも察するに大塚さんのライフワークとも言えるパートナーシップが主題になっている。ゲイのパートナーシップ作りの経験から、その技術を異性愛その他の人々にも役立ててもらおうという趣旨らしい。ジェンダー規範が壊れたり、結婚制度が上手く機能しなくなっている昨今、大塚さんの経験から得た哲学は、普遍的なメッセージになるだろう。

ところで、ポットサイトにこの本の目次がアップされているのだけど、その最後の「著者プロフィール」という文字の後に、「アラサー真っ只中、30歳独身男子です。18歳のときから、10年以上ひとり暮らしです。洗濯、炊事、掃除など、生活するために必要なことは、一応、ひと通り全部出来ます。ずっとひとりでもまあいいか、というのが今のところの本音です。」という文章が続いていて、あれ? 大塚さん、年齢をごまかして売るつもりなのかしらん?と思ったら、編集者のコメントであった。まぎらわしい。

ともあれ、偉大な先達の久々の本、秋の夜長にじっくり読ませていただこう!

うたぐわさんインタビュー(後編)

1237339026786.jpgインタビュー「人気ブログの著者、うたぐわさんってどんな人?」(09.9.23 エフメゾにて)

うたぐわさん/人気漫画ブログ「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」の著者。
1966年生まれ。B型。フランス(パリ)が苦手。

インタビュアー/伏見憲明(エフメゾママ)
 
 

● 女子ともエッチができた!?

伏見 うたぐさんがゲイの部分でどうしてオープンリーな社会人になれたのか聞きたいのですが。思春期の頃には悩んでいたんですか。ゲイだというのにはいつ気づいたの?

うたぐわ ゲイだということは、かなり子どものときに気がついていました。いろいろなコンプレックスがあって、ゲイだということもそうだったし、肥満児だったし、家庭環境が複雑だったということもあって、思春期まではそれらと闘っていたという感じ。性格の過激さ、過剰さも相まって、自分のコンプレックスみたいなものを掘り始めちゃうと、今度はどこまでも掘っちゃうというのはあって、わりと思春期から20代いっぱいまでは、そういうのに結構囚われていたようなところがあったと思います。 続きを読む

うたぐわさんインタビュー(前編)

1237339026786.jpgインタビュー「人気ブログの著者、うたぐわさんってどんな人?」(09.9.23 エフメゾにて)

うたぐわさん/人気漫画ブログ「♂♂ゲイです、ほぼ夫婦です」の著者。
1966年生まれ。B型。フランス(パリ)が苦手。

インタビュアー/伏見憲明(エフメゾママ)
 
 

● 伏見憲明はうたぐわさんの赤木春恵?

伏見 今日はゲイバーの片隅で地味にインタビューするつもりだったのですが、こんなにたくさんのお客さんが集まって、さすが人気ブロガーはすごいですね。若いゲイのお客さんは漫画のファンなのか、うたぐわさんの体を求めてきたのか、よくわからないのですが(笑)。それでは改めまして、うたぐわさんです! 

うたぐわ あ、体のほうはいつでも応じますので。みなさん、うたぐわです。ありがとうございます。 続きを読む

10/14(水)のエフメゾはアニソン特集!

今週のエフメゾのBGMはアニソン特集ということで音源を集めてセレクトしていたのですが(音源をくださったお客様、ありがとうございました!)、なかなか興味深い体験でした。そのアニメを見ていた時代の気分が甦ってきたり、子供の頃すでに自分に芽生えていた性愛の萌芽を思い出したり。

そう、「サイボーグ009」の主題歌を聴いていてフラッシュバックしたのですが、幼稚園とかそのくらいだと思うけど、伏見はたしかに009に恋していたと思う! 三つ子の魂百までと申しますが、思春期になる前に明らかに男が好きだった。009を見てものすごく切なくなったことをぼんやりと憶えている。「バビル二世」なんかもそういう対象だったような。「デビルマン」はその股間のモッコリに当時から目が釘付けだったしね(笑)。

あと、「アタックNO1」の鮎原こずえへの思いは明らかに同性への憧れのようなものだったし、「巨人の星」の星飛雄馬は異性文化を体現していてちょっと遠かった。でもだからといって、いまの伏見がトランスジェンダーの指向が強いかと言えばそうでもなく、いや、あるいは、ジェンダー的には一周回って男に戻ったトランスジェンダーとも言えるかもしれないけど。性愛を通じて合理的に男制を取り込んだというか。なんかこういう話しって90年代っぽいですね。←ちょっと気恥ずかしい

それから子供の時分から性格の方向は決まっているようで、伏見は「キャンディ・キャンディ」を見ても、主人公のキャンディには最後までほとんと共感せず、意地悪役のイライザにアガっていたのも、いま思えばさもありなんという感じ。「魔法使いサリー」では親友のよし子ちゃんのブスっぷりがよかったし(笑)。

……のような話しなどしながら今週も盛り上がりたいものです。みなさんの幼少体験をお聞かせください。営業はいつもの通りカフェタイム(17:00−19:00)から−4:00まで。深夜はお客様がいなくなり次第看板を消してしまいます。カレーやおでんもあります。釜飯は学生さんにかぎり無料です!

ちなみに、こんな音源を集めてます。

ナデシコ/Go Tight!(創聖のアクエリオン)/ムーンライト伝説/ペガサス幻想 -PEGASUS FANTASY-/Get Wild/TOUGH BOY(北斗の拳 )/愛をとりもどせ!!/ルパン三世/はじめてのチュウ(あんしんパパ )/銀河鉄道999/ゲッターロボ!/宇宙戦艦ヤマト/Beautiful World/CHA-LA HEAD-CHA-LA/カランコロンのうた(ゲゲゲの鬼太郎)/タッチ/オープニング〜風の谷のナウシカ/天空の城ラピュタ/キン肉マン Go Fight! 308/28 18:22/ゲゲゲの鬼太郎/EVANGELION/キューティーハニー/ガッチャマンの歌/およげ!たいやきくん/おれはグレートマジンガー/コン・バトラーVのテーマ/誰がために/山口さんちのツトム君/ゲゲゲの鬼太郎 (泉谷しげる)/魔女っ子メグちゃん/オバQ音頭/魔法使いサリー/崖の上のポニョ/キャンディ キャンディ/ひみつのアッコちゃん/アクビ娘/もののけ姫(米良美一)/ロマンティックあげるよ/CAT’S EY/うしろゆびさされ組/となりのトトロ/風の谷のナウシカ(安田成美)/少女革命ウテナ/ガンダム/マクロス……

気むずかしいママ?

mfmap.gif明日は雨というか台風みたいですね。あんまりエフメゾの営業日が悪天候というのはないのだけど、はてさてどうなるのでしょう。まあ、そういう夜はカウンターでじっくりと言葉を交わしたいものですね。

でも「話す」ってむずしい。伏見は好奇心というのがほぼないので、話しの引き出しが少ないし、よほど自分の問題意識に触れることがないと、正直さしたる意見もない。だからほとんどのことは「そういう世界観もあるなあ」と受け止めたり感心するだけで、とくに反論しようとも思わない。ちょっとくらいの考え方の違いは気にならないし、感情も揺れない。

けれども、それが自分が積極的に関わってきたテーマにかぶれば、まったく違う。それなりにはっきりとした価値観を持っているし、自分なりに一貫した意見があるので、中途半端にはできない。だから、かえって店では話しができなかったりもする。譲れないことに関しては「ママ喋り」では流せないんだよね(笑)。

そんなわけで、お店での会話っていつまでたっても慣れないし、得意ではない。考えてみれば、大抵のことに「どっちでもいなあ」と思ってしまう伏見は、話しの盛り上げ役には合わないのかもしれない。そしてつくづくメディア仕事にも向かない。うさぎさんなどを見ていてよく思うが、ひとつひとつの事柄に気持ちが引っ掛かるようなタイプじゃないと、エッセイストとかコメンテータには絶対になれない。「へえ、そうなんだあ」じゃ駄目なのだ。

ただ、まあ、「聞く」という意味では、伏見もできるかもしれない。とくに自分の意見を押しつけようとは思わないが、相手の言っていることの別の側面に光を当てたり、そこそこ論理的にも思考するので、その辺りの矛盾を指摘することもできる(←それ、ちょっと嫌だね)。そして背中をさすったり、背中を押すことは誠実にしているつもりだ。自分でいうのも何だが、本当はやさしかったりもするのだ。

あ、でも、価値観や世界観みたいなものには寛容でも、なにか生きることの美学みたいなこところには敏感かなあ。基本的な礼儀とか仁義とか、こだわるのは「義」関係でしょうか(笑)。けっこう日本人なのだよね。伏見が腹を立てることは大抵、そっちだと思い返す。

そんな気むずかしいママですが、よかったら秋の夜長をいっしょに過ごしましょう。

カフェタイム(17:00−19:00)から、カレーを準備しおでんを炊きながら、皆様のお越しをお待ちしております。学生さんは(バータイムから)釜飯無料です。

9/30(水)はおでん試食会

oden.jpg10月からエフメゾではおでんをメニューに入れることにしました。それで練習をしていたのですが、おでんって料理はなかなか奥深く、味付けがむずかしいですね。まあ、値の張る具材を買ってくれば単純に美味しくなるだろうけど、採算を考えるとそういうわけにもいかず(カレーはじめエフメゾの食べ物は採算度外視ではあるにせよ)、老母と二人で試行錯誤の一週間。結局、たいして上達はしませんでしたが(笑)、明日(9/30)は試食会というのを催し、お客様にご意見をお伺いすることにしました。具材にかぎりがありますので、なくなり次第終了になりますが、無料提供ですので、ぜひ感想をお聞かせください。

営業はカフェタイム(17:00−19:00)からで、食べ物はバータイムから提供します。釜飯の学生無料サービスは継続です! 04:00まで営業している予定ですが、深夜お客様が少なくなってきた時点で、看板を消してしまいます。

佐々木敦『ニッポンの思想』


佐々木敦氏のことは四半世紀以上前から知っている。知っているといってもお目にかかったこともなければ、メールのやり取りをしたこともない。ただ、大学時代に、伏見の幼なじみが佐々木氏と早稲田で友人になって、「佐々木という面白いやつがいる」とやたら語っていたので間接的に知っていた(たぶん、頻繁にその名前が会話のなかに出ていたので記憶しているのだと思う。きっと彼は四半世紀前から異彩を放っていたのだろう)。そして、ある時期からたまにメディアでその名前を目にして、たぶん、あのときの「佐々木」がこの人なんだろうなあとは思っていたけれど、文章を読んだりすることもなく、この本で初めて彼の言葉に触れた。

感想は、同世代で思想やカルチャーに関心を持って勉強していたインテリなら、きっとこういうラインで思想状況を捉えるのだろうなあというもの。伏見みたいに浅田彰氏の『構造と力』を最近まで『構造と刀』だと思っていた手合いにとっては(←バカ)、ポスト構造主義なんていうのは、自分がセクシュアリティの問題を考えていく果てに出てきたもので、思想を思想として興味など持つこともなかった。だから、この本の流れも、思想を思想として興味を持てる人にとっての趣味趣向が濃厚に反映されていると思った。言葉は悪いが、思想マニアがどのあたりをイキどころにしてきたのかという。伏見は目的論的にしか思想を理解する力がないので、結局、ここで語られた思想の内実はあまりわからなかったが、80年代以降の「ニッポンの思想マニア」というのなら、たしかに、イメージできた。

いただいたご本『TAJOMARU』

● 浅野智哉『TAJOMARU』(講談社) 950円+税

小栗旬・主演の映画『TAJOMARU』のノベライズ。知人がノベライズを担当していて送っていただいた。文章が達者な書き手なので、きっと小説は小説で完成度の高いものになっているはず。

伏見はいま自分がフィクションを書いている最中なので、他の物語には入っていけないのだが、歴史ものは大好物。世間では歴史が好きな女子のことを歴女というらしいが、自分、歴釜かもしれない? 司馬遼太郎とかほとんど読んでいるからね(笑)。

それにしても、小栗旬ってどうして人気があるのかわからない俳優だ。唐沢寿明の二番煎じの印象を勝手に持っているのだけど、もっと年をとったら味が出てくるのだろうか、独特の個性が滲んでくるのだろうか。どうにも萌えポイントが見つからない男子である。