ドヴィルパン前首相、第二審でも無罪判決

5月14日、パリ高等裁判所は クリアストリーム疑惑で訴追されたドミニク=ドヴィルパン前首相に対して無罪判決を言い渡し。無罪判決が出された。事件は同氏が内務相時代、偽情報を元にニコラ=サルコジ大統領を追い落とすため、捜査の指示を出したというもの。裁判所は検察の主張を退けた格好だ。
ドヴィルパン前首相は記者団に対して、
「政治的圧力に屈さなかった司法の独立を讃えたい」
と語った上で、
「今回の事件が、前回の大統領選挙(2007)の頃に主導されたことを忘れてはならない」
 と述べ、大統領候補の1人とも目された自分が狙われた可能性を示唆した。
  無罪判決を獲得し、大統領予備選2012に出馬できる環境が整ったため、ドヴィルパン前首相の周辺によれば、同氏は出馬への意志を「強くした」という。

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ニコラ=サルコジ内務相時代に発覚した疑惑。
2012年大統領選挙でもさまざまな陰謀が
出てくるのだろうか。

ニューヨークで強かん疑惑で逮捕されたものの、
起訴すらされなかったドミニク=ストロス=
カーン前IMF専務理事はフランス社会党の
有力大統領候補だった。

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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。