アトリエで裸婦を描く“コロンボ”(Paris Matchの追悼特集にて)

刑事コロンボ役で知られた俳優・Peter Falkが83歳で天に召されてから、パリの大衆週刊誌『Paris Match』は、故人を表紙にした「ADIEU COLUMBO」という追悼特集を組んだ。

表紙の写真は海浜での一枚。空に視線をやるPeter Falkの周りを海鳥たちが上空に向かって羽ばたいているシーン。特集にはM. Falkが二人の娘や妻、犬たちと映っている写真や、M.Falkの41歳の写真(とてもハンサム)や2002年に撮った写真も一頁つかって載せられている。

特集最後の頁で、自宅のアトリエで裸の女性をモデルに絵を描くM. Falkの写真は鮮烈だ。

パリでたまたま読んだ朝日新聞『天声人語』の追悼文も傑作だったが、Paris Matchの追悼特集は、フランスの他の週刊誌の中で際立って良かった。

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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。