130年ぶりの政権交代から10年

フランスの畏兄・知人・友人から数多くのメッセージを頂きました。
とりわけ、Jean Luc Romeroイル=ド=フランス州議会議員とChristophe Girardパリ副市長からの温かいメッセージには励ましを受けております。

大学で日本語を専攻した親日家のジラール副市長が dans son blogで3月17日、日本の大震災について触れています。

http://www.christophe-girard.fr/2011/03/17/le-japon-et-la-lecon-nucleaire/

Girardさんのblogで知ったのですが、2011年3月18日はParisで保守派が破れ、左派が勝利し、130年ぶりに政権交代が起きたあの夢のような夜から10年経った記念すべき日です。

ベトラン=ドラノエ市長は一期目でまさに「聖域なき改革」を断行し、パリ財政を健全化しつつ、社会保障や社会サービスを充実させ、2008年3月の選挙では天敵・サルコジ大統領の必死のテコ入れがあったにもかかわらず、右派の対立候補に大差をつけて再選され、現在も高い支持率を得ています。

American dreamならぬReve de Pairsの体現者であります。

日本の政権交代では多くの国民がパリのように日本が一新されることを願ったはずです。
「しっかりしろよ、民主党。それでもやっぱり民主党。」といわれるぐらいにはなっていただきたいものです。

ドラノエ氏は御著書で書かれています。

「わたしはあきらめない。わたしにはあきらめるという気性も哲学もない」と。
(Je ne me resigne pas, ce n’est ni dans montemperament ni dans ma philosophie.)

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。