“ジャスミン革命”序曲

ベン=アリ前チュニジア共和国大統領も前任者のブルギバと同じく
長期政権による腐敗・高齢による老害によって、追放されたと
いっても過言ではなかろう。

終身大統領だったブルギバを政治の世界から退かせた後、
ベン=アリ大統領は終身大統領制の廃止、政治団体の自由化、
ブルギバ時代に服役された政治犯の釈放などを行なった。

大統領制の任期を5年として、三期までと制度を
改めた。しかし、後にベン=アリは多薦できるように
憲法改正した。

1999年の大統領選ではベン=アリは99.45%の
得票を獲得した。2004年では99.49%、
2009年では89.62%だった。

圧勝とはいえ、徐々に得票率は下がって
いっていたのだ。

チュニジア共和国のベン=アリ離れを
如実に示す数値である。

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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。