梨元勝さんを悼む

同じジャーナリストということもあり、
昇天された梨元勝さんとは取材先で
御目にかかることが多々あった。

御茶の間の方々には意外にも思われる
かもしれないが、正義感の強い方だった。

三田佳子のシャブ息子の初公判の折で
ある。メディアは成人したばかりの
シャブ息子に、殺到し、半ば乱闘騒ぎの
状態になった。

後見人の弁護士が激怒し、

「これから更生しようと思っている
 青年に対する態度か?」

といい、各局の責任者に出てこいと
いったのである。このとき、逃げようとする
マスコミの責任者を呼び寄せたのは梨元さん
である。

梨元さんに声をかけられればメディアの
人間も逃げられないようだった。

タブーをつくらず、大手事務所のタレントにも
突撃する梨元さんを近年、民報キー局は干して
いた。御本人にとっては口惜しい思いだったらう。

故人の御冥福をこころよりお祈り申し上げる。

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及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。