話し合い

連日、息子のアルバイトの件で話し合いをしていました。心がどんよりするのと比例して、お天気もどんより。ベルリンは数日前から涼しくなって、もう今日などは寒いくらいです。タートルネックにジーンズ、そしてジャケットを羽織って、私はクリニックに採血に行きました・・。雨も降っています。
とはいえ、何となく解決に近づいてきているような・・・。息子はかなり反発して、どうしても週に3回4時間のアルバイトをすると言って聞きませんでした。マルコもやめてしまったのに、今度はカールが息子と一緒にバイトすると言い出して、研修期間の3日間のバイトに入りました。息子は水曜日でクリアし、合格となって土曜日から本格的にアルバイトが始まります。その前に私としては息子とちゃんと話し合って、いかに今学業が大切なのか伝えようとしました。息子がギムナジウムに通いたくないのだったら別です。でも、このまま今の学校を続けたいのであれば、ギムナジウムは進学校なのですから、真剣に勉強しなければついていくことができません。そうした自覚がないのには驚いてしまいます。こんな落第騒ぎまで起こしていながら、全く懲りない息子・・・汗・・・。それどころか、上から落第して来た生徒が2名、他の学校から転校してきた生徒が3名いて、彼らのことを話すのです。「お母さん、今度落ちて来た子たちね、とってもいい子なんだよ。二人とも女の子なんだけれど、ひとりはものすごくきれいでね〜。もう一人は日本とドイツのハーフの子で、少しだけ日本語ができるんだ。どらえもんを知っているって言っていたよ。」
もう少しで自分も落ちるところだったのに、全く何事もなかったかのように、落第した生徒の話題をする息子・・・。でも、本当にこのままバイトばかりして勉強をおろそかにしていると、確実に落第となります。ギムナジウムは甘くありません。数日前のターゲスシュピーゲル紙にもベルリン新聞にも載っていましたが、これからは落第しそうな子どもに対しての追試制度がどんどんなくなっていくようなのです。厳しくなるのですね。そういえば、学校の先生達が息子に、追試合格おめでとう、と声をかけてくださったそうなのですが、異口同音に「今回はとても難しかったようだね。」・・・・やはり、落とすための追試に近かったと思います。
ここ3日ほど、喧嘩しながらも息子と話し合いを続け、疲労困憊でしたけれど、どう考えてみても週3回の夜遅くまでのバイトを許可することはできません。母親として、これは私の教育方針であり、譲れません。頭ごなしにアルバイトはいけない、と言っているのではなく、それ相応のアルバイトの方法があるはずです。そこでそのアルバイトの会社に電話をして、平日1回、土曜日1回の計2回ではいけないのか、と聞いてみました。それも、私の母親としての考え、つまり学業がおろそかになるようだったら、即刻やめさせる気持ちをはっきりと伝えました。息子は、週3回アルバイトをしなければ雇ってもらえないと思っていたようです。なので、「もしもお母さんがそう言ってバイトをさせてもらえなくなったら、俺は一体どうすればいいんだよ!」とくってかかっていたのです。でも、そうしたら新聞配達でも何でも、他にいくらでもあります。とにかく母として夜8時までのバイトを週3回も認めることはできないのです。
結局その会社と私が話し合って、平日1回、土曜日は午前11時から3時までとし、週2回のアルバイトをすることになりました。それも、もちろん成績がよくなかったらその時点でこのバイトもなしとなります。
息子は内心ほっとしたようでした。つまり、息子にとっても、週3回はかなりきついと思ったようです。(研修期間がつらく、やはり帰宅してから勉強などできない状態だったようです。)
ということで、先ずは少し様子を見てみることになりました。水曜日は学校の後に塾に行きます。自分でラテン語を復習したいと言い出したからです。物理ももしかしたら塾で復習するかもしれません。
とても難しい年頃ですが・・・・何にでもチャレンジしたい気持ちは、できるだけ尊重したいと思っています・・・もちろんほどほどに・・・ですが・・・・。