田中康夫「新党日本」代表が参院選に出馬へ

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インターネット新聞・JANJAN』に【 田中康夫「新党日本」代表が参院選に出馬へ】という記事を書きましたので転載します。
【本文】
 今夏の参議院議員選挙への出馬が噂されている前長野県知事の田中康夫「新党日本」代表が筆者の取材に答え、参院選への出馬を明言した。田中氏は新党日本の名簿で比例区から出馬する意向で、4日11時から都市センターホテル601室にて記者会見を開き、詳細を発表する。4日には同氏の出馬表明以外にも「他にも発表することがある」と同党関係者は語り、サプライズを臭わせた。
 昨夏の長野県知事選に落選して以降、田中氏による参院議員への転出は確実視されてきた。近しい知人の話では、田中氏は東京選挙区から出馬するか比例区から出馬するか慎重に検討を重ねてきたという。今回、比例区を選んだ理由には、県知事時代に脱ダム宣言や「ガラス張り知事室」、大胆な県庁改革など斬新な改革を推し進めた実績に裏打ちされた国民からの高い人気とバツグンの知名度は全国区に向くと判断したものと見られる。
 「新党日本」は2005年総選挙の直前に、郵政民営化に反対し自由民主党を離党した国会議員が田中康夫・長野県知事(当時)を党首に担いで結成した政党だ。しかし、小林興起・前衆院議員や青山丘・前衆議院議員など、結成時の少なからぬメンバーが国民新党に移籍し、同党所属の国会議員は現在、滝実・衆院議員と荒井広幸・参院議員の2人だ。党の実権は田中氏が握っている。「新党日本と田中康夫さんは参院選で台風の目になりえます」と語るのは、民主党の関係者だ。
 「松岡前農水相の自殺や『消えた年金』騒動で安部晋三・内閣の支持率は低下しています。しかし、民主党は存在感を発揮できず、支持率は上がらない。国民の間では2大政党に対する不信・不満・飽きが広がっています。既成政党に代わって、新党に無党派層の票が多く流れる素地ができている。しかし、国民新党は比例区に自民党離党組を大量に擁立するなど清新なイメージに乏しく、黒川紀章さんが党首の共生新党は比例区に候補を擁立できることすら危うい。田中さんの他に新鮮なイメージを持つ候補者が新党日本から出馬すれば、同党が無党派の受け皿になる可能性があります」
 長野県議会の会派「あおぞら」代表で、「長野県で田中氏が最も信頼する人物の1人」といわれる北山早苗県議は立候補を受けて、「国から変えてほしいと思っており、立候補は喜ばしい。比例区は長野でも応援することができる。県内で集会を開くことがあれば、支持者と一緒に駆けつけたい」とのコメントを発表した。
 参議院の告示日まであと2ヶ月となった。田中康夫氏は国民の目を引くサプライズを複数、用意しているとの見方もあり、今後の動向に注目が集まる。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。