フランス極右がフセイン処刑に抗議 米国の対イラク制裁も非難

『日刊ベリタ』に「仏極右がフセイン処刑に抗議 米国の対イラク制裁も非難」という記事を寄稿しましたので、転載します。極右って時折、誰もいえない正論をズバッ!といいますね。それが人気の源なのでしょう。
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 フランスの極右政党「国民戦線」はこのほど、サダム=フセイン元大統領の死刑執行への抗議声明を発表した。声明では、「フセインをこの世から抹殺したことは犯罪より悪質な行為。これは明らかな誤りだ」と非難した。
 
 国民戦線は米国の対イラク経済制裁を「人道に対するテロ」と一貫して主張、「米国の10年以上にわたるイラクへの経済封鎖はフセイン政権下で殺害されたよりもはるかに多くのイラク市民の命を奪った」と批判している。 
 
 国連の統計によると、経済封鎖による乳幼児死亡者数は150万人に上ると推定されている。同戦線は、イラクの子ども達に食料・医薬品を送ることを目的とし、「イラクの子どもSOS」という非政府組織(NGO)を立ち上げ、イラク支援を続けている。 
 また、声明では「フセインはかつて西欧の政治指導者と連帯する友人だった。今回の死刑執行に対するシラク大統領の沈黙は卑劣極まりない」との見解を示した。 

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。