人類解放のために同性愛者の権利が守られるべきだ


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拙著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)の第2部で4番目に御登場いただいたのが、フランス共産党『自由・民主・反差別委員会』責任者のリチャード=サンチェス氏である。タイトルは「人類解放のために同性愛者の権利が守られるべきだ」で、次のような構成になっている。
1 同性愛者は許し難い差別の犠牲者だ
2 共産党がゲイ・パレードに参加する理由
3 共産党は同性婚・同性カップルの養子縁組に賛成する
4 HIV拡大には予防の原則が必要
5 フランス国民運動連合・社会党・緑の党を採点する
6 映画『ぼくを葬る』はすばらしい
 フランス共産党もまたゲイ・フレンドリーな政党で、
①同性カップルの結婚合法化
②同性カップルが子どもを養子縁組できる権利の確立
③ホモ嫌い、レズ嫌い、トランス嫌いを取り締まる法律の制定
 を政策として掲げ、「LGBT(レズビアン、ゲイ、バクセクシャル、トランスジェンダー)委員会」が党内に存在する。ホモ嫌い取り締まり法については、国民議会で同党は法案を出している。
日本共産党もフランス共産党を見習って、LGBTを擁護し、市民権を獲得するための闘いを始めるべきだろう。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。