『ゲイ@パリ』第3章 焼き殺されかけたゲイ


『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)もアマゾンでの予約が始まりました。発売は10月25日になります。
『ゲイ@パリ』(長崎出版)の第3章は次のような内容です。
第3章 焼き殺されかけたゲイ
1 凄惨な写真
2 催眠ガスをかけられ暴行される
3 「汚いホモは死ねばいいんだ」
4 容疑者の逮捕
5 容疑者不起訴。警察への不信
6 ヴァネスト国民議会議員の発言
7 「同性愛はあきらかに人類の生存に対する脅威だ」
8 「同性愛は異性愛より劣等」発言が有罪
 2004年にフランス人のゲイ男性が「ホモ嫌い」に凝り固まった複数の男たちに自宅の庭で襲われ、ガソリンをかけられ、火をつけられるという凄惨な事件が起きた。フランスのメディアでも大きく報じられた事件の被害者はセバスチャン=ヌーシェさんだ。3章では事件の概要・背景・フランス社会の反応・事件後の出来事について書いた。日本でも新木場のハッテン場で男性が襲われ殺されるという事件が起きた。フランスと日本の事件への対応はあまりにも違う。
 また、同じ章では与党・国民運動連合に所属するクリスチャン=ヴァネスト国民議会議員による「同性愛はあきらかに人類の生存に対する脅威だ」発言についても書いた。このホモ嫌いの発言にフランス社会がどう対応したか記述している。日本では同性愛者を蔑視する男が東京都知事の座についている。フランスだったらありえないことだろう。ホモ嫌いの国会議員に厳しい態度をとるフランスをこの章で知ることになるだろう。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。