みのもんた

みのもんたの朝の番組で水曜日、CPEに関する特集が組まれた。パリで生活する日本人留学生女性の電話インタビューがあり彼女は「デモに参加するほとんどの人は内容も分からずにお祭り気分で参加している」というようなことをいった。
わたしはAnti=CPEのデモに18日参加した。たしかに大学生や高校生達のグループにはDJがいるところもあり、節をつけた反対の文言をみんなで絶叫するし踊りまくることもあるし、超ハイテンションで楽しそうだから、お祭りっぽく見えるかも知れない。しかし、CPEの背景には雇用の自由化を狙う新自由主義があるとまでは見抜いていないかも知れないけれど、彼/彼女らなりにCPEについて真剣に考えているんだろうな……ということは、手作りの旗やCPEに反対する文言を手書きしたTシャツ、CPE反対と書かれたペイントを顔にぬっている高校生・大学生達の顔を見て、伝わってきた。
CPEの問題点をそれぞれが発見しデモに参加していることは、デモに足を運べば自ずと分かる。「ほとんどの人は内容を分かっていない」とコメントした彼女が実は、CPEについて分かっていないのではないか……と私は思った。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

みのもんた」への2件のフィードバック

  1. 瓜生洋一

    同感!!!!そして、想像力の欠如に哀しさを覚えました。

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