もっと、もっと愛を。


同性愛・トランスジェンダーを映画の中に織り交ぜる奇才、フランソワ=オゾン監督の新作「Le Temps qui reste」の舞台挨拶に11月29日、行って来た。いつもの通り最前列に座った。オゾン監督は存命のフランス映画監督の中では、わたしがもっとも愛する人だ。
主人公の俳優・Melvil Poupaudも、女優でValeria Bruni-Tedeschiも、オゾン監督も舞台挨拶にかけつけた。41歳のValeria Bruni-Tedeschiさんを画面で見るときに女優として上手だとは思っても、「キレイだなー」とか「かわいい」とか思ったことはなかった。でも目の前で見たら、とても可愛く見えた。はじめは彼女が誰だか気づかなかった。二重まぶたの可愛らしいずいぶん綺麗な女優さんだなーと思った。そして、キャスティングの名前を思い出し、彼女がValeria Bruni-Tedeschiさんであることが分かった。カメラをかまえて写真を撮っていると、さすが女優である、こちらに視線を向けそっと微笑んだ。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。