ゲイ雑誌からのインタビュー依頼

フランスのあるゲイ雑誌から、インタビュー依頼が来たのは、先月のこと。わたしがフランス語にて情報発信しているのを見つけ、依頼したのだとか。執筆しなければならない仕事があったので返答していなかったのだが、それがほぼ終わったのでメールをもう一度読んでみた。いくつかの質問がある。日本のゲイ・パレード史や尾辻かな子さんのカミング・アウトについての意見を、求められている。近日中にすべて回答しようと思うが、まあなかなか難儀な仕事ではある。
東郷健さんに関する情報をフランス語にしなければと思いつつ、その作業は進んでいない。3年前に氏の半生を追った『常識を越えて オカマの道、七〇年』(ポット出版)の作成に携わり、私自身、本の約半分近くを担当・執筆したのだから、おそらく日本でも『東郷健』を総合的に知っている一人ではあろう。
今回のインタビューでも、東郷健さんのことを触れようと思っている。
取材を通して彼の破天荒な部分にも触れたし、少なからぬ人々が彼のもとを去っていた理由が分かりはした。しかしながら、新しい歴史教科書をつくるLGBTの会がもし『世界ゲイ史』『日本ゲイ史』の教科書を将来、作成することがあるならば、氏の足跡に頁の多くを割くことになろう。氏は世界ゲイ史に留められるべき偉大な活動家だとワタシは思う。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。