日本の「みどりの党」結成を目指す人たちがレズビアン、ゲイ、バイ、トランス(LGBT)のムーヴメントに加わる日は来るのだろうか?

せっかく日本に滞在しているので連日、色々なジャーナリスト・知識人・編集者と面会している。
現在、フランスに取材依頼なり、ゲイパレードへのメッセージなりの依頼をメールで送っているのだが、バカンスに入ってしまっているため、思うようにすすまない。
ゲイパレードへのメッセージは、ゲイ雑誌「Preference」の編集長からいただき、これは既にブログ読者・ボランティアの御協力を得て、翻訳済である。近日中にアップする。いまのところ、パリのゲイパレード実行委員の一人(♂)、あるいはゲイ・レズビアン専門チャンネル『ピンクテレビ』のスタッフから、確実に返事が来そうである。あと、昨日、取りあげた『仏緑の党』のイケメン全国書記、ヤンさんとも連絡をとっているので、おそらく、メッセージをもらえると思う。『欧州緑の党』の代表、ダニエル=コーン=ベンディットさんにも依頼状はメールと手紙で出したが、どうなることやら。
ところで、昨年夏の参院選比例区に、俳優で参院議員を務めていた中村敦夫さんが環境政党『みどりの会議』を率いて、挑戦した。結果は一人の当選者も出せなかった。その後、同党は解散し、みどりの党をつくるための組織『みどりのテーブル』(http://www.greens.gr.jp/)が結成された。
わたしはこれまで、日本の「みどり」の運動を担ってきた(あるいは、担っていく)人々に欧州の緑の党においては、レズビアン、ゲイ、バイ、トランスジェンダー(LGBT)との結びつきを重視するのだと訴えてきた。今年、日本でもゲイパレードがあるから、参加すべし……とも訴えた。しかし、反応は今ひとつ、である。
以前にも書いたが、欧州各国に存在する緑の党は、環境を意味する「みどり」とともに、多様性を意味する「虹色」をシンボルカラーとしている。日本においても、『みどりの党』をつくる運動が今後、続けられていくのであろう。ならば、本場・緑の党にならって、LGBTのムーヴメントに多少の関心は払っていく必要があろう……と申し上げておきたい。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

日本の「みどりの党」結成を目指す人たちがレズビアン、ゲイ、バイ、トランス(LGBT)のムーヴメントに加わる日は来るのだろうか?” に1件のフィードバックがあります

  1. ピンバック: TransNews Weblog Annex

コメントは停止中です。