半ばヌードダンス状態となっていたカブラル市議のチーム……パリのゲイ・パレード……

パリ市議(緑の党)のカミーユ・カブラルさんは、すてきなアクティビストである。
ブラジル出身の移民であり、エコロジストであり、性風俗で働いていた経験もあり、男性から女性に性転換したトランスジェンダーであり、医師でもあるカミーユさんは、PASTTとという団体をつくっている。そこには、トランスジェンダーの女性や男性が集まっているのだが、その多くが移民であったり、性風俗従事者であったり、有色人種であったりする。彼女は比較的たいへんな境遇になる彼/彼女らのために献身的に働いている。性労働者との世界的なネットワークを持っており、南アメリカ・北アメリカのすべての国を回って、性労働者と意見交換している。
パレードが始まる11:30頃、私は各団体が準備しているところをまわった。PASTTのところに行くと、カミーユさんがすでに来ていて、一生懸命、下準備をしていた。真紅のドレスに深紅の短いひらひら・スカートをはいたカミーユさんは、他の人と一緒に朝から働いているようだった。そういう雑務も自分でやるなんて、すばらしいな……と思いながら、近づいたら、私のことを見るなり、
日本語でいうところの
「あらーー」
といい、私の両頬にキスをしてくれた。四ヶ月ぶりの対面である。
PASTTの催しはとてもこっていた。大きな虹の布を10人近くでもって、それをひらひらさせて、虹の波をつくっていた。その後には、ステージのついたトラックで30人ぐらいの人が楽器を持ち、サンバ音楽を演奏していた。太鼓のどんどん……という音が腹までしみる。
そして、そのステージでは、トランスジェンダーの女性が、サンバのセクシーな衣装を着て、踊っていた。踊りがだんだん、進んでくると、すごいことになっていった。ヌードダンス状態になったのだ。(明後日に続く)
パリのレズビアン・ゲイパレード写真は100人予約が集まれば、出版か?!の『PHOTOエッセイ Gay @ Paris』に載せたい。『予約はこちらから

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。

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