極右のドン、ルペン氏を撮る

フランスの日没時間はいま、20時30分過ぎです。六月になれば22時過ぎに日は落ちます。
真夏のような日々が連続して続いています。世界全体で暑いのでしょうか。
5月1日、極右政党『国民戦線』のデモと集会を取材してきました。このことは改めて御報告します。参加者のほとんどが白人で、取材記者でアジア顔をしているのは私だけ。スキンヘッドの若い衆に囲まれて、ぶん殴られるのではないか……なんて心配していたのですが、写真を撮っていると参加者の何人かからは日本語で挨拶されまして、私に接した人はみな、フレンドリーでした。 黒人やアラブ系、東洋系の人がほとんどいないのは、党の体質をよく表しています。
国民戦線ナンバー2の方が私のところに寄ってきまして、
「どこから来たのですか?」
とフランスで聞かれたので、
「日本からです」
というと、彼は日本語を話し始めまして、
「ようこそ」
といって、握手しました。
護衛のスタッフが周りを固めてルペン氏には近づけない状態だったのですが、私と握手をしたナンバー2の男性が「せっかく日本人の記者が来ているのだから」と周りにいって、私をルペン氏の目の前まで連れて行ってくれました。逆光だったのですが、笑顔で上機嫌のルペン氏を間近から何枚も、写真におさめました。
このサイトで写真はそのうち、公開します。
サルコジーUMP党首の取材をしているときには、アジア顔の取材者は私だけだったからか、カメラを構えると、SP(警備)に睨まれドツかれたり服を引っ張られたりし、サルコジー氏に挨拶をしても、一瞥すらされませんでした(この続きは今週金曜日)。
追記:バカンス中のため、コメントをOFFにしてあります。

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。