【調査】フランス人とホモ・フォビア(2) ……同性愛者の路上キス、是か非か?……L’homophobie et les franxJ�is

 ゲイとレズビアンの雑誌『TETU』が2004年10月29日、30日にフランス人1003人を対象に電話調査を実施したところ、「同性性愛者は公共の場で自分たちが同性性愛者であることを示すような行為は避けるべきだ(たとえば路上でキスをするなど)」という設問に対して、次のような結果が出た(『TETU』2004年12月号90頁より)。
まったくもって賛成 :23%
どちらかといえば賛成:18%
まったくもって反対 :18%
どちらかといえば反対:38%
どちらともいえない : 3%
 2004年2月に実施された調査では、同じ設問に対して、次のような結果だった(『TETU』2004年12月号90頁より)。
まったくもって賛成 :24%
どちらかといえば賛成:18%
まったくもって反対 :19%
どちらかといえば反対:36%
どちらともいえない : 3%
 「異性性愛者は公共の場で自分たちが異性性愛者であることを示すようなことは避けるべきだ(たとえば路上でキスをするなど)」という設問がないため、同性性愛者が路上キスなどの行為をすべきではないと考える人々(10月調査では41%)が、異性性愛者のキスならば容認なのか、同性性愛者のキスだからだめなのか、どちらもダメなのか分からない。
 ただ、路上キス行為など同性性愛者が公然と自分たちの性指向を示すことにたいして、10月調査では56%の人々が「容認」しているということはいえる。
ストのお知らせ:1/30(日)はフランス名物・ストライキ(greve)決行のため、当ブログは更新いたしません。

カテゴリー: 『Gay @ Paris』原稿 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。