食堂なのに「タベルナ」?(Tavern)

ブリュッセルのレストランにて(筆者・撮影) ギリシア旅行をしているときに、まず戸惑いを覚えたのが、食堂・料理屋の名称である。ギリシアの家庭料理を気軽に食べられる食事処を”Tavern”という。カタカナで書けば、タベルナ。食堂なのにタベルナというのだから、日本人にとっては妙な話である。
 パリに帰ってドイツ人とフランス人の女性に会った機会にこの話をした。
「ギリシアの食堂はタベルナっていうんだ」
「フランスでもいっしょね。パリにも”タベルナ”はあるよ」
「”タベルナ”って発音は、日本語では”食べてはイケナイ”という意味になる。だから、タベルナにいるとどうも居心地が悪くてね」
 二人の女性はケラケラ、笑い
「日本人には、”タベルナ!”って言えばいいのね。一つ、日本語を覚えたわ」
 と、喜んでいた。”同音異語”というものは言語を越えて多々、存在するものである。
(写真は、ブリュッセルのレストランにて。筆者撮影)

カテゴリー: 及川健二のパリ修行日記 | 投稿日: | 投稿者:

及川 健二 について

ジャーナリスト/研究者。 それまで一分もフランス語を学んだことがなかったのに、 フランス留学を決断。2002年UCLAエクステンションセンター・ 夏期英会話講座・修了、グランゼコールの一つ、2004年 リール政治学院・夏期特別セミナー修了(European Summer University Program at Institut d’Etudes Politiques de Lille)。 フランス国立パリ第九大学・Dauphine修士課程に2004-05年に在学。 多国籍企業の経営戦略が研究テーマ。大学では”英語”で講義を 受け、語学学校でフランス語を勉強するというチョット変わった留学生活をおくる。2004年7月3日から2006年3月25日までフランスに滞在。リール、トゥール、パリにて生活する。数々の政治家にインタビューする。 共著『オカマは差別か』(ポット出版)、2002年1月。 編集・共著『常識を超えて』(ポット出版)、2002年6月。 単著『ゲイ@パリ 現代フランス同性愛事情』(長崎出版)、2006年10月。 単著『沸騰するフランス 暴動・極右・学生デモ・ジダンの頭突き』(花伝社)、2006年10月。 単著『フランスは最高!』(花伝社)、2007年6月。