年別アーカイブ: 2012年

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メルマガ「エフメゾ!」 vol.34

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発行人/伏見憲明    購読料/無料

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みなさん、お花見は楽しみましたか。4/11水曜日はあいにくの春の嵐になりそうで、桜もこれで最後かもしれませんね。

伏見は週末、台湾へ行ってきました。もう何度も訪れているので、とくに観光したいわけでもなく、かの地に留学中の連れと飯を食って、散歩し、昼寝をするだけの怠惰な旅でした。でも、往復の飛行機ではけっこう乗り物酔いでやられ、成田に着いたときには、足下がふらふら……。二時間ちょっとの空の旅でもこれですから、体力がなくなったものです。ただ、成田はずいぶん近くなりましたね。上野から新しい成田エクスプレスだと四十分足らずで、羽田へ行くのとそう大差がないのに、ビックリ。

2012_04_06_20.21.45.jpg台湾では、脂ぎった中華を食べたいという元気もなく、必ず食す「日式しゃぶしゃぶ」という(ぜんぜん日本式ではない)鍋チェーンへ直行しました。鶏ガラのスープに、きゃべつが半玉も盛られ、もろもろの野菜や練り物、そしてスライスされた豚肉が一皿付いたもので、日本円でなんと800円しない! ご飯やフリードリンク、アイスクリームなども自由なので、お得感たっぷりの食事になります。中華圏だと野菜ひとつ摂るのにも油がもれなく付いてくるので、こうした鍋屋さんは助かりますね。

あとは、やはり、シャンプーをしに行きました。台湾では美容院でシャンプーだけをマッサージもかねて施術してくれるサービスがあって、これがなかなか日本の観光客にも好評なのです。ゆっくりとていねいに頭をもみほぐすように洗髪し、肩なんかも揉んでくれて、1000円しないくらいなので、向こうでは必ずやってもらうことにしています(日本にもこういうサービスがあれば、ちょっと時間が空いたときなんかにいいのに)。今回はジャニーズ系の美容師見習い君にやってもらったので、お得感も二倍!? だけど、ふつうのマッサージは、もはや価格破壊がはじまった日本に比べてけっして安いわけでもないので、あっさりスルーしました。

この二つを制覇すると、もはやすることもなく…。

まあ、さすがにそれだけでは旅費をかけて来た甲斐がないということで、最近流行っていると小耳に挟んだ、ゲイカフェが集まっている西門の辺りにもちょっとだけ寄ってみました。「小熊」とか「渋谷」といった名前のカフェや、日本にもよくあるエロい下着などを売っているショップなどが並んでいて、早い時間帯だったにも関わらずゲイのお姉さんたちがけっこういました。ワールド規格なのか、どこも短髪、マッチョ、オシャレなみなさんが幅を利かせています。そんなところにダサいデブのおっさん(というか婆さん)がウロチョロしても、誰一人振り向いてもくれませんね、あぁ。やっぱ、ゲイカルチャーって、若くて筋肉質な子たちが中心で、婆さんは場違いなだけ! 退散!!って感じ(笑)。

そうか、いつもは自分でゲイバーの看板を出して、そこにマニアな皆様が来てくれるから疎外感はないけれど、日本でだってアゲハとか行ったら同じように寂しい気持ちになるんだろうなあ、と。こんなふうに、ゲイなのにゲイカルチャーにハブにされている人たちだって少なくないはず。だったら、エフメゾは、筋肉質でイケイケなゲイでなくてもリラックスしてもらえるような場にしなければ、と決意も新たに帰国したわけです。

今週のエフメゾは、向こうで買ってきた美味しい高山烏龍茶(高級)をポットで提供したいと思いますので、こちらも楽しみにしてください(←値段はいつもの烏龍茶と同じですよ!) 17時開店で、ママの調子が良ければ朝まで営業しております。名物のカレーを作ってお待ちしておりますので、食事もかねて、どうぞ足をお運びください。

伏見憲明

デジクリ連載[21]出版デジタル機構の人々

電子書籍に前向きになろうと考える出版社[21]
出版デジタル機構サイト
e読書JP
緊デジjp

出版デジタル機構が昨日の4月2日(月)に発足した。無事に登記が完了したはずだ。担当者と会えていないから完了報告は聞いてないけど、トラブル連絡もないからたぶん大丈夫のはず。

さて、今日書くなら出版デジタル機構=pubridgeのことしかないよね。そこで、この出版デジタル機構のなかのひとを紹介しておこう。

まずシャチョーさん。これは実名でいきますね。植村八潮です。東京電機大学出版局局長をおととい3月31日に早期定年退職。植村個人のことと、電大出版局の業界的なポジションをちょっと紹介しておこう(以下記憶で書く、ファクトチェックはしてないから間違えがあれば、あとで修正します)。

まず、書籍出版社業界団体として中心的なイチにある書協の理事。書協のなかでの役割は部分的にしか知らないので省略。大学出版部協会の中心的な役割を果たしてもいて、書協の理事も、この大学出版部協会「ワク」のようなカタチでだしているはず。あわせて電大は、LLP版元ドットコムの組合員社(出資社って意味かな?)でもある。

個人的には出版学会のメンバーで役員もしていたはず。で、なにより電子書籍の国際的な基準作りなどをもう10年前くらいからやっていて、よく本人も「英語もしゃべれないヤツが、国際会議の議長をやってたり……(笑)」とネタにしてたりもする。

以下、沢辺以外はイニシャルでいきます。本当は実名でいいと思っているのだけど、締切当日の朝に書いていて本人の了解も得てないのでね。

出版社からの出向は三人。三大出版社出資社からM、Hと、ポット出版からの出向者(笑)の沢辺。この三人は去年の10月に、小学館の小さな会議室ではじまった準備室発足のときからのメンバー。三人は出版社対応・総務的なことをする・制作体制をみる、ってな分担になっている。

ほかに、M、Hと同じ社からT、Kが来ていたのだけど、二人ともこれまで関わっていた課題を引き続き担当はするけど、正式な出向はしないことになった。

出向ではなく、雇われて準備室に来るようになったメンバー。来るようになった順番で紹介。

Hは、去年の12月から準備室に来てくれている。いわば雑用全般を引き受けてくれている。もともと、編プロにいたり、フリーで編集みたいなことをしていて、オイラの昔からの知り合い。女性。オイラが来てよと頼んだ人。

もと三大出資出版社の子会社にいたKとH。経理的なことの担当と、出版社との対応。

NとN。このふたりも女性。Nは先週の記者会見とかしきったりしてくれている。Nは、大学院だっけな? を終えたばかりで、現在バイト待遇。

4月2日から登場が男性二人で、MとH。出版社との対応(電子化コストは? どこで販売?)とかやることになるだろう。

てなあたりで、昨日船出したわけであります。
あはっ、短く、機構のスタッフを紹介してみました。

2012年4月4日(水)〜21日(土)神保町画廊にて「魔淫の迷宮展」開催中

2012年4月4日(水)〜21日(土)、東京・神保町画廊にて相馬俊樹著「魔淫の迷宮〜日本のエロティック・アート作家たち(弊社刊)刊行記念「魔淫の迷宮展」が開催されます。

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右から上田風子さん、山本タカトさん、町野好昭さん、たまさんの作品。

「魔淫の迷宮」未収録の作品も多数展示されています。

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徳野雅仁さんの作品。エロチックだけど、どこかユーモアを感じさせられます(会場に来ていた徳野さんの許可を得て掲載しています)。

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会場では弊社刊「魔淫の迷宮」をはじめ、相馬俊樹さんの著書や、参加作家の方々の画集/写真集も販売しています。

●魔淫の迷宮展

期間:2012年4月4日(水)〜4月21日(土)12時〜18時(金曜は19時まで)
※月曜、火曜は休廊
会場:神保町画廊 東京都千代田区神田神保町1-41-7 安野ビル1F

参加作家
山本タカト(やまもと・たかと)
1960年秋田県生まれ。画家。1983年東京造形大学絵画科卒業。2010年10月個展「キマイラの墓標」(東京・新宿「紀伊國屋画廊」)開催。画集に『緋色のマニエラ』(1998年、復刻版2001年、再復刻版2002年)、『ナルシスの祭壇』(2002年、復刻版2007年)、『ファルマコンの蠱惑』(2004年、復刻版2007年)、『殉教者のためのディヴェルティメント』(2006年)、『ヘルマフロディトゥスの肋骨』(2008年)、『キマイラの柩』(2010年)(『緋色のマニエラ』初版のみトレヴィル、以下すべてエディシオン・トレヴィル発行)、エッセイ集に『幻色のぞき窓』(2010年、芸術新聞社)がある。
「yamamototakato.com」

甲 秀樹(こう・ひでき)
画家/人形作家。1998年より少年や青年を中心に描く絵画活動を始める。月刊「薔薇族」の表紙絵を担当(1999年11月号より2002年12月号まで)。2010年3月、東京・渋谷「アートスペース 美蕾樹」にて個展「秘すれば花 Ⅱ」開催。また、2011年10月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて人形作品展「- a Boy’s portrait -」開催。
「HIDEKI KOH ONLINE」

中村 趫(なかむら・きょう)
写真家。1949年京都市生まれ。60年代後半に対抗文化の洗礼を受け、70年代の音楽活動を経て1980年代より女性や関節人形をモチーフに独特の耽美的写真作品を発表し始める。2011年3月、東京・浅草橋「パ ラボリカ・ビス」にて写真展「メランコリアの楽園」開催。2012年5月、東京「神保町画廊」にて個展開催予定。

空山基(そらやま・はじめ)
イラストレーター。1947年愛媛県生まれ。1971年より、リアルかつエロティックな女性や、機械化された女性の肉体美をモチーフにした作品を 制作し始め、国内外を問わず活動。2011年8月、東京・新宿「 B GALLERY」にて個展「Neo Japonism&Obsession」開催。画集『SORAYAMA MASTER WORKS』(2010年、Edition Skylight)など多数。
「SORAYAMA」

佳嶋(かしま)
イラストレーター。1973年東京都生まれ。少女、少年もしくは両性具有者をモチーフにエロティックなイラストを制作。2010年11月、東京「新宿紀伊國屋画廊」にて「パルファム・プロテティーク」開催。画集に『シアーマジック』(2006年)、『エロス&タナトス』(2006年)、『デルタ・オブ・ヴィーナス』 (2008年)、『パルファム・プロテティーク』(2010年)(すべて発行・エディシオン・トレヴィル、発売・河出書房新社)がある。
「ECHO」

井桁裕子(いげた・ひろこ)
人形作家/イラストレーター。武蔵野美術大学視覚伝達デザイン学科卒業。1986年ころより球体関節の人形を作りはじめる。2010年3月、東京・青山「ときの忘れもの」にて「私小説―肖像の人形」開催。
「人形を探す旅」

上田風子(うえだ・ふうこ)
1979年栃木県生まれ。画家。東京工芸大学大学院修了。2011年2月、東京・渋谷「Bunkamura Galley」にて個展「Lucid Dream」開催。画集に『LUCID DREAM』(2011年、芸術新聞社)がある。
「Fuco Ueda」

谷神健二(たにがみ・けんじ)
東京都生まれ。画家。2011年11月、東京・銀座「青木画廊」にて個展「秘密の庭で遊ぶ少女たち―フロヲラル少女」開催。
「谷神健二公式ホームページ」

村田兼一(むらた・けんいち)
1957年大阪府生まれ。写真家。2011年6月、東京「神保町画廊」にて写真展「少女に棲む魔法」開催。写真集に『JAPANESE PRINCESS』(2005年)、『NAKED PRINCESS』(2010年)(ともにEdition Reuss発行)がある。
「Another Tales of Princess」

たま
1977年福井県生まれ。画家。大阪芸術大学美術学科卒業。2011年2月、東京・銀座「ヴァニラ画廊」にて 個展「epitaph―エピタフ」開催。画集に『Under the Rose―少女主義的水彩画集』(2008年)、『リドカイン★ドロップ―少女主義的水彩画集Ⅱ』(2010年)(ともに発行・アトリエサード、発売・書苑新社)がある。
「スイギョノマジワリ」

長谷川友美(はせがわ・ともみ)
1973年群馬県生まれ。アン・ミュージックスクール卒業。ジャズピアニストを経て画家に。
2011年10月、群馬県「フリッツ・アートセンター」にて個展「夢ノ森銀ノ雫」開催。2013年1月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展開催予定。

根橋洋一(ねばし・よういち)
画家。2010年11月、東京・板橋「カフェ百日紅」にて個展「桃色あくありうむ」開催。
「妖精画廊 根橋洋一の絵画世界」

町野好昭(まちの・よしあき)
1951年岐阜県生まれ。画家。2011年10月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展「–真珠–」開催。画集に『La Perle–真珠–』(2011年、発行・アトリエサード、発売、書苑新社)がある。

林良文(はやし・よしふみ)
1948年福岡県生まれ。1974年渡仏。以来パリ在住。2010年11月、東京・銀座「スパンアートギャラリー」にて個展「構造の原理」開催。画集に『脳髄を懐胎したある唯物論者の花嫁』(1994年)、『花嫁の閏房に軟禁された両性具有者が生理学者Y氏と交わした密約』(1996年、ともにトレヴィル刊)、『構造の原理』(2010年、発行・アトリエサード、発売・書苑新社)がある。

徳野雅仁(とくの・がじん)
1941年大阪府生まれ。画家/完全無農薬有機自然栽培研究者。東京デザインカレッジ漫画部卒業。2010年7月、東京・板橋「カフェ百日紅」にて個展「博物学的誘惑」開催。無農薬野菜栽培に関する著書多数。

詳細は神保町画廊ホームページをご確認下さい。

文◎高橋大輔

花見、それは、萌える草木を愛でながら運動をする行事

花々や木々が萌え萌えですね。
気温が上がるにつれて、もりもりと街が華やいでいくのがわかります。
今週末は花見シーズンど真ん中でしょうか。

わたしも、桑沢デザイン研究所時代の友人達と花見をする予定です。
毎年恒例のこの行事、みんなで食べ物を一品ずつ持ち寄って集まります。
そしてみんなで運動します。

キャッチボールをしたり、大縄跳びをしたり、缶蹴りをしたり。
よくわからない打楽器を叩いたり、ギターを弾く者もいます。
つまるところ、少年少女のように遊ぶだけ、ってとこです。
わたしは、運動したあと芝生に寝転んでぼーっとしたいです。
あと、たこ焼きを食べてコーラを飲みたいです。

ところで、ポットの春の新刊『赤ちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方』
そろそろ出来上がる予定です。
桑沢時代の友人の中澤永子ちゃんに挿絵を描いてもらいました。
中澤さんは卒業後、地元の群馬県でデザインなど “ものづくり” のお仕事をしています。
「だれかに贈るように  ものを作りたい」という信念をもつ、とってもすてきな女性です。
お花見で会えるといいな!

『ねんねこりん』刊行記念、南三陸で「ミシンでお仕事プロジェクト」とともに

4月1日(月)、チームねんねこりん(!)は、南三陸に行きました。
チームねんねこりんとは、ポットの4月の新刊『赤ちゃんのためのおくるみスリング ねんねこりんの作り方』
の著者釘村千夜子さん、編集者戸塚貴子さん、そして那須の3人です。

釘村さんは、「ねんねこりん」の発案者で制作・販売もしています。
製造・販売しているのに「なぜ作り方の本?」と思うかもしれませんが、
釘村さんの考えの根本には、赤ちゃんや子どもを育てる人が日々の「抱っこ」で赤ちゃんとの関係をもっともっと深めてほしいという思いが強くあります。
簡便な「ねんねこりん」スリングで、負担なく気軽なく抱っこできるように
家庭でも縫える「ねんねこりん」の作り方を紹介しました。

でも洋裁が得意じゃない方もいらっしゃることでしょう。
ということで、本の刊行記念と題して、
本の作り方で紹介した縫い方で制作した「ねんねこりん」を
価格を安くして販売することにしました。

そこでなぜ南三陸なのか!?
東日本大震災の直後から、被災地を応援し続けている
「ふんばろう東日本支援プロジェクト」のなかに
「ミシンでお仕事」というプロジェクトがあります。

プロジェクトリーダーの熊谷さんに話をさせていただき、
「南三陸ミシン工房」の方々にこの刊行記念の「ねんねこりん」の縫製を依頼することとなったのです。
以下、二日間の報告レポートです。

3月31日(日)に仙台から車で宮城県の海岸沿い(石巻街道→女川街道からブルーラインで御前浜)を
ひたすら続く津波がおそったあとの荒涼たる風景に言葉もなく、ただ黙々と車を走らせるだけ。
北上川沿いから内陸に入っていきましたが、河口付近の集落は津波に飲み込まれ、背後に広がる山々の
斜面の杉の木も海の波をかぶった痕跡が残っていて、延々と続く被害の大きさに打ちのめされ続けました。

ようやく登米市にある、料理旅館「三浦屋」に到着。
南三陸町の旅館は復興工事関係者の宿泊が急増していて満室だったので、
南三陸の隣に位置する登米市で探すことに。
ここは宿泊だけじゃなくて、料理店として利用される方々も多いようで、
おいしいお料理をいただきました。
この日は珍しく暖かい日だったのですが、深夜には雪が降ったと朝起きたら
旅館の女将が教えてくれました。冷え込んだ〜。

翌日の朝は、南三陸ホテル観洋でプロジェクトリーダーの熊谷さんとメンバーの川本さんと待ち合わせ。
5Fにあるロビーにはおひなさまが飾られ、広い窓からは南三陸のおだやかな海が広がっていました。

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下層階は津波で被害にあい、一時は避難所として部屋を提供されていたそうです。

そこから南三陸町に。町の中心、志津川地区は跡形もなく、南三陸では、いまも600人を超える人々が行方不明のままだ(2012年4月3日午後3時現在)。

山道を少し入ったところに、今回「ねんねこりん」縫製をお願いする方々が集まってくれている細浦仮設住宅に到着。

IMG_0450.jpgいちばん左が細浦仮設住宅の集会所。

8畳ほどの部屋に、プロジェクトスタッフの鈴木さん、藤原さん、そして今回縫い手を引き受けてくれた
木下さん、阿部さん、畠山さん、そして細浦仮設住宅のリーダー大森さんが集まってくれました。

挨拶もそこそこにさっそく「ねんねこりん」の説明と縫い方ワークショップ。
試作品をすでに作ってくれた阿部さんからのアドバイスもいただきながら、
「ねんねこりん」1本を作っていきました。

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ワークショップはお昼をはさんで3時間ほど。
みなさんに布と糸をお渡しして、終了!

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別の仮設住宅から車で1時間かけてくださった方もいます。
みなさまお時間をいただいて、ありがとうございました。
できあがりが楽しみです。よろしくお願いいたします。

細浦仮設住宅の方から差し入れてもらったおまんじゅうと、
阿部さんが買ってきてくれた地元の和菓子屋さんの和菓子をいただきながら、
大森さんが南三陸の現状について話してくれました。
南三陸町のなかには移転先が決まったところもあるようですが、大森さんたちの地域では、規模も大きい事もあって、まだ移転先がまとまらないそうです。
震災直後よりも、こうして一年経って、いまのほうが「心が折れそう」な時があると…。

気が遠くなるようなこれからのことを目の当たりにしつつ、それでもひとつひとつ人々の知恵を集めて
進んでいるんだということもよくわかりました。
「ねんねこりん」はそんなに大量に縫製をお願いすることはできないかもしれませんが、
これからも長くお願いしていければと3人で話しながら帰途につきました。

直接見て、お会いして、お話して、という貴重な時間をもらえて本当によかったです。

「ねんねこりん」の製品の販売は、めどがついたら、またHPでお知らせします。
書店のみなさま、本といっしょに置いてもいいよ、とおっしゃっていただけるなら、うかがいます!
ぜひお声かけください。

レーザー治療

花粉が飛んでいますね!

なんとなく医者に行くのが億劫で、これまで薬をもらったことがないのですが、
さすがにそろそろ厳しいぞ、ということで、来シーズンは通院をしようと考えています。

ポット社員のSさんが今年レーザー治療を受けてよかったと言っていたので、
それもよさそうです。

いずれにしても、鼻が痛いし、よくありません。
なんとかしなくては…。

お部屋2390/森蒼太郎の報告

今年はブロガーになると宣言して、週に2本から3本ペースで更新してきましたが、今期のメルマガ申込者がえれえ少なくて、今までの最低記録です。ブログを充実させると、「ブログを読んでいればいいや」ってことになるのかも。

やっぱりブロガーはやめましたわ。これ以降は告知や報告の類いだけたまにやっていきます。ブログを書いている暇があったら、メルマガを書きます。

お願いをした以上、森蒼太郎の件の報告はしておきます。結局のところ、森蒼太郎については、手がかりがありませんでした。

国会図書館に森蒼太郎の著書が数冊保存されていますが、関東大震災ものはそれ以外の図書館にもなく、うちで探した方が早そうです。国会図書館にもないものがうちにはいっぱいあります。メルマガ以外で活かす機会もないのですが、たまには他人のために役立てようと思います。

これってまずいことじゃないかと私は思うわけですよ。「国会図書館には日本で出たすべての出版物がある」なんてことを今も信じている人たちがいるわけですが、一度調べてみい。ないもんだらけ。

なんでこんなことになっているかと言えば、図書館の人たちは俗な資料、いかがわしい資料、マイナーな資料、評価の定まっていてない資料を保存していないことを恥ずかしいとは感じないためです。また、本を完本で残すという発想もない。そのくせ、複本の廃棄には反対していて、資料に対する考え方が根本的に私と違う。これについては、「図書館の中では見えないこと」シリーズを読んでくださいな。

森蒼太郎による関東大震災の本は、6月にまたその研究者が日本に来るまでに探しておくことにし、その代わり、私もあちらから情報をもらうことになりました。「アメリカに資料が保存されていれば」の話ですが、長らくわからなかったことがわかるかもしれません。俗な資料、いかがわしい資料、マイナーな資料、評価の定まっていてない資料でも保存しておくアメリカって国にはかなわんと思います。