月別アーカイブ: 2010年6月

哲学者・石川輝吉の、ちょっと「ぐずぐず」した感じ

まもなく、哲学者・石川輝吉さんによる10代後半から20代前半の若者へのインタビュー連載「哲学者・石川輝吉の、ちょっと「ぐずぐず」した感じ」が始まります。
乞うご期待!

プロフィール

●石川輝吉(いしかわてるきち)
1971年、静岡県生まれ。英国エジンバラ大学哲学部修士課程修了。明治学院大学国際学研究科博士後期課程修了。現在、桜美林大学非常勤講師、和光大学オープンカレッジ「ぱいでいあ」講師。

石川輝吉さんへのインタビューはこちら。
「談話室沢辺 ゲスト:石川輝吉 若き哲学者が考える、今を生きるための「哲学」とは」

【電子書籍版】欲望問題

『魔女の息子』で第40回文藝賞を受賞した作家であり、ゲイ・ムーブメントの先駆的役割を果たしてきた著者・伏見憲明が、「人間学アカデミー」(小浜逸郎氏主宰)で語りおろした講義録をもとに大幅に加筆・訂正し書き下ろした渾身の一冊が、この『欲望問題』です。

「痛み」を「正義」とする「差別問題」を、「痛み」も「楽しみ」も等価な「欲望問題」だと読み解き直す<1章──「差別問題」から「欲望問題」へ>。

伏見憲明自身の個人的な体験から生まれた「性別二元制」という捉え方を、15年を経てあらためて自身がその意味を問い、既存のジェンダー論に痛烈な違和を投げかける<2章──ジェンダーフリーの不可解>。

共同性からの自由を目指すのではなく、多様な「欲望問題」を抱える共同性を認め合い、個人の「痛み」を社会に問いかけていくことを不断に繰り返していくという<3章──アイデンティティからの自由 アイデンティティへの自由>。

副題は、「人は差別をなくすためだけに生きるのではない」。「差別がないということ以外にそれを「幸福な状態」と考えうる根拠は何なのか」と著者は問います。実存に根ざした極めて平易な文章でつづられていますが、著者があとがきで書いているようにシンプルな文章で根源的な問いをつきつけた、まさに「パンクロック」な本です。

【電子書籍版】日本の漢字のプリンシプル

2010年秋に告示予定の改定常用漢字表は、
方針が複数あるためグズグズである。

なぜ常用漢字表は一つの原則(=プリンシプル)をつらぬくことができないのか?
漢字と日本語の歴史を紐とけば、その理由が見えてくる。

中国では””””キッチリ文字””””だった漢字は、なぜ日本に来て””””ユル文字””””になったのか?
日本語は、不思議な””””ユル文字””””=漢字とともに、生き残っていけるのだろうか?

漢字のユルさがよくわかる練習問題&解答付。

『昭和ストリップ紀行』(坂田哲彦編著)を発売しました

ポット出版は2010年6月18日に『昭和ストリップ紀行』(坂田哲彦著)を発売しました。

昭和40年代には全国に300軒以上あったストリップ劇場も、いまでは50軒足らずに減少した。
とくに温泉場のストリップ劇場は、専属の踊り子さんが年をとって引退したり、観光客が足を向けなくなったりし、その灯火が消えつつある。
鳥取県三朝町のヌードニューラッキー、静岡県伊東市のピンク座、山形県上山市の葉山劇場など、地方の温泉場にある昭和の面影残るストリップ劇場の記録を、写真と紀行文でつづる。
ほかに、風俗ライター広岡敬一氏によるストリップ初期の写真、「ストリップ専門」フォトグラファー原芳市氏による「ストリップの記憶」も収録。

目次など、詳細はこちらをご覧ください。

全国の書店、ネット書店でご購入いただけます。
Amazonのページはこちら

昭和ストリップ紀行


著●坂田哲彦
定価●1,800円+税
ISBN978-4-7808-0147-7 C0095
A5判 / 144ページ /並製
[2010年06月18日刊行]

内容紹介や目次など、詳細はこちらをご覧ください。

昭和ストリップ紀行

昭和40年代には全国に300軒以上あったストリップ劇場も、いまでは50軒足らずに減少した。
とくに温泉場のストリップ劇場は、専属の踊り子さんが年をとって引退したり、観光客が足を向けなくなったりし、その灯火が消えつつある。
鳥取県三朝町のヌードニューラッキー、静岡県伊東市のピンク座、山形県上山市の葉山劇場など、地方の温泉場にある昭和の面影残るストリップ劇場の記録を、写真と紀行文でつづる。
ほかに、風俗ライター広岡敬一氏によるストリップ初期の写真、「ストリップ専門」フォトグラファー原芳市氏による「ストリップの記憶」も収録。

ファッション黒歴史

 雨宮まみさんの連載『セックスをこじらせて』が面白くて仕方ないです。
年齢が近いので、話の中に出てくる「武田真治」や「東京ガールズブラボー」などの
キーワードもたまらなく同時代で懐かしいですし、
自分の10代のしょっぱい感じとも重なって毎回とても楽しみにしています。

 私も10代の頃は妙に個性を追い求めて変な格好をよくしていました。
「クマのプーさん」の原作を読んで、クリストファー・ロビン少年が長靴を
履いている挿絵にカワイイ!!と興奮して、ゴム長靴を買ったことがあります。
曲金商店街の履物屋さんには黒ゴム長、釣り用ゴム長、
つま先が細めな婦人用のホワイトベージュのゴム長の3択だったので、
婦人用のを買って晴れの日でもゴム長履いてうろうろしていました。

その頃は、ロシア兵の帽子のような耳当て付きででかいファーの帽子に、
黒タートルにえんじ色でツギハギがついているハーフパンツ(どっちもおふる)に
変な色のタイツをはいてベージュのゴム長靴を履くのが自分的に超クールでした。

しかもおもちゃのプラスチックの輪っかを繋げて機関車トーマス(食玩)を
くっつけたネックレスを首から下げたりしてました。
(一度シノラーと呼ばれたのがイヤでやめました。)

髪型はおかっぱだったか姫カットだったか…まあそんな感じで。
とりあえず妙な人だったと思います。全身緑で統一したりとかもしてました。
他の人と同じは嫌だという自己顕示欲と貧乏とにはさまれたのが、
おかしな方向にDIYファッションが加速したんだと思います。
ファッションに客観的な目を導入したのは大学に入ってからです。

最近はおしゃれなレインブーツが沢山ありますし、
去年はファーのロシア帽も流行りました。
当時の私に、ゴム長靴とロシア帽子15年後に流行るよ!
ほんとだよ!と教えてあげたい気持ちです。

ぷ〜んとにおいが

鉄のアレルギー治療のために、週1回のシャンプーを獣医から指示されてから
自分は風呂に入らずとも、鉄のシャンプー実施のため最大限の努力をしていたのだが
2週続けてさぼってしまったーー。

なぜか?
それは、鉄があまり痒がらなくなったから。
口のまわりを後ろ足でガシガシ掻かなくなったから、ひげも伸びてきた。

それで、気がゆるんでしまったのねー、私。
それまで毎週シャンプーしていたから、ノンシャンプー3週目に入ると、臭い。
何か「ぷーん」と臭いにおいが漂ってきたな、と思うと、鉄がそばに……。
今週は洗おうね、鉄っちゃん。ついでにすずも。

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06/19土・出版ネッツで講演「現場から見る、電子書籍時代の出版産業」

ネットを検索したけど、出てこないんで告知はメールなどでやられてるだけなのかな?
ということですけど、出版ネッツというフリーの労働組合で講演します。
(最近、テレずに「講演します」などとかけちゃうオイラですけど、、、)

たぶん連絡すれば、だれでも入れるんじゃないでしょうか?
また、参加したからといって、しつこく組合加盟を求められることもないんじゃないかな?
なんで、どうぞ、お時間のあるかたはご参加ください。
追加情報────────────────────
その後正式に一般の方も参加OKになりました。500円です
────────────────────
日時:6月19日(土) 13:05〜14:20
   ※5分ほど時間が変更になりました。ご了承ください。

   講演は1時間。質疑応答を15分の予定です。
   5分〜10分ほど前に来ていただければ十分です。
追加情報────────────────────
開場時間は12時30分
●講演後、短い休憩を挟み「総会」が始まるので、一般の方は速やかに退出していただくことになります。
●一般の方は、入場の際に参加料として500円を受付でお支払いください。
────────────────────

会場:出版労連会議室
   東京都文京区本郷4-37-18 いろは本郷ビル2F
   TEL:03-3816-2911

   地図は以下のページからご参照ください。
   http://www.syuppan.net/

今日、その担当の渡部さんという人から「【出版ネッツ】6/19の講演について」というメールが来たんです。
こんな話をしてほしい、といったものです。

例えば

●現状、電子出版はどこまで進んでいるか(概略)
●どんな出版物が紙媒体に適しているか、逆に電子書籍に適しているか
●なぜ、ポット出版は電子出版の発行を、積極的に取り組んだのか、
 また沢辺さんが版元ドットコムなどで積極的に動かれているのはなぜか?
●電子出版における、版元の役割
●電子出版における、フリーランサー(編集、執筆、デザイン、校正など)の役割
●既存の出版流通の、現在の対応と、今後の役割

とか、なかなかおもしろい。
他にも、出版ネッツの組合員たちの渡部さんの考える状況が書かれてました。
まるまるここに載せたかったのですけど、その了解を得るのもメンドウなんで、
やめときますが、「とても高い関心を持っている」「細かい技術やシ
ステムについては理解していない」とか書いてあります。

今年初小説

新刊『昭和ストリップ紀行』は6/15(火)発売です。ストリップが青春だった人も、ストリップという響きから昭和の懐かしいモノを感じる人もぜひ読んでみて下さい。

さて、出版社で仕事をしていると話すと、大抵の場合「本が好きなんですね」と言われます。そしてそのときに「本」としてさされるのは大抵、文芸書です。まあ世の中的には「本=文芸書」とまではいかなくても、好き好んで読む本というのは文芸書であるというのが一般的だよね、とは思います。

とはいえ私はあまり好んで小説を読みません。人に誇れるほどそれ以外も読みませんが。版元にいるのに。でも、特に小説は読みません。

私が昨年好んで小説で買ったのは綿矢りささんの『夢を与える』一冊だけ。一昨年は9冊買いましたが、小野不由美さんの『十二国記』シリーズを全部読んだというだけ。その前の年は『ゲイトウェイ』だけ。その前になると、もはや覚えてすらいません。(我ながら作品選びの基準がよく解りません。)

一年に一作品しか新刊で小説を買ってない計算です。(研究のためにベストセラーやラノベを読んだり、昔買った本を読み返したりはしたはずですが、もはや覚えていません。)

そんな私が今年、一冊小説を買いました。(つまり今年最後になる可能性が高いわけですが。)『ヴォイツェク ダントンの死 レンツ』という岩波文庫の古典です。5/29(土)の書店落語でお世話になったリブロ松戸店の店長さんが勧めてくださったのですが、文芸に疎い私は作者のビューヒナーの名前すら知りませんでした。調べてみると早逝の天才として名高いようです。

とりあえず、世界史で馴染みもあるので「ダントンの死」を読んだのですが、これがめちゃくちゃ面白い。戯曲なのでちょっと読みにくいのですが、出てくる人出てくる人がえらく魅力的。他を読むのが楽しみになりました。リブロ松戸店の店長さんのオススメはむしろ「ヴォイツェク」だったので、とても期待しています。

まあ、積ん読がたまってる上に、自社の本を読むのがだいぶ滞っているため、こっちを頑張らないとまずいんですけど。それはそれで頑張ることにします。