月別アーカイブ: 2010年2月

女装、褌、巨根でごくり…

fmfjoso___05.jpg先日のエフメゾの「女装祭り!」は大盛況でした。まあ、ああいうイベントはお客様は入っても、人件費や諸経費がかかるので、そんなに儲けにはならないのだけど、ちょっと前にママが「CR遠山の金さん」で勝ったあぶく銭を太っ腹にも全投入し、いつものご愛顧にお応えした次第です。←かなり恩着せがましい←そしてただのパチンコ依存症(笑)

とにかくエスムラルダ先生のショーは素晴らしかった。ずいぶん長い間、先生のショーを観てきたママですが、今回のは着替えの間に「華原朋美のPV のパロディ」を挟んだ演出も含めて、なにか新境地に達しておりました。黒柳徹子のショーは犯罪ギリギリ、というかまさに犯罪(笑)。会場も拍手喝采、ノンケが多かったのにノリノリの盛り上がり。先生の場末な芸風がメゾという空間に見事にマッチしておりました。

エフメゾのスタッフも女装とは言い難いながら頑張ってコスプレしました。アンジェラはペネロペにはほど遠く、結局、ライザ・ミネリかペギー葉山(古い)という評価しか得られず。チーママの「顔だけ女装の赤鬼」も節分の余興といった中途半端なものでしたが、予想外に司の女装の破壊力はすさまじく、あまりの気持ち悪さに、カウンターのなかでチーママが「そばによるな!」とマジギレしたほど。司は女装になると勝間和代(!)クリソツになることが判明して、これからはそっち方面で売っていこうかと(色売りができないので使いようがなく、そろそろ首にしようと思っていたのですが、「司カツマー」として再デビュー)。

そしてママはハンズでうさぎの着ぐるみを買ってきました。女装は大学生のときにシャンソン歌手としてずいぶんやったのでもう卒業なの。というか、体調がよくなかったので化粧をするのが面倒くさかった。だけど、太ももも露なうさぎ姿で二丁目を闊歩するとは思いも寄らず……。

nonkeいやね、女装に対抗して?褌を締めたお客様がいて、そうだ! ノンケの体育会学生が遊びに来ていたので、どうせなら彼にも褌姿になってもらおう、と思い立った。彼も「まったく問題なし」とノンケらしく堂々引き受けてくれた。それでスタッフの誰かにルミエールまで買いに行ってもらおうと思ったのですが、みんな手が空いておらず……仕方ないので、自らうさぎとして外出しました(笑)。どうせかぶりもので誰だかわかんないだろうからいいや、と。そうしてルミエールのレジに褌を差し出したら、店長のゆう子さんが顔を引き攣らせてレジの子に「二割りおまけしてあげて」。

とまあ、そんな具合にスケベなゲイのお客様のためにママは二丁目をうさぎ姿で疾走したのです。そして店に戻ってきて、ノンケ君に着替えてもらい、見事なますらおぶりを披露してもらいました。しかし声も高らかに彼を紹介したのですが、なぜだか拍手や歓声が起こらない。ん? 受けなかったのかしら。褌なんてもう珍しくない? と周囲を見渡すと……みんな生唾ごっくんでガン見して拍手も忘れていたみたい……あぁ。それにしても、二十歳そこそこのアスリートの身体の美しさときたら! 天然ものは後ろ姿が違う(つまり背筋←中途半端なジム釜は鏡ばかり見て鍛えるから、大胸筋に意識がいって背筋がしょぼい)。ちなみに、彼は学校1の巨根だそうです(笑)。

エフメゾはそんな、ゲイもノンケも入り混じっての渾沌としたゲイバーです(水曜日だけ営業)。

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『二人で生きる技術』をめぐるトークライブ!(後編)

● パートナーは誰でもいい?

伏見 ご著書を読んでいて、大塚さんってやっぱりマニアっていうか、変態だなって思ったのは(笑)、あまりいい別れ方をしなかった恋人の後に、次々にいろんな男性と付き合おうとした「激動の4カ月」がありましたよね。こういうと何だけど、相手を選ばずといった展開で。あれを読んでいて、この人は付き合えるなら相手は誰でもいいのかなっていう印象を受けた。多分、他の読者も同じように感じると思うんですよ。大塚さんのいっている「トゥマン」の中のトゥマっていう存在は、ある意味で誰でもいいっていう話なんですか。

大塚 そうです。

伏見 ちょっとそこのところは聞きたいです。 続きを読む

Indesign新機能(今更)

この冬、ポットでは、メインの制作環境をIndesignのCSからCS4にバージョンアップしました。
いっきに3つバージョンが上がったので、新機能がてんこもりです。
すでにCS4が世にでてずいぶん経ちますが、今更、InDsignCS4の新機能(CS2や3ですでにあったかもしれない)紹介編。

●正規表現文字スタイル
段落スタイルの中に、正規表現で文字スタイルを適用する箇所を指定できます。CSでは、先頭文字スタイルでトリッキーに処理していたカッコ内Q下げがよりスマートに実現できます!
あと、別の話ですが、InDesignに流し込んじゃった後でも正規表現で検索置換できて便利です。

●テキスト変数
CSでは、セクションマーカーを使って書籍のハシラなどをつくっていましたが、ページが動いたら、その都度、セクションの設定を付け替えないといけなかったり何かと不自由。そして両柱はマスターページを分けないと対応できませんでした。
テキスト変数をつかうと特定の段落スタイルなどから自動的に柱を作成できます。両柱もたぶん平気(ためしてないけど)
で、柱はまあ満足ですが、自動でツメ(辞書などで小口に階段状についてる四角いやつ)をつける機能もつかないかなあ。

●クリップボードの内容に置換
検索置換の際、検索結果とクリップボードの内容を置換できます。
たとえば、【例】のような文字列を検索して、インラインのアイコンに一括置換みたいな処理も可能に!

●フォルダに再リンク
リンク画像を再リンクする際、フォルダを指定して、リンク画像をフォルダ内の名前が一致する画像にまとめて再リンクをかけることができます。拡張子で指定も可。実画像差し替え時には威力がありそう。

●不満
メニュー名がこっそりこなれた日本語に変わってる!
最前面に持っていったり最背面に移すのは、確かに、「重なり順」だけど、ようやく、「アレンジ」で身にしみているところだったのに!
メニューを探すのに時間がかかる!!

というわけで、キャプチャなしのお手軽バージョンでした。

電子書籍版『ず・ぼん15』を、完全版と、各記事の分冊で発売しました

ポット出版は、2010年2月5日(金)、電子書籍販売サイト「理想書店」で電子書籍版の『ず・ぼん15』を発売しました。

『ず・ぼん15』は2009年11月に紙版を発行した書籍で、電子化にあたって、紙と同じ内容の「完全版」と各記事の分冊版を併売することにしました。

完全版は998円(税込)、9冊の分冊の内8冊は各263円(税込)、「ず・ぼん15-9 出版をめぐる現状と未来」は、無料でDLしていただけます。

ご購入は「理想書店」から。
iPhoneとPCのどちらでも読むことができます。

「ず・ぼん15 完全版」(ず・ぼん編集委員会)

「ず・ぼん15-1 ネット利用で評価される横芝光町立図書館の現場」(坂本成生◎インタビュー)

「ず・ぼん15-2 オープン前の米沢嘉博記念図書館に行ってきた」(森川嘉一郎◎インタビュー)

「ず・ぼん15-3 「Enju」は、図書館システムの未来を変えていけるか」(原田隆史、田辺浩介、江草由佳、高久雅生、林賢紀、笹沼崇)

「ず・ぼん15-4 ゆらいでないか、常識の「原則」」(堀渡、東條文規、手嶋孝典、小形亮、真々田忠夫、沢辺均)

「ず・ぼん15-5 グランドデザインが必要だ」(常世田良◎インタビュー)

「ず・ぼん15-6 流動することの利点・難点」(非正規職員座談会、小形亮)※内容に誤植があったため、現在販売を停止しております。訂正の上、2月10日(水)12時頃より、販売を再開する予定です。【発売中】

「ず・ぼん15-7 今、アメリカの図書館でライブラリアンと呼ばれる職業が絶滅しつつある」(石松久幸)

「ず・ぼん15-8 続々・都立図書館はどこまで後退するのか」(手嶋孝典)

「ず・ぼん15-9 出版をめぐる現状と未来」(沢辺均)

●2009年11月に発行した紙版の『ず・ぼん15』

大阪屋さんのTBC(東京ブックシティ)に行ってきました

2/2(火)に大阪屋さんの倉庫の一つであるTBC(東京ブックシティ)に行ってきました。

以下知ったこと箇条書き。
●TBCは、大阪屋の取引社の半分程度をカバー。

●ネットを中心にiBC、書店を中心にTBCとおおまかに位置づけ。TBC在庫もAmazonステータスには反映。
●在庫がない場合や減った場合、1週間に1回、受注状況を見て発注している。

●発注は版元ごとに曜日を割り振って行っている。ポットの場合は毎週水曜に発注リストを上げ、木曜に大村へ。

●在庫は半年間の間に1度も受注がない場合はいったん返品する。

●搬入して、棚に仕分けたときに在庫となる
●棚はバーコード管理。各棚の段に何列・何棚・何段目というバーコードがあり、
ハンディターミナルで棚のバーコードと書籍バーコードを読み込み、冊数を入力することによって、
どの棚に何が何冊入っているかを記録している。
●棚卸は年に1回

ポットの棚は下の写真。格段の上のバーコードを読み取って書籍のバーコードを読み、冊数を入れると納品ということになります。

直接行って、在庫を見ながら、返品依頼や注文依頼(在庫商品の入れ替え)はできるそうです。
現場に行ってみると話をきけるというのもですが、解ることが多いですね。

『二人で生きる技術』をめぐるトークライブ!(前編)


大塚隆史著『二人で生きる技術』をめぐるトークライブ!
司会/伏見憲明 
ゲスト/大塚隆史 造形作家。ゲイバー「タックスノット」のマスター。著書に『二人で生きる技術』(ポット出版)、『二丁目からウロコ』ほか
コメンテータ/広瀬桂子 元伏見担当のマガジンハウス編集者。二丁目で出会った夫は現在市長。

*12/23(水)エフメゾにて行われたトークイベントをまとめたものです

● 関係性を開示することの困難

伏見 こんにちは、伏見です。よろしくお願いします。今日は大塚隆史さんを迎えて、最近出版されたご著書『二人で生きる技術』についてお伺いするトークイベントを設けました。助っ人にも来ていただきました。広瀬桂子さんです。

広瀬 こんにちは。(拍手)

伏見 広瀬さんはマガジンハウスの編集者にして市長夫人(笑)でいらっしゃいます。そもそも、なぜ市長夫人になったかというと。僕が『スーパーラヴ!』という本をマガジンハウスで出版したときの担当編集者が広瀬さんで、その出版パーティに、僕の大学時代の同級生がたまたま来ていました。パーティでは、その2人以外は全部ホモとレズだったんです(笑)。で、余ったその2人が何か発情しちゃって、結婚して子供までつくって、もう十数年がたちました。そういうカップルなので、ちょうど対比的にも面白いかと思って、今日は広瀬さんにも混ざってもらおうと思いました。
 そして、皆さん、よくご存じだと思いますけれども、行間に60うん年のすべてがこもっている、濃密な本をお書きになられました大塚隆史さんです。(拍手) 続きを読む

談話室沢辺 ゲスト:小浜逸郎 第1回「そもそも、自殺はそんなに悪いことか」

●自殺を本質から捉えなおす

沢辺 日本の自殺率が高止まりしていますよね。
それはバブルが崩壊し、金融危機が起こり、格差が拡大して、リストラされたり、貧しくなってるからだ、と理由があげられています。
それを受けて社民党の政策などでは、雇用を確保しろとか、社会保障を充実させろという流れになっている。
自殺って、人間の死が前提になっているから、それには抗えない。「自殺を減らすために社会保障を充実させようよ」って言われたら、なかなか反対しきれないですよね。

小浜 そうですね。

沢辺 でも、例えば南アフリカは、ネルソン・マンデラが大統領になっても、皮肉なことにますます格差が拡大してしまい、酷いらしいじゃないですか。
自殺が単純に格差や貧しさの拡大で起こるのであれば、南アフリカは世界最高の自殺率、ということになるけど、実際、そうはなっていない。
それで、もう一度、自殺っていうのを大元のところから考えておいたほうがいいんじゃないかって。
前提となる数字を踏まえ、自殺というものの本質的な問題と、そこから考えうる対応を整理しておきたいと思って、今日のインタビューを考えました。

小浜 まず、世界的に一番権威ある自殺についての考察は、社会学者のエミール・デュルケーム(Emile Durkheim,1858-1917)の『自殺論』です。
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「2010年代の出版を考える」への大学図書館員からの感想と意見

「2010年代の出版を考える」イベントへの、
大学図書館の人から感想・意見をもらいました。
了解をとったので掲載しますね。

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沢辺さま、みなさま

 小野@一橋大学附属図書館です。
 残念ながら参加できなかったのですが、twitterまとめなど面白かったです。
 大学図書館員の仲間内で、こんな話をしていたのですが:
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・電子ジャーナルは、基本的に紙をそのままPDFという形で電子化したもの。
・機関リポジトリも同じ。
・したがって、ほとんどの場合、プリントアウトして使っている。
・現在導入が進みつつあるが学術系eブックは、レファレンスブックが中心なので、
検索してちょっと見ることはあるが、やはりPDFが中心で、
プリントアウトが使用法の中心ではないか。
・kindleやiPhoneで読むタイプのものは、少なくとも現状では、図書館で
提供されることを前提としていない。
# 個人で買うことしか前提していない。
# ポット出版のもそう。

なので、
電子ジャーナルの次の学術系電子メディアをどう考えるか、が課題。
・モバイル
・リンキングやセマンティック
・ジャーナル論文以外のテキストリポジトリ
あたりがキーワードになっていくのではないか。
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 学術系は、英語メインで早々に電子化しつつあるのですが、
 これと、kindle なり iPhoneなりで読む電子ブックが
 どうもしっくりこない、
 端的に、ポットさんの電子ブックを図書館で買っても
 貸出しようがない、という。

 まとまってませんが。

【電子書籍版】ず・ぼん15-8 続々・都立図書館はどこまで後退するのか

『ず・ぼん』12号、13号と論じてきた「都立図書館の役割」を考える、第3弾。
2002年に東京都教育長から出された「今後の都立図書館のあり方」報告以降、
「都立図書館改革の具体的方策」について、どう意見が交わされてきたのか。
特に「協力貸出方針の見直し」の目玉が、原則として貸出館での館内閲覧となることに対する
区市町村立図書館の反発などを、東京都市町村立館長協議会の動きと合わせてレポートする。