月別アーカイブ: 2009年10月

対談:岩松了×若手写真家 第1回●中村紋子/世間に対してどう立ち向かっていくか?

『溜息に似た言葉』とは?

溜息に似た言葉』は、劇作家・岩松了が文学作品の中に書かれたセリフを抜き出し、セリフに込められた世界を読み解くエッセイ集です。
ただし、抜き出された言葉は、意味を重ねた数々の言葉よりも多くのことを伝える、ひとつの溜息に似た言葉──。

連載を単行本化するにあたって、岩松了が読み解いた40のセリフを、5人の写真家が各々8作品ずつ表現した写真も収録しました。
撮影後に岩松了と写真家が行なった対談は、対談の中で写真家が発した1つの言葉から描く人物エッセイ「写真家の言葉」として単行本に収録しましたが、ここでは劇作家・岩松了と若手写真家の生の言葉を掲載します。

第1回目、中村紋子との対談は、主に「人に見られるとはどういうことか/世間に対してどう立ち向かっていくか」。「演技をする/言葉を発する」とは、どういうことなんでしょうか?

溜息に似た言葉
すべての収録作品など、詳しくはこちら


写真家●中村紋子

プロフィール

1979年、埼玉県生まれ。
2003年、東京工芸大学芸術学部写真学科卒。
2005年、東京工芸大学大学院メディアアート専攻写真領域卒。
Web:http://ayaconakamura.sub.jp

撮影した作品

「房子はまた風呂敷をさげてもどるんでしょうか」
─『山の音』川端康成/新潮文庫
不意の目覚めのひと言が、あなたの深層心理を表出させているとしたら?

「女って、お金をかけてくれる人がなくちゃ、綺麗にはならないもんなのね」
─『浮雲』林芙美子/新潮文庫
女にあっさりとこんな言葉吐かれたら、男はヘラヘラ笑うしかありません

「あたしちょっと散歩をしてきます」
─『死の棘』島尾敏雄/新潮文庫
無表情こそがケンカの王道。静かに勝利したくば「散歩に出る」と言うべし

「そんな笑いを浮かべちゃ、厭」
─『ある平凡』(『金輪際』より)車谷長吉/文春文庫
人が精神のみで生きてゆけるなら、とりあえず滑稽からは逃れられよう

「こんなに生きることの有難さを知った以上、それをいつまでも貪るつもりはございません」
─『豊饒の海(一)春の雪』三島由紀夫/新潮文庫
恋をして生活から遠く離れた言葉を吐くとき、あなたはだれかを救っている

「ねえ、私の顔、どう?」
─『秋風記』(『太宰治全集2』より)太宰治/ちくま文庫
自分の姿を客観的に見ることが出来ないしあわせを放棄する不しあわせ

「おい大変だ、伊藤さんが殺された」
─『』夏目漱石/岩波文庫
結婚して口をきかなくなったって、そんなこと……ふたりが賢いだけのこと

「真剣になるなら、自分ひとりでなりたいわ」
─『花のワルツ』川端康成/新潮文庫/絶版
この言葉に得心するあなたなら、私はあなたの人生に幸多かれと祈るだろう


対談●世間に対してどう立ち向かっていくか?

岩松 今回、小説全体を読んでる時間なんてなかったでしょ?

中村 いや、読みました! 高校以来の読書に明け暮れて、風呂の中でも、ご飯食べてるときでも、必死で読みました。最初は苦行になるかと思ったんですけど、川端康成の『山の音』から読み始めたら面白くて「あれっ」って。川端康成は『花のワルツ』も面白かったです。

岩松 この中で、小説として一番面白いと思ったのは川端康成ですか?

中村 続きを読む

放送作家にしてやると騙された [下関マグロ 第10回]

最初に買ったワープロは富士通のマイ・オアシス2だった。高見山がテレビコマーシャルをしていた「ザ・文房具」というシリーズのワープロで、こんなに小さいと宣伝していたわけだが、相撲取りのなかでも巨体の高見山が持っているのだから、そりゃ小さく見える。我が家にやってきたものは、たしかにそれまでのワープロに比べれば価格も安く、小さかったが、それでも机の上を占領していた。時期は1983年の秋くらいだったろうか。中野坂上でスーさんとルームシェアを始めた時期だ。つまり、まだ『スウィンガー』の営業マン時代。

価格は50万円くらいだった。もちろん現金では買えないので、丸井のローンである。

買った理由は、当時流行していたミニコミ誌を自分でも作ってみようと思ったからだ。しかし、新しく買ったワープロは、まったく使いこなせなかったし、ミニコミ誌についてもどういうものを作りたいかというような具体的なものはなかった。ただ漠然と作りたいと思っていただけである。今から思えばなんともアホな話だ。 続きを読む

10/14(水)のエフメゾはアニソン特集!

今週のエフメゾのBGMはアニソン特集ということで音源を集めてセレクトしていたのですが(音源をくださったお客様、ありがとうございました!)、なかなか興味深い体験でした。そのアニメを見ていた時代の気分が甦ってきたり、子供の頃すでに自分に芽生えていた性愛の萌芽を思い出したり。

そう、「サイボーグ009」の主題歌を聴いていてフラッシュバックしたのですが、幼稚園とかそのくらいだと思うけど、伏見はたしかに009に恋していたと思う! 三つ子の魂百までと申しますが、思春期になる前に明らかに男が好きだった。009を見てものすごく切なくなったことをぼんやりと憶えている。「バビル二世」なんかもそういう対象だったような。「デビルマン」はその股間のモッコリに当時から目が釘付けだったしね(笑)。

あと、「アタックNO1」の鮎原こずえへの思いは明らかに同性への憧れのようなものだったし、「巨人の星」の星飛雄馬は異性文化を体現していてちょっと遠かった。でもだからといって、いまの伏見がトランスジェンダーの指向が強いかと言えばそうでもなく、いや、あるいは、ジェンダー的には一周回って男に戻ったトランスジェンダーとも言えるかもしれないけど。性愛を通じて合理的に男制を取り込んだというか。なんかこういう話しって90年代っぽいですね。←ちょっと気恥ずかしい

それから子供の時分から性格の方向は決まっているようで、伏見は「キャンディ・キャンディ」を見ても、主人公のキャンディには最後までほとんと共感せず、意地悪役のイライザにアガっていたのも、いま思えばさもありなんという感じ。「魔法使いサリー」では親友のよし子ちゃんのブスっぷりがよかったし(笑)。

……のような話しなどしながら今週も盛り上がりたいものです。みなさんの幼少体験をお聞かせください。営業はいつもの通りカフェタイム(17:00−19:00)から−4:00まで。深夜はお客様がいなくなり次第看板を消してしまいます。カレーやおでんもあります。釜飯は学生さんにかぎり無料です!

ちなみに、こんな音源を集めてます。

ナデシコ/Go Tight!(創聖のアクエリオン)/ムーンライト伝説/ペガサス幻想 -PEGASUS FANTASY-/Get Wild/TOUGH BOY(北斗の拳 )/愛をとりもどせ!!/ルパン三世/はじめてのチュウ(あんしんパパ )/銀河鉄道999/ゲッターロボ!/宇宙戦艦ヤマト/Beautiful World/CHA-LA HEAD-CHA-LA/カランコロンのうた(ゲゲゲの鬼太郎)/タッチ/オープニング〜風の谷のナウシカ/天空の城ラピュタ/キン肉マン Go Fight! 308/28 18:22/ゲゲゲの鬼太郎/EVANGELION/キューティーハニー/ガッチャマンの歌/およげ!たいやきくん/おれはグレートマジンガー/コン・バトラーVのテーマ/誰がために/山口さんちのツトム君/ゲゲゲの鬼太郎 (泉谷しげる)/魔女っ子メグちゃん/オバQ音頭/魔法使いサリー/崖の上のポニョ/キャンディ キャンディ/ひみつのアッコちゃん/アクビ娘/もののけ姫(米良美一)/ロマンティックあげるよ/CAT’S EY/うしろゆびさされ組/となりのトトロ/風の谷のナウシカ(安田成美)/少女革命ウテナ/ガンダム/マクロス……

ゲスト:永江朗 第2回「今の出版界でも出来ること」

●本のニセ金化は、もう続かない

沢辺 永江さんの考えは「新刊洪水の制度的な要因を考えると、本のニセ金化、地域通貨化だ」ということだよね。
そのことに関して言うと、俺が自分で本を出している感じでは、ニセ金化をやり続けていたら、最終的には出版社はやっていけないと思うんだよね。保ってあと数年じゃないかな。

永江 具体的な社名を挙げるのはあれだけど、「河出書房神話」ってあるじゃないですか。あそこもずっと自転車操業で来て、もう駄目だと倒れそうになった時に、いつも何かヒットがあるっていうね。オカルトじゃないんだけど、不思議なことに、出版社って自転車操業で倒れそうになると、何か当たるんですよ。
 例えば筑摩書房だと、駄目かと思ったところで『老人力』とか『金持ち父さん貧乏父さん』とか、ポコンポコンと来るんですよ。松田哲夫さんも言っていたけど、ちくま文庫とちくま新書を創刊してなかったら、多分また倒産していただろう、ということだし。少なくとも自社ビルをまた購入することはなかったと思う。
もちろん、それぞれ厳しくやりくりしているんだと思うんですけど、でも、ニセ金化での自転車操業状態のところって多くて、「本当にこれであと十年続くの?」っていうところは一杯ありますよ。
 十年後のことを考えると、欧米は日本と構造が全く違うので、また別の話ですけど、欧米で起きたのはコングロマリット(複合企業)化でしょ? コングロマリットが出版社を買って、出版社もグループ化していって、メディア総合産業になっていったり、全然関係ない企業がメディアを買ったり。そういう風になっていく可能性はありますね。ポット出版が、キリンビールに……それはないか(笑)
 でも、日本でも小規模な出版社がIT系の会社に買われたりするし、出版社のブランド構築がちゃんと出来ていればお互いにメリットがあるし、別に良いことでも悪いことでもなんでもないと思いますけどね。

沢辺 俺は、余力を使い切って自転車操業を続けてるような出版社を買って得られるメリットは、取次口座くらいだと思うな。

永江 その取次口座も最近では、資本関係が変わると条件見直しになったりもするらしいね。古い出版社って滅茶苦茶取引条件がいいんだけど、それを狙って買ったら、実体が変わっているからといって、また歩戻しがついたりね。

沢辺 でも、新刊洪水の原因がニセ金化を利用した自転車操業なんだったら、出版社がつぶれていくことによって新刊が減っていくという面もありますよね。
 点数に関しては、日本の新刊は8万点で、アメリカの23万点と比べると少ないと言う人もいますが。

永江 それは単純に比較は出来なくて、日本の場合の8万という数は「取次経由」の数字ですから。だから、実はジュンク堂なんかが扱っている同人書籍だったり、大手町にある農業書センターが扱っている専門的な本だったり、あるいは自治体とか独立行政法人とか学校が作っているものも全てカウントしていくと、アメリカの20万点には及ばないかもしれないけれど、10万点は突破しているかも、と言われてますね。
 出版社でも、ミシマ社みたいに取次を使わないところもあるし、書店でも、神保町の南洋堂みたいに、大取次を使わずに神田村だけでやっていて、しかも定価で売らない、割引して新刊本を売っているようなところもあるんです。だから、やろうと思えば今だって出来る。

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●応援したい書店をえこひいきする方法

沢辺 永江さんがミシマ社や南洋堂、あるいはイハラハートショップなんかを取り上げるのは、書き手としてのエールだし、「こんな面白いことをやってますよ」というのを広めていっている、ということだよね。頑張っている店は生き延びて欲しいな、ということに対する具体的な行動として。

永江 ポット出版の具体的な行動として「面白い本屋は正味を安くする」というのはどうですか? 「沢辺ポイント」とかつけて、沢辺ポイントが高いところは、正味を安くする(笑)
 出版社がお気に入りの書店は優遇するくらいはあっていいと思うんですよ。あからさまに正味だとあれだから、見本をどんどんつけちゃいますよ、とかさ。それも現行制度でも出来ることだし。ただ沢山売ってくれる本屋を優遇するのではなくて、「ここは応援したいなあ」というところに高いポイントを付けて、良い本屋と悪い本屋を数値化するのはいいと思うな。

沢辺 うちでやっているところで言えば、お客が急いでいるとか、注文したのにまだ来ないとか、そういう連絡を直接ポットにしてくれた本屋さんには、送料無料、受領書の返送用封筒(切手付)を入れて送ってる。つまり、書店には一円も出してもらわなくていい、というようにしてるのね。
 それは、「何かあったときに直接電話して言ってくれる」というのを、嬉しい行為だと考えてるからですよ。ケチな話かもしれないけど、送料とかはこっち持ちで「とにかく今日中に送りますよ」という「特別扱い」をしているつもり。永江さんが言ったみたいに予めポイントをつけるのとは違うけど「こういう行動をしてくれたら、ありがたいのでおまけをつけます」という形にしてね。

永江 専門書店をはじめとして、面白い本屋は全国に沢山あるんですけど、どんどん閉店している。専門書店が成り立ち難いのは、どんなに児童書を揃えてもジュンク堂の児童書売り場には負けてしまう、ということがあるからです。でも、ジュンク堂の2千坪に行くよりも、60坪の児童書店に行くほうがいいことが一杯ある。その60坪の書店の意味を出版界も認めているのだったら、そういうところをえこひいきしたっていいじゃん、と思うんですよね。

●「直取り>取次ルート」の可能性は?

沢辺 それをやるとしたら、今のところは直取りしかないかな。

永江 そこなんですけど、何で直取りをもっと増やさないんですか? やっぱり面倒だから? 事務経費がかかり過ぎる? でもミシマ社の三島くんに出来るんだから、出来そうですよね。

沢辺 ポット出版も、全てではないけど直取りもしていて、取次と取引のない書店とも、積極的に取引をしていますよ。たとえば中野のブロードウェイにあるタコシェだったら、一度に合計30部以上注文してくれたら、60%で卸してるんですよ。その代わり、買切りだけど。

永江 まあ、その正味で返品されたら辛いよね(笑)

沢辺 他の書店でも、買切29部までが65%、30部以上は60%で卸すのを基本スタンスにしています。

永江 いま取次経由で取引している書店を直取りに変えていくのは難しいんですか?

沢辺 ひとつは、返品で取次に迷惑をかける可能性が怖い。例えば、直取りで卸した本が取次経由で返品されても、現状の取次のシステムではチェック出来ないと思う。そういうことはどうでもいいよ、とやってしまうのもアリだと思うんだけど、今の取次とつき合っている以上、細かな条件設定を書店毎、タイトル毎にやっていくのは、とても難しいんですよね。
 ちょっと話は変わるけど、今度中小出版社8社でやろうとしている35ブックスは、ある種「このタイトルは特別だよ」という処理を取次にしてもらうんです。全部の商品が一本正味で入っちゃう大型書店なんかにも書店の取り分35%で卸せるように、取次がシステムを改変してくれた。最初は「初回に配本するときは特別扱いでやれるけど、通常の補充の時には、いちいち特別扱いしてられないから、無理だ」と言われたのを「なんとか補充も特別正味でやってくれないか」と交渉したんです。これはつまり、商品によって特別扱いが出来るようになったということだから、今後ポット出版が出す本は全部時限再販でポットの出し正味65%にするとか、やろうと思えば出来る。
 で、「なんで直取りをやらないんですか?」ということについて言うとね。最初は直取りなんて発想にもなかったのが事実。でも、トランスビューが直取りをやりはじめて、そういうことも出来るということがわかった。そのときに、トランスビューのマネをするのは嫌だなって思ってさ。俺、あまのじゃくだから(笑) あとはさっきも言ったけど、既存の制度をもう少し引っ掻き回したいな、というのもあるかな。

永江 別に海外の制度が優れているとは思わないけど、アメリカでもイギリスでも直取りがメインじゃないですか。その上で、直取りでフォロー出来ないところは取次がやる。
 日本の場合それが逆で、メインが取次ルートで、取次がフォロー出来ないところは直取りでやる、ということになっている。それは必然的にマイナーな出版社とマイナーな書店にとっては厳しい戦いを強いられることになりますよね。だから、版元ドットコムが出来たり、地方・小出版流通センターが出来たりしたんだと思うんですけど。
 版元ドットコムとして直取りをやるっていうのはどうですか?

沢辺 ふーむ。版元ドットコムとして直取りをやるのは趣旨と違うかな。版元ドットコムは「私たちの趣旨は本の情報を出版社自身の手で発信していこう」って言って集まっているものだから。やるとしたら、版元ドットコムとは別の団体を立ち上げるかな。

永江 でも、版元ドットコムが取次機能も持って、「うちは流通までやります」って言えば、インパクトはあるよね。

沢辺 版元ドットとコムは、この前、出版社と取次の間の流通を請け負っている大村紙業と提携したので、直取りが出来る条件は整いつつあるんだけどね。発送は会員社140社分の本を集めて段ボールに詰めてもらえて、伝票も一個で済む。一社一社で伝票を作らなくて済むので効率的だし、版元ドットコムがやるのは集金機能だけ。でも、クレジットカード決済か何かを書店が選択してくれないと嫌だな。書店の支払いは常に課題だからね。

永江 確かにね。流通の話を色々してても、結局は金にまつわる仕事を取次におっ被せている以上は変わらないんですよ。

沢辺 でも、お金のことに関しては、技術革新でガラッと変わると思うよ。

永江 そうかなあ。あの金払いの悪い書店のオヤジにどうやって払わせるのか、難しいですよ。

沢辺 でも、金払いの悪いオヤジはポットの本を扱ってくれないと思うよ。

永江 業界全体での話をしようという時になかなか動かないのも、その辺ですけどね。

沢辺 出版社でも「支払い悪い問題」ってあるんだよね。版元ドットコムでは会費を4ヶ月滞納したら自動的に退会処理をするようにしている。版元ドットコムに参加するような、比較的新しい出版社は元々キチッと支払うところが多いんですけど。

永江 それは書店もそうですよ。新しいところは、取次にお金を支払わなくていいなんて想像もしていない。払うのが当たり前だと思っている。まあ、当たり前なんだけどさ(笑)

沢辺 でしょ?

永江 しかも、新しい書店だと歩戻しもなかったりする。日書連の集まりとかで歩戻しの話になると、新参の書店は「それって何のことですか…?」って感じなんだよね。で、「100%払うと取次からご褒美でお金がもらえるんだよ」って説明すると「うちは今までちゃんと払ってるのに、一回ももらってない!」ってことになる。取次は書店同士をあまり仲良くさせたがっていなくて、それはタレント事務所がタレント同士をあまり仲良くさせるとギャラの話をされるから、個別管理したがってるのと一緒だよね。

沢辺 さっきの話に戻ると、ポットにつき合ってくれるようなところは、支払いとかそういうところをちゃんとやってくれる書店なんだよね。小さい書店からすれば、ポットの本を並べるってことは、ちょっと工夫してみようとか、チャンレジしてみよう、っていうことじゃん。だからポット単体で考えたら、実は直取り自体にそんなに心配はないのかもね。

永江 最初の話と言うか、今回のテーマに戻すと、再販じゃなきゃいけないとか、委託じゃなきゃいけないとか、「なきゃいけない」っていうのを外せば結構自由に出来るわけですよね。
 今回の『本の現場』だって、単にノリで「希望小売価格」にしたんだけど、あれは加賀美(アルメディア)さんだったら怒るよ。加賀美さんは、「希望小売価格が当たり前」という人だから、わざわざ希望小売価格とか非再販って表示すること自体がおかしいってね(笑) 「定価」の方がイレギュラーなんだからって。

沢辺 それはあまりにも原理主義だな〜。

永江 あとは今回トーハンの広報誌の担当編集者が、「永江さん、やっぱり『書店経営』に『本の現場』を紹介出来ませんでした。ごめん」って謝りに来て。「室長もぴりぴりしてたもんで」って。「でも、昔出した『菊地君の本屋』(アルメディア)も非再販なんだけど、あのときは別に何もなかったけどなあ」って言ったら「誰も気がつかなかったんです」って(笑)
 実際はそれくらい別にどうってことないことですよ。非再販にしたって。
 委託制だってしなくていいんだし、本当の委託である、売れた時清算の委託だって、取次を通さなければ出来るわけで。取次だけが本を書店に並べるルートじゃないですから。

沢辺 何か俺、挑発されてるなあ(笑)

永江 ははは。でも、現にミシマ社とかトランスビューとか、やれてるところはあるわけで。それに、やってみて失敗して潰れたら、また別でやればいじゃない。アメリカのリーダーズ・ダイジェストが破産法の適用を申請してたけど、あれは日本でいう民事再生みたいなもんだから、要するに死んだフリして借金チャラにして、またゾンビのように甦れるということ。法律がそれを認めてるんだから、どんどんやればいい。まあ、取引先は泣きますけども。

沢辺 その他現実に出来ていることは、新刊委託をしないで、最初から注文だけ受けるということ。
 全部を注文だけにしているわけじゃないけど、最近ポットが出した本でいうと『羯諦』(山中学、定価6000円+税)は新刊委託をしなかったです。

●次回へ続く

次回、「談話室沢辺 ゲスト:永江朗 第3回『紙の本の値段、電子書籍の値段』」は、10月16日(金)に更新予定です。どうぞよろしくお願いいたします!

●プロフィール

永江朗(ながえ・あきら)
フリーライター。1958年、北海道生まれ。法政大学文学部卒。
1981年〜1988年、洋書輸入販売会社・ニューアート西武勤務。
83年ごろからライターの仕事を始める。
88年からフリーランスのライター兼編集者に。
1989年から93年まで「宝島」「別冊宝島」編集部に在籍。
93年からライター専業に。ライフワークは書店ルポ。
現在、『週刊朝日』、『アサヒ芸能』、『週刊エコノミスト』、『週刊SPA!』、『漫画ナックルズ』、『あうる』、『書店経営』、『商工にっぽん』、『この本読んで!』などで連載中。

●本の現場─本はどう生まれ、だれに読まれているか

本の現場
著者●永江朗
希望小売価格●1,800円+税
ISBN978-4-7808-0129-3 C0000
四六判 / 228ページ / 並製

目次など、詳しくはこちら

とうちゃんの妄想

きのうの「鉄すず日誌」に間違いがありました。

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この仔、はなじゃなかった。
「顔が違うでしょ」と飼い主から指摘されました。
まあ、言われればね、確かに違うわな。

以上、訂正終了。

ここんところ雨が続いているので、晴れた日の代々木公園の写真です。
P1010691.jpgP1010689.jpgP1010701.jpg

とうちゃんは最近、代々木公園を歩きながらいろいろ妄想するのが楽しいそうだ。
何を妄想しているかというと……
代々木公園にはホームレスが結構住んでいて、青いビニールでおおわれたハウスが点在する。
とうちゃんは、これもホームレスたちの荷物ではないかと想像している。
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そういう光景を見たとうちゃんは、自分がホームレスだったら、公園のどこの場所に
どんなハウスにしようか、いろいろ考えるが楽しいのだそうだ。
「ツリーハウスをつくったら、さすがにマズいよな」とか。
うん、マズいと思うよ。

ポット出版社長・沢辺均の日記-41[2009.10.05〜06]

●2009.10.05月
S社、デザインの打ち合わせ。
その直前、「溜め息に似た言葉」(岩松了)を利用した書店フェア提案をめぐって説教。
狙いのポイントがあいまいなんだな。
「溜め息に似た言葉」は、
脚本家+俳優の岩松了が/「名作」小説からセリフを一つ抜いて/そのセリフのなにがポイントかを書いた、もの。
もう一つは、それに若手の写真を一枚ずつくっつけた。
書店で、その「名作」に岩松了の抜いたセリフと、そのポイントをワンフレーズで、POPを作って、
「名作」自体を売ってもらえないか、というのがフェアの狙い。
でその横に、この「溜め息に似た言葉」も、、、、。
なのに、肝心のPOPの見本がない、とか、いろいろ。

●2009.10.06火
昼飯を食いながら、佐藤と打ち合わせ。
もどって、取材を受ける。
夕方はNext-Lの原田さん、田辺さんが来て、取材+ビデオ。
その後、均整(整体の一種)。
当社会長・飯島洋一と、均整の合間に雑談。
飯島は、井筒和幸監督の新作「ヒーローショー」に出演していて、
井筒監督の演技指導の厳しさの話がおもしろい。
映ってないところの人にまで、本気で演技させるとか、、。
図書館大会で原田さんたちが発表するときのネタだそうだ。
夜は、社内に出した課題についての「解答」を書く。(課題はマエの日誌に書いた)
↓は私が書いたものです。
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●炭素と溜め息のシナノの印刷請求をみて、四六版で192ページと同じなので、
なぜ費用が2倍以上の開きがあるのか、を箇条書きでかけ。
・プリントは各自の机に置く
・参加は自由/提出後参加者には解説をします
・箇条下記には、その数字的な根拠を示せ

沢辺の解答(請求書では399000溜め息が高い、下記計算合計は390006)
○本文、炭素はモノクロ、溜め息はオール4色だから
 ・色校の有無 0円/96000円 溜め息が96000高
 ・刷版 (1/1×3)=6版/(4/4×3)=24
     単価はかわらず2500円
     額で、15000円/60000円で 溜め息が45000高
 ・印刷 (1/1×3)2000s=6版/(4/4×3)2000s=24
     単価は 5000円/5500円
     額で、30000円/132000円で 溜め息102000の差

○カバーとオビ、炭素は付け合わせ、溜め息は別刷のため製版+印刷+ニス、が費用の上乗せ(用紙別)
 ・製版代(色校含む) 2×8000=16000/2×5000+2×4500=19000 溜め息が3000高
 ・刷版印刷(四六半裁3面1334s/? 1000s) 2×7000=14000/2×7000+2×7000=28000 溜め息が14000高
 ・ニス引き 1334×15=20010/1×7000+1×7000=14000 炭素が6010高

○表紙の刷版印刷、理由は解らんけど、溜め息の単価が1000円高

○表紙をニス引きにして、溜め息7000円高

○製本が、並製/上製で 2000×24.45=48900/2000×61.35=122700 溜め息73800高

○配本料 理由不明で、25000/20000 炭素の5000高

○用紙類
 ・本文 使用枚数が1色/4色で、予備の紙に差がある 6750/7500
  キロ単価 130/160 
  で62775/90000 溜め息27225高
 ・カバー+オビの付け合わせのため(単価はほとんど変わらず)
  紙 800枚/700+700枚 金額 47080/40810+28721=69531 溜め息が22451高
 ・上製のため、ボール紙が溜め息に必要 0/150×63.3=9540 溜め息が9540高
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おみしりおきを

先週の土曜に、めでたくKさん宅に到着した、はな。
以後、おみしりおきを。
毎日、部屋の中を爆走しているそうです。

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夜は少し鼻をならした程度で静かにおねんねした良い子のはなちゃん。
飼い主は、「あまりに静かなんで、死んでるんじゃないかと思ったよ」。
心配性のKさんは、寝不足らしい(笑)。

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(写真:Kさん)

棚卸しに行ってきました

すみません。日誌をすっかり止めてしまいました。

9月29日(火)、9月30日(水)にポットが倉庫業務を委託している大村紙業さんへ棚卸しに行ってきました。

9月29日は返品倉庫のある庄和流通センターへ。9月30日は良本倉庫のある幸手流通センターへ。
どちらも埼玉にある巨大倉庫です。どちらもポットからは電車で1時間半。そのあとタクシーで、という場所ですが、今回は両日とも大村紙業さんが迎えの車を出して下さったので、かなり楽にいけました。

9月29日◎庄和流通センター
東武野田線の南桜井駅から車で10分強。ほぼ家がなくなり、景色が一面田んぼが広がる場所に庄和流通センターがあります。広いです。


最初に施設を案内していただきました。


パレット倉庫兼仕分前に一時的に返本を保管する倉庫
(画像に映っている積んである本と本の間にある「すのこ」がパレット。量の多いものは品目別にパレットに載せ、サランラップのようなものでくるんで保管します。降ろすときはパレットにフォークリフトの爪を噛ませます。)


改装場。ここで汚れた本がきれいになります。三方がけ(ブックオフでガシャガシャやっている、本の研磨といえば分かりやすいでしょうか。)、オビ、カバー替えを行います。大村紙業さんでは、カバーはカバーの人、三方がけは三方がけの人というように、改装作業の異動はしないそうです。なので、皆さん専門家。手際が良い。1人500冊改装が目安だそう。


改装場にある付物棚。出版社ごとに棚があり、番号でカバー、オビ、スリップなどを管理しています。


最新型の自動改装機「トライオート」。改装はあっという間に終わるけど、本のサイズを合わせるセッティングに手間がかかるそう。そのため500冊以上一気に改装する時に使うそうです。1台数百万の高級メカが2台ありました。


取次さんからは様々な版元の本が混載されて届きます。


それをベルトコンベアに載せて仕分けます。バーコードで管理されているので、仕分は全て機械管理。各版元の所定の場所へ自動でシュートされます。


そのあとは人力で仕分をします。版元別の所定の場所へ、品目ごとに積んでいきます。改装がかからず、量がたまったものはパレットに移します。


もう改装も出来ないくらい汚れてしまったものや、在庫過多での断裁となる場合は、再生紙にします。紙色やCDが付いているかなどで分けて、機械で一気に圧縮して塊に。CD付のものなどは余計なものが混じってしまう分、紙の売値が下がってしまうそうです。かなり悲しい光景です。

もうとにかく広い。100社以上の返品を一手に受けているので、量も品目も多く、倉庫もだだっ広い。

ポットの本はバラとパレットの二カ所。大田さんと二人、返品の山を数えたり(と言っても、綺麗にまとまっているのでさほど手間ではない)、パレットの数字を数えたりして、棚卸し自体は1時間強で終了。

棚卸しがあまりにあっさり終わってしまったので、どちらかといえば倉庫見学の趣もあった棚卸しでした。

9月29日◎幸手流通センター
東武日光線の幸手駅から車で10分強。ですが、大村紙業さんが東武動物公園駅まで迎えに来てくれました。


こちらも田んぼが広がる気持ちのいい場所ですが、公園があったり、定食屋があったりと庄和よりは家が多い気もしました。

こちらは実際に出荷する良本倉庫。最初に事務室に通してもらい説明を受けます。いつも電話しているのはココかあ、とちょっぴり感動(?)

良本倉庫は本を三カ所に分けています。


出荷用の棚在庫。


棚在庫補充用のまとめ在庫(大村さんでは「中在庫」と言っていました)。


返品倉庫にもあったパレット在庫。

出荷在庫が切れたら、中在庫から、中在庫が切れたらパレット在庫から梱包を持ってきます。(パレット在庫は大量にあるものに限られますが。)

まずは棚在庫を品目ごとに確認。数を数えていきます。出荷用なので量も大して多くなく、すいすい進みます。

続いて「中在庫」。この棚はかなり高い所にも棚があり、とてもじゃないですが届きません。


高い………。

そこで秘密兵器。


スピーディー。


そして、伸びーる。

かなり棚の奥行きも深く、難航したものの、なんとか数え終わりました。

ラストはパレット。これはもう数字を数えるだけなので楽勝。
このあと、中在庫の数が心配で、怪しいものだけ数え直しましたが、
総計3時間ほどで終了。

大村紙業の方には両日とも「早い!」と驚かれました。点数が少ないからだと思ったのですが、それだけではないそうで、話を聞いてるとのんびり時間をかけてやるところも多いようです。

棚卸しにいって実在庫を確認できたことも良かったのですが、大村紙業さんには保管、出荷、改装などを全て委託しているので、実際に行って、現場の様子を見せていただく機会を得てよかったです。倉庫業務は大変です。

こういうルーチンで作業をされているんだと言うのが分かると、まったく知らないよりも具体的にお願いも出来るだろうと思います。今後の仕事に活かしていけたらと思います。大村紙業さん、ありがとうございました。

おまけ

棚卸し二日目、帰る前に入ったそば屋でのザ・偶然。
撮影で来ていて、帰りがけのところを呼び止めたにも拘らず、一緒に写真に写っていただきました。
石塚さんは心も身体(体温)も暖かな人でした。
那須部長に「尹が細く見える」と言われました。さすがに当たり前です。

気むずかしいママ?

mfmap.gif明日は雨というか台風みたいですね。あんまりエフメゾの営業日が悪天候というのはないのだけど、はてさてどうなるのでしょう。まあ、そういう夜はカウンターでじっくりと言葉を交わしたいものですね。

でも「話す」ってむずしい。伏見は好奇心というのがほぼないので、話しの引き出しが少ないし、よほど自分の問題意識に触れることがないと、正直さしたる意見もない。だからほとんどのことは「そういう世界観もあるなあ」と受け止めたり感心するだけで、とくに反論しようとも思わない。ちょっとくらいの考え方の違いは気にならないし、感情も揺れない。

けれども、それが自分が積極的に関わってきたテーマにかぶれば、まったく違う。それなりにはっきりとした価値観を持っているし、自分なりに一貫した意見があるので、中途半端にはできない。だから、かえって店では話しができなかったりもする。譲れないことに関しては「ママ喋り」では流せないんだよね(笑)。

そんなわけで、お店での会話っていつまでたっても慣れないし、得意ではない。考えてみれば、大抵のことに「どっちでもいなあ」と思ってしまう伏見は、話しの盛り上げ役には合わないのかもしれない。そしてつくづくメディア仕事にも向かない。うさぎさんなどを見ていてよく思うが、ひとつひとつの事柄に気持ちが引っ掛かるようなタイプじゃないと、エッセイストとかコメンテータには絶対になれない。「へえ、そうなんだあ」じゃ駄目なのだ。

ただ、まあ、「聞く」という意味では、伏見もできるかもしれない。とくに自分の意見を押しつけようとは思わないが、相手の言っていることの別の側面に光を当てたり、そこそこ論理的にも思考するので、その辺りの矛盾を指摘することもできる(←それ、ちょっと嫌だね)。そして背中をさすったり、背中を押すことは誠実にしているつもりだ。自分でいうのも何だが、本当はやさしかったりもするのだ。

あ、でも、価値観や世界観みたいなものには寛容でも、なにか生きることの美学みたいなこところには敏感かなあ。基本的な礼儀とか仁義とか、こだわるのは「義」関係でしょうか(笑)。けっこう日本人なのだよね。伏見が腹を立てることは大抵、そっちだと思い返す。

そんな気むずかしいママですが、よかったら秋の夜長をいっしょに過ごしましょう。

カフェタイム(17:00−19:00)から、カレーを準備しおでんを炊きながら、皆様のお越しをお待ちしております。学生さんは(バータイムから)釜飯無料です。

10.19日本のMLA=M(useum) , L(ibrary), A(rchives)連携の方向性を探るラウンドテーブルに参加

パネリストの一員として参加します。

よろしければ、参加しませんか?

ココから────────────────────
日本のMLA=M(useum) , L(ibrary), A(rchives)連携の方向性を探るラウンドテーブルⅠ

ミュージアム(Museum)・図書館(Library)・文書館(Archive)の連携が世界的に注目されています。そこでその各分野のエキスパートをお招きし、MLA連携提唱の背景から、各施設の共通の課題、連携のメリット、今後の具体的な取り組みの方向等について公開討論会を開催し、近年重要度の増しているMLA連携について考える機会とします。
関係者、関心をお持ちの方のご参加を期待します。ぜひ積極的に御参加ください。

日時: 2009年10月19日(月) 14:00〜18:00
場所: 鹿島建設㈱KIビル多目的ホール
主催: 特定非営利活動法人 知的資源イニシアティブ(IRI)
形式: 有識者による公開討論会
趣旨:
MLA(ミュージアム、図書館、文書館)連携が世界的な話題になっているが、その実態は、というと不明な部分が多い。理念的には連携は望ましいが、では実際にどのような局面で協働が可能か、まだ具体的な議論はほとんどなされていない。また、もともとひとつの施設だった大英博物館と英国図書館の例が示すように、文化を支える共通基盤の上で考えられている欧米と比べて、近代になってからの「輸入品」として別々に成立している日本のMLAの特殊性もある。MLA共通の課題と独自性、それを取り巻く経済的・社会的環境要因、情報・文化政策等における諸問題を、関係者が一堂に集まって論議・摘出することにより、今後の日本におけるMLA連携の具体的取り組みの足がかりにしていくことを目的とする。

パネリスト:
岡島尚志 (東京国立近代美術館フィルムセンター主幹)
金容媛 (駿河台大学メディア情報学部教授)
栗原祐司 (文化庁文化財部美術学芸課長)
小出いずみ(渋沢栄一記念財団実業史研究情報センター長)
後藤和子 (埼玉大学経済学部教授)
佐々木秀彦(東京都美術館施設活用担当係長)
高山正也 (国立公文書館長)
常世田良 (日本図書館協会理事・事務局次長)
豊田高広 (静岡市立御幸町図書館長)
保坂裕興 (学習院大学人文科学研究科教授)
水嶋英治 (常磐大学コミュニティ振興学部教授)
水谷長志 (東京国立近代美術館企画課情報資料室長)
柳与志夫 (国立国会図書館電子資料課長:司会)
行吉正一 (東京都江戸東京博物館都市歴史研究室学芸員)
沢辺 均(ポット出版/「ず・ぼん 図書館とメディアの本」編集委員)

パネリストの周りにギャラリー席を設けます。
(参加費は無料です。)
申し込みは不要ですので、直接会場にお越しください。