月別アーカイブ: 2009年6月

近刊●『デジタルコンテンツをめぐる現状報告』予約受付中です!

近刊『デジタルコンテンツをめぐる現状報告 出版コンテンツ研究会報告2009』(著●出版コンテンツ研究会、岩本敏、小林弘人、佐々木隆一、加茂竜一、境真良、柳与志夫)の予約受付を開始しました。

情報学研究、出版、大学、印刷、行政、コンテンツ流通、図書館、新聞、放送・イベント、ミュージアム、法曹という各分野から有志が集まり、もう一度、出版という営みの原点に立ち戻り、出版コンテンツが生き残る可能性を探った一冊です。

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[代金1万円以下]のみご負担いただきます)。

本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

本の詳細は以下の通りです。

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プレスリリース●出版社8社 責任販売「35ブックス」企画説明会のご案内

2009年6月25日
報道関係各位

出版社8社
責任販売「35ブックス」企画説明会のご案内

謹啓
貴社ますますご盛栄のこととお喜び申し上げます。平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。
さて、河出書房新社・青弓社・筑摩書房・中央公論新社・二玄社・早川書房・平凡社・ポット出版の出版社8社は、新しい販売企画「35ブックス」を本年11月に合同で実施いたします。
「35ブックス」は、出版業界の懸案事項である返品率の抑制と書店へのマージン拡大を、責任販売制の導入によって目指した8社合同という、業界最大規模での新しい出版流通の試みです。
つきましては、報道関係者の皆様に向けて、この販売企画の説明会を下記日程にて実施させていただきます。ご多忙の折、恐縮ではございますが、ぜひご参集下さいます様お願い申し上げます。                   謹白

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中井正一伝説

中井正一は、なんと魅力的な人間だったのか─

美学者・哲学者として独自の思想・論理を構築し、戦後、羽仁五郎の推薦により、国立国会図書館初代副館長に就任する。久野収、大宅壮一ら、同時代の多くの知識人、文化人と親交を結んだ。

スポーツを愛し、映画を愛し、そして人間を愛した。
その豪放磊落な性格は、人を魅きつけてやまなかった。

大宅壮一をして「こういう人物によってつくられた社会なら、文句なしに移り住みたいと思う」
といわせしめた(本文より)男、中井正一の生涯を描く。

いまここに、人間中井正一が立ちあがってくる。

お部屋1883/インタビュー連載スタートのお知らせ

ここ数年は、そんなに忙しい生活をしているわけではないのですが、たまたま原稿が重複してしまったため、先々週あたりからずっと締切に追われてました。

「黒子の部屋」が滞りがちだったのもそのためです。先週末、知人が亡くなったのですが、それに対しても動きがとれず。

今週に入ってやっと仕事が終わったと思ったら、昨夜、発熱したようで、十数時間寝続けてしまいました。本日の午前中に葬儀があり、喪服を用意していたのに、起きた時にはすでに終わってました。

単なる風邪のようです。先週から咳が出ていたので、すでに発症していた模様ですが、それを意識する余裕もなし。やっと緊張が解けて熱が出たのでしょう。

『エロスの原風景』は、直販の店ですでに販売が始まっていて、数字は上々だとのこと。あと数日で一般の書店にも配本され、ネット書店での販売も始まるので、もう一押ししておきたいのですが、脱力状態で手につかないです。

昨日から、『エロスの原風景』にからめたインタビュー連載が始まってますので、当面そちらを見ていてください。

サイト自体、このインタビューに合わせて始まったもので、あちこちに不備があるのですが、少しずつ改善されていくはずですので、気長に見守ってやってください。

このサイトは、1号で終わった「モダンフリークス」復刊に向けて作られたもので、インタビュー連載は、2日に1回ペースで更新され、20回くらい続く予定です。自分の本については最後の方にちょっと出てくるだけで、あとは「部数と印税」シリーズの続きみたいなものです。メルマガでやっている話とも近くて、「本はどうなっていくのか」「インターネットとの関係をどうとらえるのか」「カムジャタンの魅力とは何か」といった内容です。

沼正三◎『懺悔録』と『家畜人ヤプー』後追い制作日誌・2

『懺悔録』ができるまでの工程を、少しずつ日記にアップしていきます。

「もう、疲れた。今月で連載を終わりにさせてほしい。渡邊編集長に伝えていただけませんか」
と沼さんは言い、電話を切りました。

沼さんとお話をしたのは、これが最初で最後になりました。
以前は、雑誌の忘年会に出席し、「化粧品を作るために動物が犠牲になっているのを知っていますか? 女性の美のために命を失うなんて……僕にとっては本望です!!」とか、年末にどっぷり疲れる素敵な話をしていたそうです。

沼さんは、エッセイ「ある異常者の体当たり随想録」を1988年2月号から連載していました。
連載は、雑誌がDVD付きにリニューアルする2007年11月号まで続きました。

編集長に電話のことを伝えると、「沼さんは、屈強なマゾヒストだから、大丈夫だろう」とのことでした。
翌月も、何もなかったように原稿が届きました。
さすが、『家畜人ヤプー』の作者です。屈強なマゾヒストです。

7年も前のことだったのですね。

ポットのサイトで連載などしていただいていた石田豊さんと
私は直接一緒に仕事したことはなかった(と思う)が
何年か前、ポットメンバー(もと社員を含む)数人と石田さんで
道志川のキャンプ場へ2泊3日で遊びに行ったことがある。

のんびりゴハンをつくったり、花火をしたり
朝まで大貧民やくだらない話でゲラゲラ盛り上がったり
みんなで温泉に浸かったり、滝に飛び込んだり。
確か、ものすごいハイテンションになった那須の娘を相手に
石田さんが延々と鬼ごっこをして走り回っていて
「この会の長老なのに元気だねぇ。。。」なんて言いながらビール片手に眺めたり。

石田さんが初日の晩ごはんに自前のダッチオーブンで鶏の丸焼きを作ってくれて
鶏はもちろん、わきに詰めた野菜達がものすごくおいしくて衝撃を受けた。
あれ以来、ダッチオーブンは私の中で常に欲しいものリストに入っている。
(出番が少ないのと置く場所的な問題でなかなか購入に踏み出せない)

もしかしたら誰かがポットの日誌に書いていたかもと検索してみたら
2002年07月15日に日高が、翌日16日に岡2が道志川の日誌を書いていた。

今日は石田さんのお通夜。
いい天気でよかったなぁと思う。

ポット出版社長・沢辺均の日記-21[2009.6.14-6.22]

ためてしまった。こうなると書くのがメンドウになっちゃうんだな。

前回の日記での、●2009.06.11木で
 昼過ぎにS社デザインの打ち合わせ。
 ほぼ完璧な先割デザインを作ってあったので、写真と原稿を受け取るときもすんなりと終了。
 デザイナー和田に、最初に大変なことをすませておくと後がラク、とか、
 デザイナーにも編集力があると、いかに楽でいいデザインができるか、とか、
 喫煙スペースでタバコをすいながらまたまた説教。
と書いたんだけど、「なんでうまくできて説教なのよ」って抗議の声がくる。
いや、説教というのはたとえで、決した叱ったのではなく、まあ、アドバイスって感じだったんだ、
といっても、「なら説教ってのはよくない」といわれた。
謹んで訂正します。元の日記も直しました。これからは、説教とアドバイスを書き分けます。

●2009.06.15月
午後、日本評論社の単行本3冊イッキに打ち合わせ。
夕方、7月刊行の「本の現場──本はどう生まれ、だれに読まれているのか」の校正を受け取りに、
早稲田大学文学部の永江朗さんの研究室に。
永江さんとも、ついついおしゃべりしちゃう。7月6日の夜、永江さんの授業で話させてらうことになった。
テーマは、「本とデザインの現場」みたいなこと。
大田の後輩なわけだから、大田の現状を引き合いにだしてやろうかと考えてる。
●2009.06.16火
昼から、S社へデザインの打ち合わせ。
そのまま、マンションの訴訟問題で弁護士事務所へ。
夜、芝居のチケットをもらっていたんだけど、TIBF向けの本やら準備やらでキャンセル。
くれた人、ごめんなさい。
●2009.06.17水
朝歯医者に。
●2009.06.18木
出版会議のあと、六本木ヒルズに筑波大学の図書館学の宇陀則彦さんコーディネイターのシンポを聞きにいく。
シンポでのやりとりはほとんどつまんなかったけど、宇陀さんの突っ込み、進行が良かった。
夜は日本出版学会・出版流通研究部会で、話をさせてもらう。
学会員になったので、ノーギャラ(笑)。レジュメを2009.06.17の「ポットの日誌」で公開してます。
テーマは版元ドットコム。どんなことをしてるのか、という話もしたけど、
むしろ、「版元ドットコムとはなにか」とか、成功(してると思ってます)の理由とか、
組織運営の考え方なんかにも触れる。
ゆうき図書館の笹沼さんなどは、組織運営の話がむしろ面白かったと言ってくれてうれしい。
版元ドットコムの組合員メンバーも高島/池田さんが来てくれる。会員社も。30名の申し込みで、
小さな八木書店会議室はイッパイでした。
版元ドットコムMLに最後のお知らせを流したら「行けないけど、沢辺さんのファンです」という女性のメール。
はは、こんなことないことだから、嬉しいぜよ。
●2009.06.19金
ポット会議
S社で企画ブレスト。良いブレストでした。
翌日のライブ(2009-05-20に書いたけど)のパンフや掲示物、進行表を作る。
もちろん、時間有休をとってですよ。

↓この日の夕飯。近所の中華屋へ

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●2009.06.20土
さあ、いよいよライブだ。
起きてからコーヒーを飲んで、最後の練習。
と思ったら、友達の石田さんが死んだって電話が来る。
それから荷造り、風呂に入る。
近所の洋服屋にライブで着るジーパンと白いシャツを買う。
普段買わないような値段のだ。
16時に待ち合わせのドトール、すでに全員集合。
ライブハウスで楽器類のセッティング、女性陣は化粧と着替えに忙しい。
19時ジャストに開始。
おいらがライブで基準にしてるのは、
・古くともみんな知ってるはずの曲のカバーをやる
→ド素人のオリジナルなんて聞かされる方がたまんないもんね。
→カラオケタイムとかつくって、できるだけ舞台に上がってもらう人を多くする
・来てくれるのは、演奏を聞きに来るというより、付き合いなんだから、
自分の飲み食い代だけを負担してもらう。
→当然オレたちの持ち出しになるような料金設定。
それに今回、仮装みたいなお笑いの要素も入れてみたり。
結果は大成功だと、思うよ。
有料入場者数62名。まあオレたち7人も入ってるんですけどね。
20年ぶり30年ぶりのヤツも何人か参加してくれて、懐かしい。

↓「オレにはコミック雑誌なんかいらない(頭脳警察)」この1曲だけボーカルやった。

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↓お笑い狙いで「卒業写真」にタキシードとバイオリンで挑戦。笑いは取れなかった感じだけど。

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二次会はゲイバーのアイランドのラクさんのところの、パーティールームに行く。26名。
新宿区役所となりの、噂のカラオケスナック「向日葵」が三次会。この店は、
ママがサックス、マスターがギターで、カラオケに重ねて生演奏をつける。
どんな曲にも伴奏つけちゃう、スゴい。

↓三次会のカラオケスナック「向日葵」のママとマスター

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●2009.06.21日
TIBFまでに作る新刊「デジタルコンテンツをめぐる現状報告──出版コンテンツ研究会報告2009」の作業。
高橋も、那須チンも出勤。デザインチームもいる。
●2009.06.22月
午前、中公新社に、新書につけるオビのデザインの打ち合わせ。
オビをトータルにデザインすることになったから。
明日は石田豊さんの通夜だ。