月別アーカイブ: 2009年3月

読んでも読んでも

去年の暮れからぼちぼちと読んでいたリチャード・パワーズの『われらが歌う時』がようやく下巻のなかほどにさしかかりました。同じ作者のこれまでの翻訳と比べてかなり読みやすいように思います。思いますが3ヶ月ばかりかかってまだ読み終わりません。また、ジョン・アーヴィングの『また会う日まで』が同じ新潮社から出ていますが、上巻=黄緑・下巻=オレンジの色使いとか、『また会う日まで』はカバーで譜面を地に敷いていますが、『われらが歌う時』も表紙は譜面だし、外回りがなんとなく似ている??と気になっています。まあ、ならべて見ると結構違うんですが。

近刊●『映画「バサラ人間」』予約受付中です!

近刊『映画「バサラ人間」』(編●映画「バサラ人間」製作委員会)の予約受付を開始しました。

映画「バサラ人間」がいよいよ2009年3月28日(土)より渋谷・ユーロスペースにてレイトショー公開!!
そのサイケデリックでレトロフューチャーな魅力が解る1冊です。
チケットの郵送販売も引き続き承っております。

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[1万円以下]のみご負担いただきます)。

本のタイトル/冊数/お名前/郵便番号/住所/電話番号/メールアドレス/お支払い方法(郵便振替または代引がご利用できます)をお書きのうえ、こちらへメールをお送りください。折り返しご確認のメールを差しあげます。

本の詳細は以下の通りです。

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近刊●『図書館という軌跡』予約受付中です!

近刊『図書館という軌跡』(著●東條文規)の予約受付を開始しました。

著者と図書館との34年の「つきあい」から生まれた、人、本、そして図書館にまつわる30の論考集です。

ご予約希望の方は本が出来次第、送料無料でお送りします(代引の場合は代引手数料300円[1万円以下]のみご負担いただきます)。

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本の詳細は以下の通りです。

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いただいたご本『人間の未来』


どんだけ仕事すれば気が済むの?と言いたくなるほど多作な竹田青嗣氏の新刊。副題に「ヘーゲル哲学と現代資本主義」とあるように、近代哲学の完成者として現代思想の標的となったヘーゲルを再評価することで、資本主義と国家を再定義しようとする野心的な論考である。竹田氏の主張は一貫していて、現代思想の価値相対主義からはなんら新しい社会構想は生まれず、ポストモダンの批判を経て、新たに近代哲学を鍛え直すことでしかこの世界に展望はない、というもの。

伏見は本作を読んでいてマジ感動してしまった。行間に情熱がほとばしっていて、とても熱いのだ。この人のこういう熱量はいったいどこから生まれるのだろうか、とほとほと感心してしまったのである。みんなが相対化の言説を振りかざして相手を無化することにばかり専心している状況で、ちゃんと土俵を作ろうという構えの大きさも、(ポストモダンの人からすれば滑稽なのかもしれないが)やはり人間として魅力的だ。そしてもちろん言説としても生産的だ。こういう強靭で志のある先人がいることは幸福なことだと思う。

竹田氏のように質的にも量的にもすごい仕事をしている人を前にすると、忙しさにかまけてちっとも仕事をしないのは情けないことだと痛感する。本当のところ忙しさは口実で、それは自分と向き合いたくないための言い訳にすぎないのだ。書くべきものを持っている人はどんな状況のなかでも書かざるを得ない。それがない人は、結局、「書けない」のである。

いただいた未読本(すみません) 


いただいたご本でもどうしても読めないものがある(ごめんなさい!)。建築関係の書籍がそれで、その理由は、「そんな金ねぇんだよ!」の一言に尽きる。なので、文字を追う気になれないのは貧乏な自分のせいでしかない。この『建築バカボンド (よりみちパン!セ)』もパン!セが仕掛けてくるのだからよほど面白い内容に決まっている。でも、「そんな金ねぇんだよ!」ともう一人の自分が耳元で怒鳴るので、まだ読めないでいる。「感想ほしけりゃ金をくれ!」と安達祐実っぽく言いたい。

苦手な分野に「酒」というのもある。バーのママをやって半年以上経つのに、先週も「スコッチで」と言われて「スコッチって何?」と聞き返してしまった情けないママなのだが、それにも理由がある。小さい頃に父が酒乱気味だったので、お酒というとどうしても身構えてしまって、好奇心の対象にならないのだ。数週間前も、ちょっと泥酔気味のお客さんが入ってきたときに、「もう閉店なので」と断ってしまった。楽しい酔っぱらいならいいのだが、目が血走っている人を見ると恐怖感が先にたってしまう。なので、この『こどものためのお酒入門 (よりみちパン!セ)』も読めずにいる。でも、これはママという職業柄、教養本として読まないとならないよなあ。

同性パートナー生活読本―同居・税金・保険から介護・死別・相続まで (プロブレムQ&A)』もまだ未読なのだが、周囲での評判もよく、具体的な問題に対処する内容になっているようなので、当事者にはもってこいの一冊だろう。『挑発するセクシュアリティ―法・社会・思想へのアプローチ』は小倉康嗣氏の論文だけ読ませてもらっていて、こういうフーコーの使い方なら前向きでいいなあと。ゲイ・アイデンティティやゲイ共同性をいまさらいくら懐疑したって、こんなユルユルな時代にどんな意味があるのかわからないからね。まあ、そのくらいしかモチーフがなければ仕方ないけど。

そろそろ芝居か合唱か

先週は、2冊同時入稿という怒濤の週間でした。いやー2冊はこたえる…。

それとは別にすでに発売になった「船上のピクニック」、
これは岩松了さんが蜷川幸雄さん率いる「さいたまゴールド・シアター」の第1回公演のために
書き下ろした戯曲です。
さいたまゴールド・シアターは団員55歳以上、最高年齢の方は83歳(たしか…)だそうです。
1200人の応募者のなかから選ばれた42名の劇団です。
ポットにも約2名元女優がおりますが、「すごい難関! 私たちが受けても落ちるよね〜」と言ってました。
もちろん落ちるでしょう。
いま、そのさいたまゴールド・シアターが、現代舞台芸術が集う祭典「フェスティバル/トーキョー」で
公演しています。場所は、
にしすがも創造舎です。
元女優2名とともに、週末観に行く予定です。 ああ楽しみ!

ついでに沢辺さんから借りた『歓喜のうた』も一昨日観て、泣いて笑って歌いました。
合唱をやりたくなりました。

老後は、芝居か合唱か!?

歓喜のうたの原作となった志の輔の落語も今日借りたのでこれまた楽しみ!

3ヶ月は1年の4分の1

早いもので、入社して3ヶ月が経ちました。
なんとなく、なんとなくですが、自分の抱えている問題が見えてきたような気がします。
文章の校正も。デザインの打ち合わせも。とにかく、今までの自分のやり方(思考の癖?)、というのがあったのですが、あれです。毎日それが破壊されていきます。こっぱみじんに。
僕はマゾヒストなのでそれが快感だったりもしますが、毎日色々なことを考えさせられます。
自分で変なしばりをいれない。原点に戻って考える。事実だけを見る。
これが固定観念に凝り固まった頭には難しいのです。