月別アーカイブ: 2009年2月

回転

DTPの作業をしていると、アプリケーションの操作で、本当に小さくてどうでもいいようなことなのですが、時々、あれ、これってこんな動きをするんだっけ??と思わずいぶかしんでしまうことがあります。ここのところ不審に思っていたのが、InDesignで、画像を配置したフレームを回転するとき、黒矢印こと選択ツールで、フレームを選択し、コントロールパレットで、適当な角度を入力します。こちらとしては、画像の入ったフレームが、画像もろともくりんと回転することを期待するわけですが、その期待は裏切られ、フレームだけが中身の画像を置き去りにしたまま回転し、おかしな具合になります。そんなはずはない、おまえはそんな子じゃなかったはずだ、と思って、ふと、はすむかいの上野が席をはずしたスキに上野のマシンのInDesignでも試してみたところ、、こちらでは、期待どおり画像もろとも回転します。というわけで、これって OS X 10.5 レパードさんとInDesign CS の相性なのでしょうか。マシンを10.5に変えてから、という確信はないのですが、以前は、自分のマシンでもフレームと画像が一緒にくりんと回転してくれていたように思うのです。まったくちょっとしたことなのですが、微妙に効率悪いです。

第59回ベルリナーレ 受賞作について(詳細)

今日のベルリンは、一面の雪景色です。
しんしんと雪が降り積もっています。

さて、先日速報で伝えた受賞作について、
今日は写真入りで紹介しますね。
(受賞作のタイトルのところをクリックすると、その映画を見た日のレポートに飛びます)

金熊賞 
★ペルー出身のClaudia Llosa監督の作品
La teta asustada (The Milk Of Sorrow)

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テーマの衝撃性、映像の迫力、社会性を全面に押し出さない抑えた演出、
どれをとっても、これをおいてほかにはなかった!という「金熊賞」だと
思います。とくに、欧米の人にとっても、アジアの人にとっても、
中東の人にとっても、遠いペルーでおきていたことは、未知のこと
だったのではないでしょうか。
右の写真は監督です。

銀熊賞ー審査委員大賞(2作)
★ドイツ映画「Alle Anderen (Everyone else)

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この映画、ドイツの新聞「ターゲスシュピーゲル」で、
ずっとトップの評価だったのですが、私自身はこの映画のどこを
そんなに評価するのか、納得できませんでした。
審査委員大賞と最優秀女優賞を取ったのですから、
自国だけでなく、世界が評価したということですね。
でも、私にはその評価点は分かりません。
テーマも、その描き方も、ありきたりで、新鮮みはありませんでした。
もし評価点があるとしたら、そのありきたりなテーマ、
シチュエーションを、奇をてらうことなく、真っ当に描いた、
ということでしょうか。
右の写真は監督です。
金熊賞の監督もそうですが、女優さんと言っていいぐらい、
2人とも美しいですね。

アルゼンチン出身の監督が撮った
Gigante

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これは、納得の受賞でした。
新人監督賞、アルフレッド・バウアー賞の計3賞の受賞です。
テイストは全く違うのですが、日本の「電車男」を
ちょっと思い出しました。
ウルグアイ、ドイツ、アルゼンチン、オランダの合作で
舞台はウルグアイのようです。
右の写真は監督です。

銀熊賞ー最優秀監督賞 
★イラン映画「Darbareye Elly (About Elly)」の
Asghar Farhadi監督

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これも、ドイツの新聞「ターゲスシュピーゲル」では、
すごく評価されていた作品です。でも、私自身はなぜそんな高い評価なのか、理解できませんでした。
扱っているテーマは、進歩的になりつつある都会的なイランの夫婦に、
事件が起こることで波紋が広がり、隠されていた秘密が明らかになる…、
という興味深いものでしたが、それが、観客にストレースに伝わる
作品には仕上がっていなかったように思います。
イランでは、映画制作に関してまだまだ規制があるのかもしれず、
その辺を加味してみると、評価できるということなのでしょうか。

映画は、社会に強烈なメッセージを送れる手段となりますが、
一方で、娯楽の要素もなければ多くの人に届きません。
その両方を両立させるのは至難の業で、それができたとき、
偉大な芸術作品が生まれるのだと思います。
私自身は娯楽要素だけのバカバカしい映画も大好きですが、
この作品は、そのどちらも中途半端だったような気がします。
右の写真は監督です。

銀熊賞ー最優秀女優賞 
★ドイツ映画「Alle Anderen (Everyone else)」の
Birgit Minichmayr

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スタイルはとってもいいのですが、いわゆる美人でキュート、という
雰囲気の女優さんではありません。演技力ある〜!という人なのだと
思います。映画の中でも、すねたり、わがままいったり、
彼を喜ばせるために的外れのことをやったり…という一つ一つが、
自然体で、かわいげがなかったです。

銀熊賞ー最優秀男優賞 
★「London River」のSotigui Kouyate

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私の一押しだった作品ですが、最優秀男優賞のみにとどまりました。
確かに、存在感は抜きん出ていました。
歩いているシーンだけでも、その人となりが出ていたように思います。

銀熊賞ー芸術貢献賞
★「Katalin Varga」の音楽担当者2人に

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救いがない映画でしたが、私は結構心惹かれる映画でした。

銀熊賞ー脚本賞 
★イラク帰還兵を描いた「The Messenger」の
Oren Moverman and Alessandro Camon

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右の写真はオーレン・ムーヴァーマン監督です。

アルフレッド・バウアー賞
★「Gigante」のAdrian Biniez

審査委員大賞と最優秀新人監督賞のトリプル受賞です。

Tatarak (Sweet Rush) 」のAndrzej Wajda
巨匠が、新人監督と一緒に受賞しました。
82歳とは思えないエネルギッシュな監督ですね(写真右)。

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最優秀新人監督賞
★「Gigante」のAdrian Biniez

武内条二先生の作品掲載誌収集にご協力ありがとうございました

『日本のゲイ・エロティックアート』vol.3(田亀源五郎編著)で掲載予定の武内条二先生の作品収集にご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。
先日、田亀さんと打ち合わせをして、ほぼ掲載作品の目処がつきました。
『日本のゲイ・エロティックアート』vol.3いよいよ始動です。ご期待ください。

園子温監督の「愛のむきだし」がW受賞

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初日に見て、青木さんも私も絶賛した
園子温監督の「愛のむきだし」が、
カリガリ賞と国際批評家連盟賞を受賞しました!
現在、ユーロスペースで公開中です。

「カリガリ賞」受賞について書かれたプレスリリースを
青木さんに読んでもらったところ、要約すると次のような内容でした。

ロマンティックなラブストーリーをはじめ、新興宗教など
いろいろなことが描かれている。
すごくアートを感じ、かつ創造的であり、
とても考えさせられる内容だ。
愛とは何か、宗教とは何か。
いわゆる政治的な映画よりも、もっと政治的である。
4時間という上映時間は、映画の喜びに浸れる至福の時間であり、
観客は喜んで4時間を受け入れるだろう。

もう、大絶賛ですね。
みなさんもぜひ、どうぞ!
ドイツの新聞「ターゲスシュピーゲル」を読んだ青木さん情報によると、
海外の会社にも買われたようですよ。

第59回ベルリナーレ 受賞作が決まりました!

●金熊賞 
「La teta asustada (The Milk Of Sorrow)」

●銀熊賞 
「Alle Anderen (Everyone else)」
「Gigante」

●最優秀監督賞 
Asghar Farhadi 「Darbareye Elly (About Elly)」

●最優秀女優賞 
Birgit Minichmayr 「Alle Anderen (Everyone else)」

●最優秀男優賞 
Sotigui Kouyate 「London River」

●脚本賞 Oren Moverman and Alessandro Camon
「The Messenger」

●アルフレッド・バウアー賞
「Gigante」
「Tatarak (Sweet Rush) 」

ちなみに、園子温監督の「愛のむきだし」は、
カリガリ賞を受賞しました。
感想など詳しくは、明日のレポートで!

第59回ベルリナーレ 2月14日

こちらベルリンは、今14日の夜7時45分です。
今日の8時半に賞の発表が行われます。
その前に、今日見た映画を紹介しますね。

コンペ部門のクロージング映画は、
ギリシャ出身監督の「Eden is West」
(コンペ外)

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クロージング映画だというのに、冒頭からハプニングがありました。
音声が出ないまま上映が始まり、それに劇場関係者がなかなか気づかず、
気づいて再度音声入りで上映したものの、
途中からだったものだから、ブーイングが起きて、再び中断。
ようやく、冒頭からやり直したという信じられない出来事でした。
コンペ最終日で、関係者も気を抜いてしまったのでしょうか。

でも、映画の方は思いのほか良くて、
こちらもちょっとお疲れモードで最初は寝ちゃうかも?と
思ったのですが、ヨーロッパの知らない一面を垣間見てしまいました。

物語は、エーゲ海で始まります。
ギリシャを経由して、ヨーロッパへ移住するため、
たくさんの人がお金を払って船に乗り込み、密航しようとしています。
航海の最中に警察に見つかり、逃げるために海に飛び込む男たち。
主人公のEliasは、そんな男たちのうちの一人でした。
彼が、ギリシャのリゾート地(ヌーディスト村?)に流れ着き、
そこから遠くパリを目指す物語です。
警察から逃れるために、身を隠しながらの逃走なのですが、
年上の女性に助けられたり、ドイツへ帰るトラックの運転手さんに
助けられたり、そうかと思えば、だまされてお金を取られたり…。
主役を演じるRiccardo Scamarcioが、吸い込まれそうな瞳をしていて、
とっても美しく、思わず引き込まれてしまいました。
彼自身が、英語も話せない設定で、助けられる人々とは、
言葉が通じないので、見ているこちらも心細くなって、
彼と一緒に旅しているような気分にもなります。
ラストシーンには不満が残りましたが、
クロージングに選ばれただけの見応えがありました。

監督は、Costa-Gavras(写真下右)

フォーラム部門&パノラマ部門の映画も見ました!

韓国の結婚にまつわるドキュメンタリー
「Die Koreanische Hochzeitstruhe」

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ドイツ人の女性監督Ulrike Ottinger(写真下右)が
韓国の結婚にまつわる儀式をテーマに撮ったドキュメンタリーです。
お隣の国だけど、知らないことがいっぱいでした。
例えば、結婚する前に、贈り物を交わす儀式では、
大きな箱に品物を入れ、それを男性が背負って運んだり、
ウエディングドレスも着るけれど、古い昔の着物を着て
儀式に挑んだり…。そこでは、花婿が、お嫁さん抱っこならぬ、
お嫁さんおんぶをするんです。
みんながみんな、このような結婚式をするわけではないでしょうが、
とても興味深くて面白かったです。

橋口亮輔監督のヒット作「ぐるりのこと」が
パノラマ部門で上映!

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日本で公開されたときに見て、とっても感動したのですが、
ベルリンで見て、再び涙しました。
改めて、心に染みるいい映画だなぁと思いました。
青木さんは開幕してすぐに、会場そばでリリー・フランキーさんを
見かけたそうです。私は見逃してしまったのですが、来ていたのですね。

この映画、ドイツの人にはどのように受け入れられるだろうと
思ったのですが、すご〜くいい感じでした。
青木さんによると、通常エンドロールが始まるとすぐにみんな立って
帰ってしまうそうですが、質疑応答もないのに
最後までいた人が多く、拍手のとても大きかったです。
最初の方で、妻がセックスの日を週3日と決めて強要するシーンが
あるのですが、そこでの微妙なやりとりにも、
くすくす笑いでかなり会場が沸いていたので、
うれしくなりました。
写真下は橋口監督。

日本映画「そらそい」がジェネレーション14プラスで上映!

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ジェネレーション部門は子ども向けの映画で、
今日は土曜日ということもあり、
子ども連れの人々で、あっという間に会場は満席になりました。
創作ダンスサークルの大学生のひと夏の合宿を描いた映画なのですが、
びっくりしました。客席の反応に。
中年女が見ると、冒頭から中盤までは、
ちょっと子どもっぽいなぁと、ちょっと引いて見ていたのですが、
会場からは終始笑い声が上がるんです。
子どもって、理屈じゃないんですよね。
私の隣の女の子なんて、身を乗り出して見ていましたからね。
私も最後は、結構面白く見ました。
学生たちが練習しているダンスが、
すごく下手なんだけど(毎年最下位という設定)、
最後に見せる海岸でのダンスシーンは、とっても素敵に見えるんです。

コンペでずっと、どっちかというと、年配の人々の暗い、
考える映画ばかり見ていたので、
若いっていいなぁと素直に思える映画でした。
映画に出た女の子たちが結構な人数でベルリンに来ていて、
写真下の右は、この日の質疑応答のシーンです。

第59回ベルリナーレ 2月13日

いよいよ映画祭も終盤です。
コンペ部門の上映は、今日と明日とで
残り4本(コンペ対象1本、コンペ外3本)となりました。
金熊賞の対象となる作品は、今日の3本目で最後となるので、
明日には賞の発表が行われます。
どれが受賞するでしょうか。
今日のレポートの最後に、私の予想を立ててみたいと思います。

13人の監督が今のドイツを描写した
「Deutschland 09,13Kurze Filme Zer Lage Der Nation」
(コンペ外)

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この映画は、「The International」のトム・ティクヴァや
「グッバイ、レーニン」のヴォルフガング・ベッカーなど、
ドイツを代表する映画監督13人が、ドイツの今を
それぞれの視点で描いたものです。全編140分。
青木さん情報によると、16歳の新人監督も含まれているそうです。
それぞれの監督のドイツへの思いやイメージが、
独創的に表現されています。

会話中心に構成されたものは、よくわからず寝てしまった箇所もありますが、
映像や視点の面白さで、4本ほどが印象に残りました。
例えば、ドイツ人のまじめで、お固い感じの気質をアイロニカルに描いた
1本目の作品。ある薬を飲むと、突然自分の周りが陽気になるというもので
音楽の使い方や、ぶっ飛び加減が暗くなくて楽しめました。
また、ある地方新聞のオーナーが、
一面には写真を載せないというポリシーを持っていて、
それがある日部下によって破られたことで、
とんでもない行動に出る話…。
病院を描いているのかと思いきや、建物は廃墟同然で、
そこで治療する医師も看護士も、もちろん患者も
すべて病んでいる…という作品。
世界を飛び回るビジネスマンを描いたトム・ティクヴァの作品も、
オチるところにオチていて、ニンマリ笑える作品でした。

この映画、日本で公開されるでしょうか?
日本でも誰かが音頭をとって、作ったら面白いのに…。
まあ、13人は多すぎるので、8人くらいでどうでしょうか。

コンペ外なのでパスした
「ピンクパンサー2」

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コンペティション部門では、今後の公開の宣伝的な意味を込めて、
ハリウッドなどの大作映画をコンペ外として上映しています。
今回も、そういう映画が8本あって、
今日まではもれなく見てきたのですが、
「ピンクパンサー」はリメイクだし、しかも、2作目なので、
何もベルリンで見なくてもいいや、とパスしてしまいました。

多分、日本でも公開されると思うので、
あらすじなどは、日本での情報を見てくださいね。
監督は、「ジュエルに気をつけろ!」のハロルド・ズワルト(写真下右)。
クルーゾ警部役は、スティーブ・マーティン。
そのほか、ジャン・レノ、アンディ・ガルシアが出演します。
ジャン・レノ人気なのか、ハイヤットホテルの裏口では、
出待ちのファンが大勢いました。

コンペ部門を追いかけていると、時間がなくて、
なかなかほかの部門の映画が見れません。
なので、ピンクパンサーの代わりに、この時間は、
ドイツ人の女性監督が撮ったフォーラム部門のドキュメンタリーを
見てきました。明日と15日も、他部門の映画やショートフィルムを
見る予定です。それらの紹介は、後日まとめてしますね。

コンペ対象の最後の作品は
巨匠アンジェイ・ワイダ監督の「Tatarak(Sweet Rush)」

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「地下水道」や「灰とダイヤモンド」などで有名な
ポーランドの映画監督アンジェイ・ワイダ(写真下右)。
御年82歳でなお現役、創作意欲が衰えていないのがスゴい。

この映画のベースになっているのは、
ポーランドでよく知られた作家Jaroslaw Lwaskiewiczの物語。
どこまで忠実に描いているのかわからないのですが、
映画では、1人の女性のモノローグシーンと、
息子を亡くした過去があり、今の暮らしに孤独感を募らせ、
息子のような若い男性の出現に心浮き立たせるマルタのストーリーが
交互に出てきます。
青木さんに聞いたところ、モノローグシーンは、
マルタを演じる女優さんが、自分自身の夫について語っているところで、
その女優さんがマルタという役を演じている設定で、
現実とフィクションが入れ子構造のように構成されているとのことです。

これらは映画が終わった後に聞いたので、
見ている間はチンプンカンプンだったのですが、
巨匠アンジェイ・ワイダのスゴさは感じ取れたと思います。
特にモノローグシーンの長回し。
カメラは一つの部屋を一方向から映し出しているのですが、
位置は変わらず、女性が動く姿を追うこともしません。
女性が画面から見切れたまま、というシーンが何分も続いたりもしました。

どの作品が賞を取るか、私の予想!

今回のコンペティション部門は、女性の視点で描かれたものが
ものすごく多かったなぁという印象を受けました。
特に、30歳以上で、子育て中あるいは子育てを終えた女性を
主人公にしていて、その女性のすごく狭い世界の話なのだけど、
誰もが経験するような感情や経験を扱っていて共感できる部分も
多かったなぁと感じました。
でも、テーマとしては暗かったり、救いがなかったり、
絵空事だったりも多くて、
もっと若い人が主人公のエネルギッシュな作品も見たかったですね。

そんな中で、映画のテーマ、描き方、演技力など
すべてのバランスを考えると、「London River」が一押しです。
それについで、何かの賞は取るのでは?と思っているのが、
「Little Soldier」「Gigante」「The Messenger」「Katalin Varga」。

また、主演男優賞は「In The Electric Mist」のトミー・リー・ジョーンズ。
または、ドイツ映画「Alle Anderen(Everyone Else)」の
Birgit Minichmayrもありかも…。
主演女優賞は、「Little Soldier」のTrine Dyrholmか、
「Katalin Varga」のHilda Peter。
助演男優賞はあるかないかわかりませんが、
「The Messenger」のウディ・ハレルソンか、
個人的には「Forever Enthralled(梅蘭芳)」の
安藤政信くんにあげたいですね。

さあ、果たして当たるでしょうか?
明日の発表をお楽しみに!

お部屋1778/東村山市の何が問題か 2

皆さん、東村山市議たちのブログを読んでみてください。3羽の雀さんのRSSリーダーと、「1588/市議たちの活動」を見ていただければ、URLはわかります。

「りんごっこ保育園」について書いている人はほとんどいませんね。「洋品店襲撃事件」については誰一人触れてません。

もちろん、専門があり、抱えているテーマがありますから、すべての市議がこの問題に関心を持たなければならないということはありませんが、市外の人たちがこうも関心を抱いているのに、市議たちが無関心であっていいのでしょうか。
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第59回ベルリナーレ 2月12日

早くもベルリナーレ8日目です。
金熊賞対象となる作品は、今日を含めてあと3本。
コンペ外の作品は、あと4本です。
今日見た3本の映画と、昨日のぞいてきた
ヨーロッパフィルムマーケットの日本ブースの紹介をしますね。

圧倒的な風景の中で語られる
ペルーの現実「La Teta Asustada(The Milk of Sorrow)」

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ペルーが舞台の映画。ペルーと言えば、ナスカの地上絵や
インカ帝国などの世界遺産が有名で、一回は行ってみたい国の一つです。
でも、そこでどんな人々が、どんな風に暮らしているのかは
私自身、全く知りませんでした。

物語は、Faustaという若い娘の年老いた母親の死に際のシーンから
始まります。母親が歌い、娘もそれに答えて歌います。
その歌の中で語られるのは、「悲しみのミルク」というキーワード。
映画の後、青木さんにドイツ語で事前資料を読んでもらったところ、
以下のような内容でした。
その女の子は、病気で、その病気というのは母親が妊娠中や授乳期間中に
レイプや暴力を受けたことが原因でなってしまうというものでした。
それは今では、過去のものになっているが、
彼女は不安などによって魂が病んでいるという状態になっていて、
母親の死によって、それが一層深まってしまったということのようです。

映画では、この女の子が母親をきちんと埋葬するために、
働いてお金を貯め、最後はついに望みを達成するという話なのですが、
その間、母親は布に包まれ、娘のベッドの下にずっと置かれ、
時に娘は添い寝をしたりします。

母親の死後、娘は親戚のおじさんの世話になっているのですが、
その村での結婚式のシーンが何度も何度も映されます。
そのシーンは、まさの世界遺産の国ペルーの圧倒的な自然美、
見たこともない風景の中で行われていて、
でも、結婚式自体は、ベールの長さだとか、
いかに派手に行うかというバカバカしいほどの演出に満ちていて、
そのギャップに驚かされます。

娘と母親の顔立ちは、先住民族のようで、
ペルーでは、内戦の時代にレイプや暴行があったようなので、
この国独自の時代背景を映し出した映画なのだと思います。
その辺がもっとわかって見ると、より理解できたと思います。
終了後の拍手は大きく、社会性などから考えても、
賞をとる可能性が高いのでは?と思いました。

監督は、ペルー出身のClaudia Llosaという女性(写真下右)。
第2作目の監督作品のようです。

浮気された妻が息子連れで
リッチな夫探しの旅に出る「My One And Only」

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1950年代のアメリカが舞台。
バンドマスターの夫が家に女を連れ込んだ日、
妻のアンは2人の息子を連れて新しい生活を始めるため、
旅立ちます。美人で男性の目を引くタイプのアンは、
自分と息子たちを養ってくれるリッチな男性を探すため、
奔走するのですが…。
レニー・ゼルウィガーが、思春期の息子を持つ母親役を
魅力的に演じています。
父親役は、ケビン・ベーコン。この人、好きなのですが、
昔と変わらずスリムで、でも適度に年取った感じが良かったです。

映画はコメディタッチで、会場は終始笑いに包まれていました。
でも、母親と息子との関係の描き方は、
心にジンとくるものがあって、そのバランスが良かったです。

この作品は、俳優のジョージ・ハミルトンの子ども時代の思い出もとに
しているとのことで、最後には、撮影所で俳優として見いだされる場面も
出てきます。名前は聞いたことはあったけど、御年70歳ですから、
よく知りませんでしたがプレイボーイとして名を馳せていたそうです。

母親の描き方は、自分の魅力を武器に。
結局は男に頼って生きようとするものでしたが、
どこかに凛としたものがあって、性根の座ったと言うか、
芯が通っているというか、息子たちが誇りに思えるようなものでした。
でもまあ、多少は美化しているのでは?
昔の記憶は、年とともに、美しく書き換えられるものですからね。

監督は、Richard Loncraine)写真下)。

難解すぎてよく分からなかった
テオ・アンゲロプロスの「The Dust of Time」
(コンペ外)

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世界中の映画祭で数々の賞を取っている、
テオ・アンゲロプロス監督(写真下右)の新作。
「旅芸人の記録」「ユリシーズの瞳」「永遠と一日」など、
日本でも有名ですね。

ギリシャ、ドイツ、イタリア、ロシアの合作で、
舞台は、ギリシャ、ロシア、ベルリンと移り変わります。

監督自身の両親と自身を描いているようで、
どうやらこれは、「エレニの旅」を第一部とする
三部作のうちの二作目に当たるようです。
スターリンが死んだ1953年から始まり、それ以後50年以上の
家族の歴史が出てくるのですが、
時代が行ったり来たりしたり、
同じ場面でいつの間にか時代がさかのぼっていたりするので、
誰が誰なのか、よく理解できず、
特に、社会的な出来事もオーバーラップするので、
訳がわかりませんでした。
途中で退席した人も多かったです。

ウィレム・デフォーが監督Aを演じ、
「ふたりのベロニカ」のイレーネ・ジャコブが母親エレニ、
往年の名優ミッシェル・ピコリが父親役を演じ、
「ベルリン天使の詩」のブルーノ・ガンツも出ています。

ヨーロピアンフィルムマーケットの
ジャパンブースに行ってきました!

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映画祭の会場で、映画評論家の森山京子さんと
大久保賢一さんのご夫妻によくお会いします。
青木さんのお知り合いで、会場でばったり会った時は
私も話に参加させてもらって、いろいろ情報をいただいています。
ジャパンブースの件は、大久保さんに教えていただき、
昨日のぞいてきました。

マルティングロピアスバウ(ミュージアム)という素敵な建物の中に、
いろいろな国のブースが設けられ、映画のパンプレットや資料が
置いてあります(写真右)。

ジャパンブースには、「人のセックスを笑うな」や「七待草」などの
英語のパンフレットがたくさんありました(写真左)。

お部屋1777/東村山市の何が問題か 1

去る人もいれば来る人もいる。このところの新人としては、もんさんの活躍が目立ちます。

ユダヤ資本にバックアップされたもんさんが精力的に更新しているので、私は安心して敵のブログを書き換えたり、家の周辺にぞろ目のナンバーの車を走らせたり、ベランダにウンコをするなどの活動に専念できます。

潤沢な資金を使って週刊誌にインチキ記事を書かせ、おっちょこちょいで、冷静な判断ができないアホな右翼を踊らせる計画も見事成功しました。ああもあっさりと信じて、ガセネタを根拠に朝日新聞社を批判するほどのマヌケだったとは思わなかったです。そんな人物にコメントをとるほど「サンデー毎日」がマヌケとも思いませんでした。

瀬戸弘幸の周辺には、こちらの期待通り、「集団ストーカー被害者」たちが集結して、瀬戸弘幸の言っていることがどの程度のものなのかをさらに一層わかりやすくしてくれています。このまま頑張っていただきたい。願わくば、瀬戸弘幸の重要な情報源であるミセス・ホスゲンさんに早く復活して欲しいものです。
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