年別アーカイブ: 2008年

マイケル・P. ギグリエリ『男はなぜ暴力をふるうのか』


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● マイケル・P. ギグリエリ『男はなぜ暴力をふるうのか―進化から見たレイプ・殺人・戦争』(朝日新聞社)

★★ ふつうに考えてみれば、性にだけ生物学的な影響がないはずがないよね

性をめぐる生物学的研究はフェミニズムの登場以後、苦戦を強いられてきた。それまで宿命だとされてきた男女の性差は、ジェンダーとして、ことごとく歴史や社会によって構築された虚構であると暴き立てられた。

実際、そういう視点が学問に持ち込まれることによって、研究者は相当注意深く議論を展開することになった。それは生物学という学問にとっても前進だったと考えられる。が、それでも社会的構築ということでは割り切れない現象として性があることは、否定しようもなかった。 続きを読む

河口和也『クィア・スタディーズ』


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● 河口和也『クイア・スタディーズ (思考のフロンティア)』(岩波書店)

★★★ 理論から導かれる現状分析にリアリティがない

本書は、同性愛者など性的少数者が、近代社会の中でいかに排除され、そこから主体性を取り戻そうとしてきたのかを、理論に焦点を当ててたどる試みだ。さらに、セクシュアリティを近代や資本主義というパースペクティブにおいて相対化し、社会と少数者との関係を再定義しようとする議論を展開している。

著者の分析は興味深い。 続きを読む

お部屋1723/瀬戸弘幸とは 4・誇大妄想と被害妄想

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お知らせ2:新刊『風俗お作法』(しょういん)が一部書店で大変好調です。お近くの書店にない場合は取り寄せするか、アマゾンでご購入ください。

お知らせ3:私も企画に関わっているDVD「嗚呼、涙のハードコアお笑い劇場」(大洋図書)が先日が発売になりました。こちらも書店流通で、アマゾンでも取り扱い中です。
 
 
 
今年の流行語大賞は「アラフォー」と「グ〜!」。私は「グーの根」だとばかり思っていたんですけど、「グ〜!」とかぶりましたかね。

「直子タンを信じる」「イターイイターイ」「なめてんじゃねえぞこら」などなど、今年はいい言葉が連発したのですが、ミハルさんによると、瀬戸弘幸は完璧に終了したらしいので、それが敗因でしょうか。まいったな、あと1週間くらい瀬戸弘幸は続いていて欲しかったのに。早いところまとめをやっておかないと、世間から忘れ去られますから、急ぐとします。

先日会っていた女王様がこう言ってました。

「自己紹介もできないようなM男とはプレイはしたくない」

昼は別の仕事をしていて、SMは半ば趣味でやっているため、イヤな相手、バカな相手、失礼な相手と無理をしてプレイをする必要はないわけです。メールを見れば、ある程度のことがわかり、その段階でそういう人は排除です。

彼女のブログ「阿呆なメール」の例が出ていたのでまとめておきます(誤字は直してあります)。

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はじめてのメッセージに自己紹介入れるのは礼儀。
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お部屋1722/瀬戸弘幸様

瀬戸弘幸様
 
 
今年もいよいよ押し詰まってまいりました。何かとご多忙のことと存じます。

いつぞやは電話にも出られず、失礼をいたしました。

さて、瀬戸様のブログ「日本よ何処へ」の最新エントリー「批判派のライター氏に答える」で、私には心当たりのないことをお書きになっておられます。

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 松沢呉一さんという方は私を詐称ジャーナリストと誹謗・中傷しているようなので、これに関してはいずれ反論しなければと思っています。ただ、この方は取材先やブログで下記のようなことを書いていると他のブログで見ました。

 「せとの裏仕事を調べている」 「せとのバックを調べている。」

 もう、随分時間は過ぎたようなので、有能なライターさんですから、是非判明したことを中間報告でも良いので書いて下さい。また、その時には何故私に裏の仕事があるのか?或いは私に何故そのようなバックなどというものが必要なのか?

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「誹謗・中傷」とはどういうことでしょう。私は正しく瀬戸様を表現してみただけであり、その根拠も丁寧に説明したつもりです。まだお読みでないのなら、「1712/瀬戸弘幸への説明と質問 」をご笑覧ください。
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頭突き

土曜日、鉄を病院に連れていった。
今回は、アレルギーを抑える薬をもらうのが目的。
今まで通っていた神宮前の病院が恵比寿にある病院に合併されたため
自宅から明治通りをぐんぐん歩き、東三丁目の交差点の先にある病院まで
約35分で到着。
競歩のようなスピードで歩いたからだけど、意外に近かった。
(今日は足が筋肉痛だけど)

待合室では、緊張のあまり、銅像のようにかたまって
一緒に待っている犬や猫にもまったく反応を示さない。

ところが、診察室に入り、先生が耳の中を見ていたとき。
左の耳はおとなしく診てもらっていたのに、右耳はいやがってじっとしていられない。
私が首輪をもって、先生が鉄のアタマの上に覆いかぶさって診ようとするのだけど
鉄は頭を左右にブンブン振って拒否をする。
何度目かのチャレンジを先生が試みた瞬間、頭を上にブン!と振ったもんだから
先生の口に、鉄の石頭が直撃!
なんと先生の唇が切れてしまった。
先生、痛くてしばらく口がきけず、一度奥にひっこんでしまった。
先生、すみませんでした。

下の写真は、私が不在のときに誰かが撮ってくれたもの。
たぶん、鉄が寒がっていたので、毛布にくるんでくれたのだと思う。
R0017051.jpgR0017046.jpgR0017049.jpg

一方、すずちんは何をしているかというと…
たぶん鉄にしつこくからんだため繋がれてしまったのでしょう。
R0017052.jpg

「人とつながる 社会とつながる」「長期療養 生活のヒント」

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●「人とつながる 社会とつながる」「長期療養 生活のヒント」
ぷれいす東京
JNP +

★★★★ みんなに読んでほしい一冊

今回紹介する冊子は、HIVに感染している人たちの生活をサポートするためのガイドブックである。アンケートや調査分析によって、セックスライフ、マネーライフ、メンタルヘルス、医療機関との関係…と当事者が抱える様々な問題が見えてくる内容となっている。 続きを読む

木原音瀬『FRAGILE 』


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● 木原音瀬『FRAGILE (B‐PRINCE文庫)

★★★★★ もっと文学的な評価があってもいいのでは

昨今よく耳にする「腐女子」とは、男性同士の性愛を表現した小説や漫画、いわゆるボーイズラブを愛好する女性を差す俗称である。そうした嗜好を満たす書籍のマーケットは出版業界のなかでも一角を占めているのをご存知だろうか? これは諸外国では考えられない現象である。ふつうの女性たちが、なぜこれほど男性同性愛を描いた表現物を欲しているのか?と。 続きを読む

坂東 眞理子『女性の品格』

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● 坂東 眞理子『女性の品格 (PHP新書)

★★ 読んで面白くはないわな

いまどき「女性の品格」という古風なタイトルに、道徳のような人生訓。にもかかわらず、本書は280万部を越える大ベストセラーとなっている。内容そのものより、その現象こそが興味をそそる一冊と言える。

私の周囲でこの本を読んで人たちの評価は、おおむね否定的なものだ。まず書かれていることが「当たり前」すぎるというもの。そして、ジェンダーフリーの時代にあえて女性に特別な規範を割当てようとしている点。とくに後者は、著者のスタンスを保守的と感じ、拒否感を抱かれている。 続きを読む

加藤秀一『“個”からはじめる生命論』


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● 加藤秀一『“個”からはじめる生命論 (NHKブックス)

★★★★ 大筋共感なのだが、どこかに違和感が

「生命」という抽象的な概念で人間を一律にとらえる価値観は、果たして何をもたらしたのか。それは生の肯定というよりはむしろ、我々を生きられるべき生命とそうでない生命に分別し、その序列化を押し進めているのではないか、と著者は問う。 続きを読む

お部屋1721/瀬戸弘幸とは 3・オレ様ワールド

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誰も予想しなかった展開に唖然としてます。まさか「おまえのかあちゃんデベソ作戦」に出るとは。幼児退行がここまで進みましたか。

責められた人間が「おまえのかあちゃんデベソ」と返したところで、また、仮にそれが事実であったところで、自分の責任から逃れられるはずがないのですが、瀬戸弘幸は、それもわからなくなっているらしい。

インタビューが電話で行われたこと、それについての記載がないことの何が問題か。だったら、「内部告発者」とどういう方法でコンタクトしたのかについて、今に至るまで、一言も説明がないご自分の愚劣さ、無責任さ、不正確さはどうするつもりか。

瀬戸弘幸は、Yahoo!辞書しか国語辞典がないと思っているようですけど、三省堂のWeb Dictionary「インタビュー」を検索すると、こう出ます。

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インタビュー 1 interview

〈スル〉 記者が取材のために話をきくこと.また,その記事.

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