年別アーカイブ: 2008年

新人日誌・1日目

本日よりスタジオ・ポットでお世話になる高橋と申します。

29歳、男性。この10月までは『SMスナイパー』という、ごく一部のマニアの魂をくすぐる雑誌の編集部にいました。

1ヶ月の無職生活を経たせいか、現在、脳のあんまり使っていなかった部分に変な疲労を感じています。

初めての転職で、転校の経験もなく、新しい場に馴染む、という努力をしてこなかったツケがここでまわってきてるのでしょう。

とにかく、緊張しまくりの一日でした。早く背骨から力を抜けるようになりたいものです。

岩松了●舞台「箱の中の女」のお知らせ

2009年12月10日(水)〜12月25日(木)、bunkamuraシアターコクーンにて舞台「箱の中の女」が公演します。
演出は間もなく発売する、新刊「シェイクスピア・ソナタ」の著者、岩松了さんです。

演出・岩松了、音楽監督・小林武史、主演・一青窈による音楽劇です。ご興味のある方はぜひ足をお運びください。詳細、チケット購入はこちら

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湯浅俊彦●講演&トークセッション「紙の本のゆくえ…文学と図書館の新しい挑戦」のお知らせ

2009年1月24日(土)、追手門学院大阪城スクエアにて講演&トークセッション「紙の本のゆくえ…文学と図書館の新しい挑戦」が開催され、「日本の出版流通における書誌情報・物流情報のデジタル化とその歴史的意義」「出版流通合理化構想の検証」「デジタル時代の出版メディア」の著者、湯浅俊彦さんが司会を務めます。

ご興味のある方はぜひ足をお運びください。詳細、お申し込みはこちら

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お部屋1730/3羽の雀とは

お知らせ1:メルマガ「マツワル」の購読者募集は終了しました。次回は3月を予定しています。

お知らせ2:新刊『風俗お作法』(しょういん)が一部書店で大変好調です。お近くの書店にない場合は取り寄せするか、アマゾンでご購入ください。この影響で、「風俗ゼミナール」シリーズの「女の子編」がアマゾンでまた動いているようです。在庫は少なく、こちらはこれ以上、増刷はされないと思いますので、お早めに。

お知らせ3:私も企画に関わっているDVD「嗚呼、涙のハードコアお笑い劇場」(大洋図書)が先日が発売になりました。こちらも書店流通で、アマゾンでも取り扱い中です。
 
お知らせ4:品切れになっていた書店もあるかと思いますが、『エロ街道をゆく』の4刷が決定しました。私の文庫では『魔羅の肖像』に続く好成績です。どっちかといえば、売れてないものが売れてくれた方がいいんですけど、この際、なんでもいいです。

 
 
 
突如勃発した「チンコ論争」については、「ベーナスの研究」と併せて長文を書いています。この一文によって、「ベーナス」という言葉が、日本の方言学研究にとって、いかに重要な意味をもつのか、皆様にも理解していただけるかと存じます。なおかつ、チンコ研究者として知られ、つい数時間前にも、四人の女性らと、立派なチンコを鑑賞していた私が、こう見えていかにTPOをわきまえているのかがイヤでも伝わるでしょう。チンコなんて言葉を無闇に書いてはいけません。

しかし、話が進まなくなっているので、「瀬戸弘幸とは」シリーズを先に出しておきます。

ここまでの話とつながる内容で、なおかつこのあとの展開ともつながる内容なのですが、これまた長くなったため、半分は次回に回したら、3羽の雀さんが中心の話になってしまいました。今回は「瀬戸弘幸とは」シリーズの番外とします。今回も私が何を言いたいのか、わからない人、わかりにくい人がいるかと思います。飛ばしてください。
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ヴィジョンズ・オブ・アメリカ

恵比寿の写真美術館で「ヴィジョンズ・オブ・アメリカ」を観てきた。

戦後のアメリカを色んな方向から捉えたイメージのアレコレ。
家族、戦争。光と影。天国と地獄。
その懐、とつもなく深い懐、飛び込んでいけるかっていうと、ちょっと待ってって感じなんだけど、どうしようもなく、魅力的だ。

フェアグラウンド・アトラクションのファースト・アルバムのジャケットに使われていた写真のオリジナルも展示されていた。へえ、バックは海だったのか。街中だと思い込んでいた。

出た後、ガーデンプレイス内にある麦酒記念館でビールを呑む。

2008.12.05竹田青嗣と月遅れ還暦祝いカラオケライブ

12月5日(金)の20時から、上野「カラオケ館」(上野2号店)で
「竹田青嗣と月遅れ還暦祝いカラオケライブ」があった。
総勢40人前後。

カラオケライブと言う通り、進行台本(?)が完璧にできていて、
司会者のヨコから覗こうとすると怒られる始末。

竹田さんの陽水をたっぷり聴き、
竹田さんに捧げるゲストの人たちの歌声を聴き、
というぐあいに、進む。

主に、今早稲田で竹田さんが教えている学生、
かつて明治学院で教えた卒業生、
朝日カルチャーセンターなどの受講者(このあたりは中高年)、
竹田さんの友人スジ、や、研究会仲間など。

私は、わざわざ立候補して、ギター持参で「春夏秋冬」をイッパツ弾いて歌いました。
西研さんもギター持参できたので、その場で、スタンドバイミーを急遽一緒に。

真面目に遊んだ、すごく楽しいライブでした。

竹田青嗣さん、ホントの還暦は去年だったそうで、
カラオケライブをやるための口実だったようです。

早くも来年もやろうなどという声が、。

セレナ・ナンダ『ヒジュラ』


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● セレナ・ナンダ『ヒジュラ―男でも女でもなく』(青土社)

★★★ インドの「ヒジュラ」は性が二元的でない可能性を示す存在である。が、世界中見渡してもそういう性制度が「ヒジュラ」や「ベルターシュ」くらいしか見つからない、つまりほとんどの社会が性別二元制になっている事実もまた無視できないことなのである。そこに安易な性別二元制解体論が言説上しか意味をなさないところがある。

「この世には男と女しかいないんだから…」

というのは、ドラマなどでしばしば耳にするフレーズである。しかしながら、この世に「男でも女でもない」人たちがいるとしたら、どうなるのか。

実際、生物学的には男性と女性の間に位置する性、最近ではインターセックスと呼ばれる身体に生まれ付いた人たちが存在することが明らかになっている。が、そういう人たちは「性別二元制」の支配する近代社会では、男か女のどちらかに強制的に振り分けられ、間の性を生きる権利は奪われている。 続きを読む

石井達朗『異装のセクシュアリティ』


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● 石井達朗『異装のセクシュアリティ』(新宿書房)新版

★★★ 「性の多様性」ってなんだかノスタルジックなテーマに思えますね。少なくとも言説上は。

本書は一九九一年に刊行された『異装のセクシャリティ』の改訂版である。この十二年の間にジェンダー/セクシュアリティをめぐって生じたさまざまな動きを考慮して、本文と脚注に加筆が施されている。

著者はアートへの関心を中心に、世界各所で垣間見られる、男女の二元性や通常の異性愛には回収されない性現象を広く追っている。その多様性をなぞるだけで、読み手の性の固定観念は激しく撹乱されることだろう。 続きを読む

NHK『日本人の性行動・性意識』


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● NHK『データブック NHK日本人の性行動・性意識 (データブック)』(NHK出版)

★★★★ 量的調査の有効性と無効性

本書『NHK 日本人の性行動・性意識』は、全国民から無作為抽出法で実施された、日本初の科学的かつ大規模な性の調査である。これが、今後、日本人の性を考えていく上で欠かせない資料となることは、間違いない。

このような客観的なデータの持つ説得力は、圧倒的だ。私自身、本書を一覧して、自分の考えが単なる思い込みであったことに、はっとさせられたりもした。 続きを読む