月別アーカイブ: 2008年7月

歯抜け

法事が終わったと思ったら、別の親戚が亡くなり、
「あれはなんですか?」を「Is that What?」と書いてしまう子どもの
期末テストが始まり、
気ぜわしいことが続くときにはいろいろ重なるもんで、
歯茎を化膿させてしまい、先週1本、昨日1本の
歯のかぶせものをはずされ、歯根だけしかない歯抜け
──楢山節考の坂本スミ子みたいです。オーバーですけど。
歯の神経などはとっくに抜いてないので、
神経ないから痛くないさとタカをくくっていたら
昨日は化膿した膿を出すために、死ぬほどぐりぐりやられて
脳内がぐわーんぐわーんと共鳴していた。
おそらくこれでまた大事な脳の血管が何千本も切れて、
さらに血のめぐりが悪くなったと思われます。
みなさんご迷惑おかけします。
社長にブリッジは辞めろ(北尾トロさんの受け売りらしい)と
かたく言われていたけど、歯を抜くことは、どうやら免れそう。

筑摩の営業局長をされていた田中達治さん著の「どすこい 出版流通」いよいよ予約開始です。

お部屋1564/出版界崩壊は止められないがために 12

いくら言ってもギャラを払わないようなケースに対しては時には団体交渉も必要であり、そのために、フリーの組合である出版ネッツが存在しており、機能もしています。

今回のことに限らずですが、すでにネッツがあるにもかかわらず、どうして「フリーの労働組合を作るべき」なんて話をする人がよくいるんでしょう。自ら加入して、その存在をより広くの人に伝えればいいのに。

その意義は十分に認めつつ、私も加入していないのですが、結局、出版業界のフリーにおいて、労働組合はリアリティがないんだと思います。「出版界はどうしたらいいのか」「フリーの未来はどうなるのか」なんてテーマを語る時に、「ないことを嘆く」ために使われる役割を担わされているだけで、こういうことを言う人たちも本当に組合が必要だとは思っていないってことでしょう。

ここは日本のセックスワーカーたちの組織化が難しいことと通底しているところがあります。
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お部屋1562/出版界崩壊は止められないがために 11

「セックスワーカーの権利」みたいな話をしていると、「風俗業界では契約書も存在しない」と言い出す人たちが必ずいるのですが、「当日の欠勤も許される」「長期で休むこともできる」「日払いでギャラをもらえる」「いつでも辞められる」といったメリットがあるからこそ働いている人たちも多くて、一律に契約書を交わすことで、それらのメリットをなくすことになってもいいのかどうか。

ほとんどの性風俗店は日払いになっていることによって未払いは起きにくいわけですが、契約書を交わすことによって明確な雇用関係が生じ、賃金は月払いになった方がかえって未払いが起き、辞めにくくなりかねない。

もちろん、今度はそれをフォローするための制度を作っていけばいいのですけど、なにしろグレイゾーンにある業種ですから、外部の組合などのバックアップが受けられるわけでもなく、かえって自分たちの首を絞めることになりかねない。

まして違法行為をサービス内容としている場合は、契約書が売防法違反の証拠にされかねないのですから、契約書がないことと、業界の体質がいい加減であることには直結しません。
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ゲイバーへの道 11 結論。

shinjyuku.JPG突然走り出したゲイバー営業への挑戦。ここ二週間ばかりママ修行やら二丁目のマーケット調査などを通じて、ずっとどんなバーにしようか、どんなママになろうかと考えてきました(水曜日のみのママだって、やるときゃ真剣にやる伏見憲明)。
昨晩は開業前の最後の取材。二丁目のママたちのなかでゲイバー・アナリスト(アナルマニアという意味ではない)として高い評価を受ける、アイランドのらくママのところへ行って話しを伺った。今回もためになるネタをたくさんいただいた。さすが脱サラ組、分析力が違う!
そのときらくママが語った言葉がとても印象的だった。
「はじめてみる前にどういうバーにしようかといくら考えていても、結局やってみないとどんなバーになるかわからない」
きっとそういうものなのだろう。ちょっと前にピンクレディーの二人が、「ピンクレディーはファンと自分たちが作り上げた何かだった」みたいな発言をしていたが、ゲイバーもお客さんとママで作り上げるコラボレーション以外の何物でもない。
ということで、伏見ママはとくに何も考えずに自然体で接客することにしました。つまり、傲慢で意地悪で態度の悪いオカマのままでの、「地」の営業(笑)。だってどんなに演技でつくろってもそんなの通じるのは最初だけで、どうせすぐに化けの皮ははがれちゃうもんね。お客さんだってバーを取捨選択するわけだから、お互いにお見合いをしていきましょう、と。
そんな「日本一感じの悪いママ」でもOKっていう懐の深い人なら、Fushimi’s mfに入店してもよくってよ!! それが結論。そう新宿の明け方の空に決意を新たにした新人ママであった。
明日はいよいよオープニングパーティ。

お部屋1561/出版界崩壊は止められないがために 10

漫画に限らず、稿料を押さえて制作費を安くし、定価も下げることによって読者層を広げ、多様な出版物を出すことを可能にしたのが日本の出版界です(海外の事情はよくは知らないですけど)。

ここにおいて、日本の優れた取次制度が出版界の発展に貢献しています。売れそうにないものでも、とりあえずは流通して、全国各地の書店から取り寄せできる。取次は悪く言われがちで、批判すべき点があるのも事実でしょうが、東日販がなければ、こうも大きな産業にはなっていません。

雑誌について言えば、売れっ子はギャラが上がることで儲けを増やすのでなく(これも少しはありつつ)、依頼が増えて量産することで儲けを増やす。あるいは、テレビに出たり、講演会をやることで儲けを増やす。

売れっ子に限らず、物書きも漫画家もイラストレーターもカメラマンも量産することで生活ができています。そりゃ数少なく仕事をして食えた方がいいに決まってますが、現に日本ほど、出版界でフリーが食えている国はないとも言われています。多様な出版物が出ているおかげです。
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